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高松宮記念これ買います‼️

お品書き

1. 全頭診断
a. まとめ
b. 全頭コメント

 能力値のまとめと各馬に関する個人的見解を軽く述べます。今回だけでなく、今後のレースでも応用できるように詳しい特徴を共有していきます。
 まとめ部分では、以下の【まとめルール】に則ってランク付けしています。この時点では、TBや枠順、舞台適性を考慮していませんのでご注意ください。あくまでも自己条件でのパフォーマンスレベル平均値です。


2. 最終見解
a. 印
b. 最終見解
c. 買い目

1-a. まとめを元に買い目につながる見解を簡潔に追記します。なお、買い目に関しては、印や枠順/馬場を加味したまとめ評価をもとにパターン化した馬券戦略をとっています。こちらに関しては、皆様に公開する前に僕自身で検証させていただきたいので、パターン公開はなしとさせてください。また、買い目に関しては前日夜段階に共有を始めますが、この段階ではオッズがどうなるのかわからないため、暫定馬券という形で【現状買いたいと思っている馬券】を載せます。最遅でレース前15分前には馬券を確定します。私用が重なる場合には、早い段階で買い目を確定することもあります。その際に

現状買い目
▶︎ 確定買い目

となっていたら僕の最終的な勝負馬券がすでに共有されていることになりますので、ご確認よろしくお願いいたします。

まとめルール

### 能力評価の例
B2 : G2, G3 馬券内濃厚
C3 : OP 馬券内可能

### ベース評価 -> 適性クラス評価
A : G1
B : G2, G3
C : OP
D : 3勝
E : 2F : 1勝
G : 未勝利

### サブ評価 -> クラス内詳細評価
1 : 高い確率で勝ち負け
2 : 高い確率で馬券内
3 : 馬券内可能


めぐめぐより

 2023年5月あたりから集計というものをより忠実に行い予想を公開してきました。豪語した割には2023年の全体回収率が111.5%と、正直そこまで満足はしていない数字です。今年は150%を目指して本気で頑張りたいと思います。

 今回初めて見に来て下さった方もいると思いますので、最初に申し上げておきますと

めぐめぐは2勝クラス以上の古馬芝短距離レースしか行いません。理由は以下の4点です。

1. 予想コストが圧倒的に減ることにより、皆様に良質な全頭コメントを早いタイミングで共有することができる。
2. 実力通りに決まりやすい上に、舞台適性や馬場適性が如実に直結するので買える馬/買いづらい馬を特定しやすい。
3. 単勝オッズが圧倒的に人気することが少なく、単勝期待値を取りやすい。
4. TBの影響度が大きく、予想がしやすい。

これまで中距離レースも多く予想してきましたが、毎回異なるレース質の予想を続けていくと予想のブレが発生しやすいことも自覚しましたのでこの形を取らせていただきます。

 また、昨年途中から走破タイムの推測や個別ラップの計測など新しい価値を提供する試みをしましたが、予想コストが膨大で意外と恩恵が得られにくい部分だったため、こちらは一度廃止 -> 気になったレースだけ個別ラップを計測するという方針にさせてください。いつもご愛読していただいている皆様には、大きな改変部分ですので何卒ご理解いただけますと幸いです。

今後とも一緒に戦ってくださる方、心から感謝致します。対戦宜しくお願い致します。

馬券収支

・2023年回収率
-> 111.5%

-----↓2024↓------

・勝負レース数
-> 13R

・馬券回収率
-> 39%

・馬券的中率
-> 8%

・本命馬単勝回収率 / 複勝回収率
-> 50.8% / 64.6%

・本命馬勝率 / 複勝率
-> 15.4% / 38.5%

各馬券収支など詳しい集計が気になる方は↓こちらをご覧ください🙇‍♂️

全頭診断

まとめ

★A
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
トウシンマカオ
ナムラクレア
ビクターザウィナー
ママコチャ
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---
ウインマーベル
ソーダズリング
マッドクール
ルガル

★B
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
ウインカーネリアン
テイエムスパーダ
メイケイエール
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
ディヴィーナ
ロータスランド
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---
シュバルツカイザー
ビッグシーザー

