娘が恋をした。

そりゃそうだ。
娘と同じ歳の頃自分は、南向きの広い実家にいるより、
日当たりの悪い四畳半のアパートで
カノジョの温もりを感じてる方が楽しかったし。
元カミさんが娘を産んだのも今の娘と同じ歳。

泊まりがけのデートに出かける娘に一言言いたい衝動を押さえ、
玄関で笑顔で娘を見送る今朝の父オレ。

だって
社会にストライキを起こしていても
人生にはストライキを起こしてるわけではないし。
恋が娘に明日を見せてくれてるなら、
と少し安心してるからw

嗚呼もう間もなくオレも名実共に祖父(ジイ)さんになってしまうのかい?
少しずつ親から子は離れ巣立っていき
人生は転がる石。
次のあれやこれや恋やらを探す旅に出るシングル父オレ。
夕刻にはまだ早い。終わらない旅の続き。
まだ続く登り坂だけど
次の峠の向こうに待っているのは
どんな光景?

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