ひとりで生きるのに、必要な大抵のことはできるようになった
生身の人間とごちゃごちゃして自分を嫌いになるより
妄想でも偶像に縋るほうがずっといいじゃないか
そう思って目を瞑ってきた
現実を見るのが怖くて
一度見てしまったら
今度こそ立ち上がれなくなるような気がして