★C
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
マテンロウオリオン
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---
モズメイメイ

★D
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
シャンパンカラー
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---

★E
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---

★F
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---

★G
--- ↓ --- 1 --- ↓ ---
--- ↓ --- 2 --- ↓ ---
--- ↓ --- 3 --- ↓ ---

※まとめルール

### 能力評価の例
B2 : G2, G3 馬券内濃厚
C3 : OP 馬券内可能

### ベース評価 -> 適性クラス評価
A : G1
B : G2, G3
C : OP
D : 3勝
E : 2F : 1勝
G : 未勝利

### サブ評価 -> クラス内詳細評価
1 : 高い確率で勝ち負け
2 : 高い確率で馬券内
3 : 馬券内可能

全頭コメント

①ウインカーネリアン

スタート○
基礎スピ▲○(11.5前後)
TS△▲
TS持続力▲
Cr性能▲
ギアチェンジ▲○
能力B1-B2

1600m
道中軽く減速するラップ(11秒後半)
綺麗な馬場
ロンスパにならない舞台

追い出してからの加速力が高いためすぐにTSに到達しゴーサインが入ってからは一度軽く後続を突き離せるギアチェンジ型。ゲートは比較的安定して好スタートを切れる上にギアチェンジ性能を生かした二の足により位置取りには苦労しないタイプ。また、高い基礎スピードを活かしてマイル質の速い流れでも楽な手応えで追走し、3,4角も持ったまま加速していける。ギアチェンジ型らしく使える脚が長くないので、早いタイミングでゴーサインがかかるようなレース質はアウト。TS持続力が低いのにこれまで直線の長いコースで好走できたのは、3,4角での動き出しが必要ない&自身の高い基礎スピードを利用して直線残り300m付近まで運びつつそこから最後のギアを発動させる形を取れるため。ただやはりこの理想形でもラストは減速ラップを刻んでしまうため、ラストは惰性でスピード持続できるような走りやすい綺麗な馬場が良い。荒れたパワー馬場になると追走でも脚を消費するので評価を落として良い。パフォーマンスレベルも安定して高く、マイルG1でもスムーズならある程度好勝負可能と見ている。2022/11/20 マイルCSは先団内ラチ沿いからの競馬で直線内目馬群を抜けてこようとするも挟まれる不利があり終了。これがなければ2着まで来れそうな伸びだった。2023/6/4 安田記念は大外からポジションを取る負荷と前日の雨の影響で重たくなった馬場が堪えた。2023/11/4 BCマイルは前半からスプリント質のハイペースとなり、道中で軽く息を入れたいこの馬にとっては苦手なレース質となってしまった。現状のベストは東京/新潟/阪神外回りの芝1600mを綺麗な芝状態で走れる条件。

