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マスクとドレスとテイアラ~訪問のもたらす3つ目のこと~

ラブの爪切りはやはり難しそうです、爪切りの準備を始めただけでキョドって私のソファから飛び降り、目を大きく見開いて見つめてきます。呼ぶと来るのですが、指に触ると全力で拒否です。しばらく触ったりしながら、爪の伸び具合を確かめ、昨日はそこでやめました。近く病院にマダニなどの薬をもらいに行きますから、必要なら病院でカットをしてもらいましょう。

色々なことが動き出し、今日は何を先に書こうか迷いました。新型インフルエンザ等対策行動計画、皇族数確保の問題、なぜ愛子天皇が難しいのかなど、次々と動き始めたり記事が上がってますから、穏やかではありません。

でもやはり今日は英国訪問のことを書いておきたいと思います。
というのは、今だXなどでは英国訪問での衣装のことや名誉法学博士号の授与のことが姦しくつぶやかれたりするからです。

どう言おうとも、英国訪問は大成功に終わりました。
両陛下が見せてくださった皇室外交は、平成時代に見せられていたものとあまりに違っていて、感動の波でしたよ。

昨日の記事に少し戻りますが、成功に裏にメデイアコントロールがあると書きました。訪問前、情報は小出しで、特に私的訪問の中身は主に天皇陛下の予定が明らかになるくらいでしたから不満の声も上がりました。
オクスフォード訪問が発表になったのは17日、思い出の地の訪問で詳細は
訪問してから驚くという内容だったわけです。
皇后陛下の名誉法学博士号授与は、周到に隠された機密事項だったと思います。

お二人がオクスフォードに縁があったというのは、天の采配の一つのように思えますね。

平成の開かれた皇室は、出歩く先での撮影スポットを決めるための日程公表でしかなく、何をされたかが印象に残らないものであるのと比較すると分かり易いですね。天皇陛下が精力的に私的訪問の時間を使っていたのは、最後のサプライズを隠し皇后陛下を守るためにも必要だったのかもしれません。

令和は、訪問先で何をし、どんな交流をしているのかという皇室外交や公務を見せるという開かれた皇室でしょう。
平成は衣装を見せるというある意味、プライベートな部分を見せることが主でしたね。

衣装と言えば、歓迎パレードでのカミラ王妃との衣装被りだと騒ぐ方たちがいます。考えてみたらわかることなのですがねえ・・

元外交官の雅子皇后が訪問にあたり準備する中に、衣装のこと、馬車の問題があったのは間違いなく、失礼なことがないように詳細にわたってのやり取りがあったでしょう。

皇族や王族が外国訪問を公式に行う時に、お相手国に対し敬意を表すため国旗の色を取り入れた衣装を身にまとうというのは、不問律としてあるようです。かつてのエリザベス女王やダイアナ妃が日本に来られた時の衣装は、赤白のものでした。

お互いの国に敬意を表し選ばれた白、そしてまた馬車に乗るという事も考慮されマスクが目立たぬように配慮された白だったと思います。
被せたのではなく、敬意を互いに表しながらも馬車に乗ってもらうという事を英国は考えたでしょうし、マスクが必要な理不尽な状況の理解もしつつ妥協もしたのでは?
馬車に乗る姿を世界に発信する気満々の英国は、それによりどなたかに強烈な皮肉をこめた、そんな気がします。長官を馬車に乗せたのもその表れかもしれませんね。

周到な準備の中に晩餐会での衣装やテイアラもあったでしょう。
カミラ王妃がお国の花であるバラの冠、日の丸を意識したのではという声がありました。
雅子皇后は菊の冠と、事前の打ち合わせでここまで調整するというのは皇后陛下ならではと思いました。

そしてあのレースのすそを引き優雅なドレス、本当に素敵でした。
色を抑えたのは、ガーター勲章が目立つようにという配慮のように思いました。

最終日の国王ご夫妻へのお別れの挨拶場面では、カミラ王妃はロイヤルブルー
雅子皇后は、桜を思わせる薄いピンクで、お二人とも自国の代表的なお色でした。
これらが偶然だ、被ったと考えるのは無理がありますよ。

見たくないでしょうが、平成の写真を・・・

1976年、1998年?英国訪問

エリザベス女王は、意識的に赤をお召しだと思いますが・・・
事前調整がないとこうなるという不調和の例です。失礼しました。

皇后さまは今回、お似合いになるロイヤルブルーをお召しにはなりませんでした。
皇后様としては、ロイヤルブルーに敬意を表して身に着けるのは避けたのではないかとも感じてますよ。

事前調整も大切な外交だとつくづく思いましたよ。

今日はここまで

      今日も読んで頂きありがとうございます。❤️

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