夫も子どもも愛せない

使えるホメオパシーでカラダとココロを整えるホメオパス・金澤　千佳です

シリーズで基本的なレメディ物語をお届けしています

少しでも、レメディのイメージを掴んで、実際にお役に立てると良いなあと思っております。

【Sepia officinalis セピア（いかすみ）】

キーワードは女性特有の問題とホルモン

★レメディ・プロフィール

Sepiaは、子宮、卵巣、腟に働き、主に婦人の病気に処方されます。例えば、PMS（生理前症候群）、月経痛、月経過多、更年期のホットフラッシュ（ほてり）妊娠中、または産後の感情的、身体的症状、鵞口癒（がこうそう）、子宮脱などに処方されます。

また、性交中に痛みを感じたり、性交を嫌っ たりする場合、性交後に激しい疲労を覚える場合などにも最適と言われています。
そして女性で、生理前や更年期に触られる事を嫌い、感情的問題につながる場合にもこのレメディ ーは良いようです。

Sepia は、 筋肉が弱いせいで、 背中の痛み
や背中の脇の痛みを伴う疲労にも使われま
す。
また、牛乳や脂肪の多い食べ物が原因で起こる胃腸障害、（おなら、腹部の敏感さ）、吐き気を伴う頭痛、 めまい、 脱毛、 アレルギーや風邪から塩味のする畠水、皮膚の変色 （茶色い、 黄色い皮膚、 かゆみを伴う）、 大置の汗、 足の汗などにも効果を発揮します。

このレメディは、 循環器系統の問題にも使われます。例えば、 のぽせと冷え、 静脈瘤などです。

症状の好転：暖かさ、 新鮮な空気、 食べること、 エクササイズ、 睡眠、 占　　　　　　拠されること

症状の悪化：精神的、 身体的疲労、 生理前、 早朝、 夕方、 雷、 左側を下　　　　　　に横になる

★キーポイント

► 女性の病気、特にホルモンのアンバラ ンスと関係のある、 PMS（生理前　　症候群）、 更年期
► 疲労が伴う病気

★概要

一般的な名前：Cuttlefish
原産地：主に地中海

ローマ時代の医者であるDioscoridesは、 イカ墨を脱毛の薬として使用しまし た。また、淋病や腎臓結石にも使われていました。Cuttlefishは、環境に応じて身体の色を変えます。 茶色っぽい黒の墨（インク） を自分を守るために使います

★タイプ

Sepiaは、先す女性用のレメディと言えます。人生において犠牲者としての役割を公認し、責任感によって圧倒される瀬戸際にいるように感じます。その結果として、心の奥深くに憤りを抱いています。

★性格と気質

➢ 精神的沈滞（混乱、思考困難など）
➢ 一人になりたい、愛するものへの無関心、否定的な態度、愛情を与える事　が出来ない、
➢ 無□、口が重い、めそめそ泣く
➢ 感情的沈滞、（無関心）
➢ 怒りっぽい、嫌味を言う、意地悪
➢ 家ではイライラするが外では外交的
➢ ダンスが好き
➢ 妻、母としての義務感が強く、自分のだめの主張が出来ない

★食べ物の好み

好きな物：酸っばい食べ物と飲み物、ピクルス、レモン、酢、甘い物、アル　　　　　コール

嫌いな物：牛乳、豚肉

★恐怖

➢ 一人になること
➢ 貧困
➢ 狂気

★一般

好転：暖かさ、占拠されること、精力的な運動、新鮮な空気

悪化：よどんだ雷の天気（但し、雷は好き）、 生理前、早朝と夕方、
　　　身体の左側

★身体のウイークポイント

➢ 身体の左側
➢ 皮膚
➢ 血液の循環
➢ 女性生殖器

★子どものSepiaタイプ

➢ 血色の悪い汗かきな肌
➢ 寒がりで天候の変化に敏感
➢ すぐ疲れる
➢ 立っているとき失神する傾向
➢ 神経質で一人でいることが嫌い
➢ 否定的で不機嫌で怠け者の傾向
➢ パーティーが嫌いだが、行けと言われれば行く、特にダンスがあれば
➢ 食べ物に意地汚い、胃腸障害の原因となる
➢ 便秘しやすく、夜の早い時間にオネショする。

★身体的特徴

➢ 背が高く、痩せていて、お尻が小さい
➢ 髪の色は濃い目で目は茶色
➢ 鼻から頬にかけてシミがある
➢ 女性の場合、魅力的でエレガント
➢ うつむいた感じで座り、腰の辺りが不安的に感じ足を組む