②ウインマーベル

スタート▲
基礎スピ▲
TS△▲
TS持続力○
Cr性能▲○
ギアチェンジ△
能力A3-B1

綺麗な馬場
内枠 < 外枠
1200-1400m
後半スタミナ質の持続力勝負

2022/5/8の橘Sからストライド型の走法が強く出る形になり、速いラップが連発しラストはTSの求められない持続力戦にめっぽう強くなった。この走りはコーナリング時にもうまく働き、3,4角外目追走でも楽々と走りながらスピードをつけていける。また、前脚が高く上がるパワフルな走り方なので急坂での加速が素晴らしく、他馬との差別化を図れる。トビが大きい分ギアチェンジ性能が低いため、2023/5/13 京王杯SCのように直線で一度先頭との差を広げられてしまうこともあるが、その分TSをかなり長く使えるため、ラスト他馬が減速するところをしぶとく伸びて来れるのが強み。TS値自体が低いので位置取りが後ろ寄りになると厳しい。ゲート自体も最近はそこまで安定感のある形ではなく、発走後の体勢も綺麗ではないため枠並びによっては2023/8/27 キーンランドCのように挟まれたり、2023/10/1 スプリンターズSのように行き脚が付きづらくなってしまう。パフォーマンスの安定感を担保するためには内にスペースがある場合の最内枠や外目の橙/桃枠からの発走が望ましい。以上の点から、急坂のある直線長コースである中京は外前から競馬できればタフなコース形態で差しが効きづらい舞台特徴を生かした持続力優位の走りが可能。他にも3,4角からペースが上がるスタミナ質な持続力が求められる舞台も◎。馬場自体は基本的にどこでもこなせはするが、相対的には綺麗な馬場の方が高いパフォーマンスを発揮できる。逃げ馬が止まらないような内前有利な馬場・展開は△。近走の負けははっきりしており、以下の通り。舞台さえ合えば高いパフォーマンスを発揮できるので注目。
------------
2023/1/29 シルクロードSは出負け後方からの競馬になり、3,4角大外をスムーズに押し上げるも内伸びTB&決め手不足&重斤量のこの馬には出番無し。
2023/3/26 高松宮記念はタフ馬場で前半外目から前に取り付くことによる脚の消費かつ3,4角からのスピードアップ&パワー馬場の影響で直線入り口地点での手前替え失敗→進路遮られ減速で伸び負け。
2023/8/27 キーンランドCは出負け&挟まれる不利で後方からの競馬となり、馬場面の影響もありスピードもつけられない厳しい流れ。
2023/10/1 スプリンターズSも出負けし後方からになったがラチ沿いをスルスル押し上げて位置を上げる形。そのまま高い持続力を活かしたかったが道中の高い追走負荷と前が残る展開で流石に厳しい。
2023/10/28 スワンSは外から中団前目を確保してスムーズに運ぶも内伸びTBで厳しい結果。このレースは9着以内が重賞勝ち馬ということを考えると、向かないTBでの5着は評価できる。

③シャンパンカラー

スタート△
基礎スピ▲
TS△▲
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ△
能力D2

上がりのかかるタフ馬場
1600m

やや掻き込むような走りでストライドが大きくならない上に脚の回転数も2.3歩/秒弱と低い形であるため、単純な末脚比べになるとスピード負けしやすい形。ただ、平坦部分ではクビを低く、急坂区間ではクビを軽く持ち上げて走ることによりコース形態によらず持続力の高さに繋げられている点は良い。2023/5/7 NHKマイルCで勝ちを収めているものの特殊馬場&相手レベル疑問でパフォーマンスの高さを素直に評価することは難しかった印象。その後2023/6/4 安田記念ではスムーズに直線に向くもTS負け、2024/2/18 フェブラリーSでは砂被りに対応しながらもダートには本質的に向かないようなレース内容だったことにより、この馬のベスト舞台は時計がかかりながら速い上がりの求められない1600mということになる。他馬が伸びにくい馬場で伸びないと話にならないので馬場は荒れてくれる方が良い。

④シュバルツカイザー

スタート▲
基礎スピ○
TS△
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ△
能力B3-C1

11秒前半の高速持続ラップ
L1Fやや減速ラップ
平坦コース
外枠or偶数枠
綺麗な馬場 > パワー質な馬場

ギアチェンジ低、TS低も同じ脚を連発できるスタミナ持続力の高さが持ち味。道中早めに動き出してもラストまで絶えずスピードを持続できるタイプで、道中ラップは前半から速い流れになると他馬が垂れる展開で最後までしぶとく伸びる。Cr性能が高いわけではないので3,4角での押し上げは基本できないものと考えれて良い。基礎スピードを生かした高速ラップ持続力勝負で光るタイプなので、追走ロス等々を考えると内1,2頭目を回す形がベストだろう。ゲート内の落ち着きがあまりないのでゲートを出られるかが非常に重要。弱点はL1Fまで変わらず高速ラップが連発してしまう形。キレがないので単純に前目が残ったり、全馬33秒前半の脚を使えるような馬場になると位置取りそのままで中途半端な着順でのゴールインとなる可能性が高い。また、タフな馬場でのパフォーマンスレベルも高くないので注意は必要。2023/4/8 船橋S、2024/1/8 カーバンクルSともにL1Fから訪れる急坂で加速度が0になっており、上り終えてからの数mでぐんと伸びる走りが目立つ。ストライドを広げて高い持続力を発揮する走法からもこの減速はこの馬の良さを削いでしまっているためベストは平坦コース。

