青い嫉妬

使えるホメオパシーでカラダとココロを整えるホメオパス・金澤　千佳です

シリーズで基本的なレメディ物語をお届けしています

少しでも、レメディのイメージを掴んで、実際にお役に立てると良いなあと思っております。

【Lachesis muta（ラカシス）ブッシュマスター】

キーワードは嫉妬深くて、精力的

★レメディ・プロフィール

Lachesisは、 主に血液や循環に働きかけ、 充血や血管の鼓動（静脈瘤のような） の治療に使われています。 また、循環に問題が会って、 顔、 耳、指、 足の指などが青紫色になっているときにも使われます。

心臓が弱い 速い、 弱い鼓動、 不規則な脈拍、動悸、狭心症m呼吸困難などにも効果を発揮します。

更年期の女性の鍵とも言えるレメディで、更年期障害の症状ーホットフラッシュ（ほてり）ーに対応するレメディです。また、生理前症候群、子宮の痙攣、うっ血ー血が流れると楽になるー生理痛にも良く使われます。

喉の問題ーのどの痛み（腫れて紫色になっている、左耳の痛みを伴うのどの左側の痛み、液体を飲み込むと痛いなど） にもこのレメディが役に立ちます。

Lachesisはこの他にも神経系統の障害、例えば、小発作（てんかんの一種） や失神にも使われます。
治癒が遅いとき、青い縁が出来た傷、 赤いおでき（はれもの）、鼻血、左側の頭痛、熱、熱い汗、震え、身体のある部分ががんがんすること、 潰瘍や胃の痛み、盲腸時の嘔吐、 消化器系統の問題などにも使われます。

症状の好転：分泌物、食べること、新鮮な空気、冷たい飲み物

症状の悪化：熱い飲み物、熱いまたは温かいお風呂、寝ること、触られる　　　　　　事、身体の左側、きつい服

★キーポイント

► 循環の問題、血管の問題
► 更年期の問題と生理前の問題
► 傷の治りが遅い
► 感情を抑制したり、身体の分泌物で症状が悪くなる

★概要

一般的名前：Bushmaster, surucucu
原産地：南米
この蛇の毒液からホメオパジーのレメディ ーが作られる。
毒液は、 血液に影響を与え出血を促す働きがあるが、 ホメオパジーのレメディは、出血のある傷とその傷の治りが遅いときに使われる。

Dr. Constantine Hering (1800-1880) が、このレメディを自分自身で実験し、 ホメオパシーのレメディ ーとし て開発した。

★タイプ

Lachesisタイプは、明敏で創造的、意欲的です。熱情的な人生を生き、身体的にも精神的にもう っ血したたような感覚を持っています。このうっ血は、昂血のように排泄される場合のみ改善されます。

★性格と気質

➢ 関係性において、利己的で嫉妬心がトナーとの愛と憎しみの狭間で振りきます。
➢ おしゃべり、 舌鋒
➢ 傲慢
➢ 疑い深い、 嫉妬
➢ 読解力が速い、 想像力が豊か
➢ 道徳的
➢ 性欲が強い

★食べ物の好み

好きな物：酸っばい物、 ピクルス、オリーブ、でんぶん質、米、パン、アルコール、牡蠣

その他：小麦や熱い飲み物が合わないが、珈琲は大丈夫と言う数少ないタイプ。 但し更年期を除く

★恐怖

➢ 水
➢ 毒
➢ 泥棒と不審者
➢ 窒息と死

★一般

好転：身体からの分泌（生理、 排便）冷たい飲み物、新鮮な空気
悪化：睡眠と触ること、熱と太陽、熱い飲物、左側、きつい洋服、更年期の間

★身体のウイークポイント

➢ 神経組織
➢ 身体の左側
➢ 血液と循環
➢ 女性生殖器

★子どものLachesisタイプ

➢ 飛んだり跳ねたり、おしゃべりで興奮しやすい
➢ しばしば嫉妬が原因で感情や振る舞いに問題が起きやすい、 例：弟や妹の誕生など
➢ 友人への独占欲
➢ 仲間を扇動して、悪さをしたり、盗んだり、ペットをいじめたりして両親や教師を試す
➢ 仲間を傷つけたりする。相手の弱点を見極めそこを突く

★身体的特徴

➢ そばかすがあり赤ら顔
➢ 肥満気味、暗い髪色、エネルギッシュ
➢ 紫がかった青白い顔
➢ 舌先で上唇を弾くような癖