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久しぶりに、隠れた名も知れない秘湯の名湯に
立ち寄ってきた
昔ながらの温泉なので、休憩室がデンと鎮座している
湯に浸かり、休憩室で仮眠取ったり、読書したり
そしてまた湯に浸かる~という昔ながらのスタイルが
完璧に素晴らしい

最近の流行のはビジネスの回転重視なので
休憩室がない
休憩したいなら個室を予約するか
食事を取ると相場が決まってる
これじゃ癒されないが昔の温泉は癒されに行く

食事もないし、個室もない大部屋だけど
癒しの空間が広がっている
2020年のクリスマスイブは温泉三昧だった

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露天風呂はいい
しかも小振りがいい
5~6人が入ると、誰かがしゃべる
すると相槌を打ったりと話に花が咲く
77歳の農業をやってる爺さんがいた
8種類ほどの野菜を年中作り、農協と産直販売に
出荷しているという
産直では12か所に出荷して、毎日、売上がスマホに流れてくるので
その数量をチェックして、その日の出荷数量を決めるという
忙しいね?
というと旅行の日、釣りの日、イノシシ狩りの日と
毎月のスケジュールがぎっしりだという
自然を相手にしてるから毎日に変化があって
楽しそうだった
最近のイノシシは里に下りてきたのを掴まえるから
すぐに血抜きをするので、全然臭くない!という
昔のは猟師が山奥で捕って麓まで下りてくるのに
時間がかかるので血が固まり臭くなるのだという
風呂のよもやま話は勉強になる

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