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逆にヤられた"北岡TIME" [松嶋コヨミ vs Garry Lee Tonon(ゲーリートノン)]

レスリング、柔術、NO-GI、ADCC、サブミッションオンリーなどなど、どの組技競技ルールになってもアレルギー無く攻守一体となった組手や技を駆使して自分から試合を作り、しかもしっかり勝っちゃうツワモノ「Garry Lee Tonon」(ゲーリートノン)。

私は相手がゲーリートノンだからと言う訳でもなく、松嶋君が組む方向のフィニッシュ率がとても高い世界レベルのツワモノ相手にどのシチュエーションで勝負をするのかをしっかり応援しながら観察していました。



最初から簡単に組ませる事無くいい感じで圧力はかけれていたと思います。
立っている時、相手の雑味がいい感じになって松嶋君がまとめる展開まで行けなかったのもあり組まれてバックを取られてしまいました。

1R目の4の字バック取られた時、相手に飲まれずよく凌いだと思います。

私だったら"小さな八隅孝平"が出て来て「参ったしたら楽になるよ」「早く終わらせてビール飲もうよ」と耳元で囁かれ間違いなく壮絶にタップしてたでしょう(笑)



2R目からポジション許すも徐々に切り返せるようになって来て「3R目勝負!」と思ったらまさかの掟破りの北岡TIME!

※北岡TIMEとは、試合終盤"勝っている事を確信できた場合"、お客さんから何言われようがなりふり構わず相手との攻防を流したりシャットアウトしちゃう時間の事。


初めて近い人間の試合で逆に北岡TIMEされるのを見ました。

まあ多くの試合時間を組手やポジションで流れ自体を制してるので、わざわざ自ら勝負をかけて危険を冒し、全てを取り返そうと迫ってくる松嶋君に応戦せずアウトしちゃうのは当然のチョイスだと思います。

欲を言えば!
北岡TIMEされたとしても圧力をかけ続け、もう一声、二声相手の神経を削り「やっぱり行かなきゃダメだ!」っと向こうからアクションを起こさせるぐらいの殺気?狂気?覇気?...何と言うか意地がもっと出てれば違う展開になっていたと思いますが、そんな上手くいかないのが恋愛事情と勝負の世界。。。

一度ケージ際でロール(下から片足タックル)を仕掛けられた際、小手で切って膝を入れていた時にしっかり仕留めてれたらヒーローになっていたでしょう。


試合後案の定あれこれがいっぱい出て来ますが、強い松嶋君だからゲーリートノンとあれだけやれたと思うし、ゲーリートノンがさらに強かった!
それだけですね。

大変良い勉強になりました。
ありがとうございます。


試合中、私が考案した組手を使ってくれていて嬉しかったです。
少しは役に立てたかな?
また誰かの役に立てるように私も頑張ろう!

さあ次は、日曜にT-98(今村君)!REBELS。
その次は、来週日曜にタツと冨樫!PANCRASE。

ファイト〜!


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