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27歳

女が最高値で売れるのは27。
27歳が売り時のピークなの。それを越えたら値崩れを起こすわ。

ドラマ”やまとなでしこ”の松嶋菜々子が演じる桜子の名言。
2000年に放映されたこのドラマ、もうあれからはや19年が経とうとしている今、私はドラマの中の桜子と同じ年齢になった。というかまぁなってしまったという表現の方が正しい。今でも自分が27歳なんて信じられないし、別になりたくはないのだから。笑

大体の女子にとって、誕生日は、家族彼氏友人に1年に1日におめでとうと言ってもらえ、プリンセス扱いを受ける大好きな1日である。私も例に漏れず普通の女の子であり、もちろん自分の誕生日は大好きだ。が、しかし今年は何かが違った。それは、誕生日を迎え、いっときのプリンセス気分を味わうと引き換えに、これから周りに27歳であること周りに伝えると、いつ結婚するの、とよくわからない質問をされることが目に見えてわかっていることが起因する。また、そのわけのわからない質問に対して、結婚の予定もない、彼氏もいないことを告げると、今度ははたまた周りからは大丈夫なのか、と心配され、自分まで27歳って結婚しなきゃやばいのかな、などと不安に思うだろうことがわかっているからなのである。

結局、年齢を不安に感じるか、感じないか否は自分の人生の満足度と比例する。自分が自分の人生に対して自信を持っていきている場合、人の言うことなんて全くどうでもよくなる。人を気にするのはやめるのだ!自分のやりたいこと、楽しいと思うことを思いっきりやっていく!

つらつらと思いつくことを書いた私は、2018年を生きる私たちにとって年齢はもはや数字である。全ては金で解決できる問題となっている、わはは。と自分に言い聞かせることで27歳のプライドを保っている。
しかし、毎月のようにある「ご報告❤️」や「結婚しました」のポストには報告が羨ましいと思う自分が勝手に結婚してろや、と心の中でつぶやいているのは事実であった。