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社会に夢を取り戻す、元気な家庭を取り戻すのは団塊の世代★最後の仕事なのでは~~!

今の年金生活者というのは~
団塊の世代とその前後だ!

団塊の世代とは~近年、もっとも精神的に豊かな世代では
ないかと思う
生まれたときは貧しい時代だった
食べるものも少なく
食卓に並んだものは兄弟姉妹で取り合って
食べたけど、今日の子供たちのような
寂しさを感じることはなかった

家の中は寒く、暑く、狭いので
食事、睡眠以外は、とにかく外に出た
そして近所の子供たちと一緒に遊んだ

時代は高度成長期に入り
所得倍増が言葉通りに実現でき、一気に進学率も
増え、社会が活気づいてきた

家庭には夢のような家電製品が溢れるようになり
世界を見よう、世界を歩こうと車社会と観光ブームが
蔓延した

その頃の日本のGNPは鰻登りに向上し
貿易黒字は未曽有の巨額を更新した
学生運動で大学閉鎖が続いたものの、いつの間にか
Japan as No.1
と世界から称賛を浴びるようになり
確固たる産業立国Japanが誕生していた

団塊の世代は~新しい
カルチャーの創設者たちでもあった
長髪、ジーンズ、ユニセックスを
社会に導入した

今の人たちには想像もできないだろうが
当時、高級店には「ジーンズお断り」の張り紙だ
掲げられ、長髪、ジーンズ、スニーカーなどの
来店者は追い出されたものだ

そして同棲時代を作った
ジーンズの男女が手を繋いで
街を歩く姿だけで週刊誌のネタになった時代

就職すると旧来とは画された価値観の集まりで
大手企業の総務人事部長のノイローゼが
続出し新聞紙面を飾ったものだ

この時代に成長し青春を送った者たちは
一様に心に夢を持った
そして、さまざまな夢が社会の成長とともに
満たされていった

この自信や希望を今の人たちは持っていない

高度成長期の後に訪れたのが
バブルとその崩壊
世界一を支えたと称賛された日本式経営が
一気に否定され~
年功序列
終身雇用が消えた

今日では正社員になれない
劣悪な待遇の非正規社員に溢れ
また夫婦でフルタイム労働でさえ
家計が苦しくなり
育英資金で大学をでたものの
借金返済で若年破産者が続出するなど
夢も希望もない疑心暗鬼の社会が出現している

信じあった仲間から裏切りの連鎖が止まらない

バブル崩壊の後のリストラの嵐が
日本社会を大きく大きく傷つけたまま
未だに癒されてない
それに輪をかけた派遣業法だ

日本特有の人々が肩を寄せ合い
信じあい仲間という集団で切り開こうとする
風土を切り裂き、明文化された枝葉末節な
ルールを重視し、陰では友人を誹謗中傷する
強者には媚びを売り、弱者を叩くという
暗黒の裏切り社会がポッカリと口を開けている

団塊の世代とはいえ
学生運動で踏み外した人々もいるし
リストラで正義感や人情に挫けた者たちもいる
そして自分の感情を堪えて堪えて
社会や会社や家庭に順応してきたため
年金暮らしの目途はあるものの
人生の楽しみとか
生活の潤いを忘れてしまった人たちが実に多いことか

しかし、バブル崩壊のショックの時代に
青春を過ごし、少し社会が元気になったかと思えば
今度はリーマンショックに怯え、どうにか
平穏が戻るかと思えば、今日のコロナ禍の社会で
家庭と仕事を築いてきた現代の中堅処とは
まったく掛け離れた精神構造を持つのが
団塊の世代なのだ

社会を取り戻す
元気な家庭を取り戻すには
団塊世界の最後の活躍が期待されてるでは
ないのだろうか?

誤解されては困るのは
すでに引退した人々が
今日の経済をどうにかということは無理だ

気の合う連中が集まり
できる範囲で
社会との接点になることを
なにか楽しみながらやろうよ!と
提唱しているのだ

そんな姿が
今の時代を背負ってる人々に
なんらかの励みになるような気がしてる


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