見出し画像

好きなものを好きなときに食べて活力にしよう!

様々なことがきっかけで、食べることに意欲を失うことがある。

「病気の治療による副作用でうけつけない」とか「ストレス」とか「失恋のショック」とか……。

これまで、食べられないという経験のなかったひとが、食べられなくなっていく様子は周囲で見守るものにとっても心配が募るので、とにかく食べて! と願ってしまいがちだけれど、そんなときに私は思い出す授業がある。

栄養士に興味があった高校時代に、選択科目で家庭科を選択していた。
そのころ、まだ「食育」という言葉は馴染みがなかったけれど、子どもの栄養の摂り方がテーマだったことがあった。

栄養素の摂取は、もちろんバランスが第一なのだが「イヤイヤ食べても身体は栄養を吸収しない」ということを先生が仰った。

例えば、ピーマンが嫌いな子どもに「ピーマンを食べないと大きくなれないよ」と無理やりピーマンを食べさせたら、食べたピーマンがそのまま便として出てきてしまう、と(お食事中のかたすみませんね)。
イヤイヤ食べさせても吸収されないのだから、ピーマンが持つ栄養を他の食材で補う方がよほど成長の助けになるのだ、と学んだ。

今考えたら、人間の体の中に入った栄養がなんの吸収もされないなんてことがあるのか? と思う。

きっと、イヤイヤ食べる=丸呑みする。
それにより、咀嚼しないからピーマンは噛み砕かれず、消化液と上手く混ざらない。
だから、消化されない。
消化されていないということは、食材から栄養素は抽出されないので、身体に吸収されない。
そのまま出る!

そういう話だったのだろうと思う。


普段からなんでも食べられる人が、好きなものばかり摂取していたら偏ってしまい、身体には悪い影響が出てしまうかもしれない。

けれど、さまざまな要因で、どうしても食べ物がうけつけない、なにも食べられない、そんなときには、ジュースだろうがチョコレートだろうが、食べられるものを食べたら良い。
私はそう思う。

糖はエネルギーの源。
細胞一個一個がエネルギーを産生している。
その源なのだから、なにも食べられない人の「お菓子食べたい」は、命のともしびを燃え上がらせたいという欲だ!

糖がエネルギーを生み出せば、活力となる。
活力が出てくれば、もっともっと欲したくなるはずだ。

いま、食べられないことで悩んでいる人。

食べたいと思ったときに食べたいと思ったものがお菓子でも、食べてみたら良いよ〜♪
固形物が無理ならジュースやゼリーでもね😉


大体1,000文字

ありがとうございます😊 小さくても沢山の幸せを届けられるように頑張ります!