朝日南アカネの卒業に向けて送る謝辞

これはさして文章がうまくない人間が朝日南アカネに向けて送る最低最悪の謝辞である。

この先の文章を読んだことによる責任は一切負えないのでそこをご理解のちに読んでいただくことをお約束願う。これは僕のこころの整理のためのノートであるし、君に配慮したものを書くことは絶対にないので文句は言っていただいて結構だが責任はとれないからよろしく頼む。これが約束出来る方のみ呼んでくれ。以上。

わたしは、新参の厄介ヲタクだ。
突然の自己紹介なんだと思うかもしれないがこの前提がないとこの文章は成り立たなくなってしまうのでどうしても必要だ。

突然だが私はどうしても新人を好きになることが出来ない。(なお、まだ空星きらめのことを新人だと思っているような人間だ、私は。)
これは単純に私のプライドがそうさせているのもあるし
そんなのことは一ミリもないのだけれど、後輩が先輩が積み上げてきたものに簡単に乗っかっているように見えるから、というのもある。そんなことはなく新人である当人たちも勿論頑張っていることは百も承知だ。

しかし僕はどうしても、本当は思ってはならないということはわかっているが、どうしても。収益化すら大変だったあの時代に、先輩が信頼と実績を積み上げてきてコンテンツとしてきたから、あなたがデビューするに至り尚且つあなたがそれで知名度を上げることが出来たんだ、と、もっと謙虚にあれと思ってしまうのだ。本当に最低なことに。

何様のつもりか?という話だがそう思ってしまうのだ。

私は大体2年前から、にじさんじを追っている。
にじさんじを好きになってもうすぐ3年になる。きっと、推し歴で言えば中堅と言われる世代に差し掛かる頃だろう。そんな私がこんなことを言っていいだなんて思わないが、そう思ってしまった心はとめられないのだから仕方ない。今回ばかりは許してくれ。これは朝日南に向けた、謝辞と敬愛のノートなのだから。

そのような僕だから音楽の先輩を音楽談議に誘うだなんて、
音楽ユニット(ノルニスのことだ)を組んでライブをするなんて、
後輩のくせに先輩をさしおいてそのようなことをするだなんて生意気だ、とか。謙虚な、努力家な彼女に対してそう、思ってしまって。

そんな一方で、彼女の活動は、
最近夢追翔しか追っていない追っ翔である私の目にさえ留まるほど、
大きくなって、存在を増した。

唐突だが、私は歌謡祭に囚われている。「ハレユア」と呼ばれるユニットをご存知だろうか。ご存じない方に説明すると「ハレユア」とはにじさんじユニット歌謡祭2022にて一時結成された加賀美ハヤト、レヴィ・エリファ、夢追翔、朝日南アカネ、4名のユニット名である。

彼女が卒業する話を聞いた瞬間、私はハレユアがすぐに思い浮かんだ。そのくらい、大きな存在で、概念で、大切な。大切な思い出だった。
またやってくれたらいいとさえ、思っていた。新人嫌いで朝日南アカネを認めていない自覚のあった私が またやってくれと、そう願ってさえいたユニットだったのに。どうしてやめてしまうんだ。朝日南アカネ、君はなんてものを私に残してくれた…?

わたしは夢追翔が、好きだ。拗らせるくらいには好きだ。だけれど。そうじゃない。こんな醜い感情から綺麗な感情までわたしを動かしてきた朝日南アカネが、わたしは、好きだった。

あなたの活動が、凄く 好きだったのだ。

彼女へ、最大の賛辞と感謝を送ろう。こんな醜い者が送っていい感情なのか分からないがせめて、言わせてくれ。
あなたの人生に幸あらんことを。あなたの旅路が良きものになるようお祈りしております。

朝日奈アカネ卒業に向けて ひとりのにじさんじリスナーより。

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