虹プロのJ.Y.Parkが名プロデューサーであるたった1つの理由

虹プロジェクトから生まれたNiziUが話題だ。

この成功の鍵になるのが名プロデューサー、J.Y.Parkだ。

彼はJYPエンターテインメントの代表で2PMやTWICEをヒットさせている。

NiziUが誕生するまでのオーディションの過程を番組で特集して、アイドルである彼女たちはもちろん魅力的だが、J.Y.Parkの存在もこの企画に欠かせない重要人物である。

J.Y.Parkはオーディションで候補者たちを否定しない。

もちろんプロとして、練習量や才能などを見抜く目は優れている

J.Y.Parkの重要なポイントは、必ず可能性を見出し、彼女たちを信じて応援してくれること。

これが彼の注目を集める鍵であると思う。

彼のプロデューサーとしての才能を裏付ける実験結果がある。


ハーバード大学のロバート・ローゼンタール心理学者がサンフランシスコの小学校の校長と協力して行った実験がある。

18クラスの幼稚園から小学5年生を対象として知能検査を行った。

内容は、学習や問題解決に不可欠な会話能力と推理力を判明する知能検査。

生徒の内20%が知力面で才能がある「ブルーマー(才能を開花させる人)」として学年が上がるにつれて知力面で進歩していった。

1年後、IQが平均8ポイント向上したクラスメイトに比べ、ブルーマーたちは平均12ポイント上がった。

では、知能検査のスコアが高い人が才能ある優秀な人なのか?

このブルーマーたちは最初から知能スコアが高かった訳ではない。

実はブルーマーとされた20%の生徒たちは、“無作為に ”選ばれた普通の生徒だった。

教師が生徒の可能性を信じ、生徒自身は期待されると、それに沿った行動をとって期待通りの結果を実現する「自己成就予言」の作用が働いた。


この結果からわかるように、J.Y.Parkは彼女たちを信じ、才能があると告げ、期待を抱いていたことが、虹プロジェクトとNiziUの成功に繋がった。

デビューメンバー発表の時に印象的だったのが、J.Y.Parkはステージに向かう際、合格者ではなく、真っ先に今回落ちてしまった参加者の元へ向かったのだ。

そして、一人一人に労いの言葉をかけて、励まし、再び期待の言葉を口にしたのである。

NiziUデビューまでを追った虹プロジェクト。

彼女たちの物語はまだまだ、これから始まる。

注目されたプロデューサーであるJ.Y.Park。

彼の言動、思想を、参考にしたい。

上司、部下、同期、家族、恋人、友達など。

みんな仲間であり、切磋琢磨し合える。

次に注目される第2のJ.Y.Parkは、そこのあなたかもしれない。

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