⑤ソーダズリング

スタート▲
基礎スピ▲○
TS▲○
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ▲
能力A3

直線の長いコース
1400m以下

長く良い脚が使える分、TS値の高さは道中の追走負荷によって決まる。2023/12/16 ターコイズSでは『道中力みながら走っていた』とコメントがあるようにパワフルな走りによる追走負荷がかかってしまいラストの伸びが甘くなる走り。このようなタイプは距離短縮して脚がなくなる前にゴールインする必要がある。次走2024/2/17 京都牝馬Sの走りを見ると速い流れを楽に追走しながらラストはナムラクレアからの猛追を防いで高いスピード持続力で押し切った点から距離を短くした方が良いのは明らかで、マイル以上になると本質的には脚が持たない可能性が高い。実際京都牝馬Sのレースラップは12.1-11.2-11.2-11.3-11.6-11.5-11.4と前半から速いラップが連発する前傾ラップとなっており、その中でラスト33.9の脚を使えたことは大きな収穫。高い基礎スピードと十分なTS値、そして早い仕掛けからゴールまでTSを維持する持続力が証明された。ペースが流れた1800mの2023/9/17 ローズSではロスなく運びながらもラストの伸びが甘かったため距離が敗因。2023/10/22 三年坂Sでは息が入る緩いラップを挟みながらL4Fにわたって長く良い脚を使ったがマイルで走るならこれが最低条件かつ相手レベル的にもなんとも言えない。

⑥ディヴィーナ

スタート△▲
基礎スピ▲
TS▲
TS持続力○
Cr性能▲○
ギアチェンジ△
能力B1 / B2

中外枠
中緩み&持続力勝負
1400-1800m

速い流れにも対応できる基礎スピードの高さを持ちつつ3,4角で外目からポジションを上げていけるCr性能を持っている。2.3-2.4歩/秒とそれなりの回転数を叩き出しながら前脚が伸びるタイプで、この回転数がゴールを迎えるまで基本変わらない点がこの馬の良さ。これはつまり、早いタイミングから脚を使う形になっても最後まで同じスピードを持続できるスタミナ質な持続力に繋がっており、他馬が垂れる展開や伸び悩む場面でしぶとく伸びて来れることになる。スパート時にストライド幅の変化はないのでぐんぐん加速することはないが、ある程度のTS値は出せる。ギアチェンジ性能が求められるとこの馬の良さが削がれるので道中ラップはタフであればあるほど良い。2023/8/13 関屋記念は内枠発走だったものの二の足で5番手のラチ沿いを確保できた。ギアチェンジができないこの馬にとって内目の枠はなかなか厳しい展開が予想されていたが、このポジションが取れるのであれば進路取りもスムーズにいきやすいのであまり心配はいらない。この時の前半3Fタイムが12.4-10.8-11.3の34.5だったのでこのあたりが前を取れるかどうかの基準になりそう。外目の枠だとこれまで通り中団〜後方でCr性能を活かした競馬になる可能性が高いので極端に内有利なTBになる場合には注意が必要。2023/8/13 関屋記念は3F瞬発力戦によるキレ負け、2023/7/23 中京記念は終始外目から11秒台の脚を連発する持続力を発揮するも逃げ馬を捉えきれず2着、2023/5/14 ヴィクトリアマイルは高いCr性能と持続力を活かして33.1の上がりを繰り出し伸びてくるも内、前目から速い脚を使うG1馬相手を捉え切れず4着。そこまで大きな差はなかった。2023/4/8 阪神牝馬Sは終始外目追走かつ3角我慢→4角内4ぶん回しの競馬を狙いに行くも、このタイミングで11.7→11.2のラップ推移となり、その後も11.0とかなりのギアチェンジラップ構成。タイミングも悪くこの馬にとっては4角→直線でオーバーヒートする形による撤退。2023/2/18 京都牝馬は中団内目から進路を探して伸びようとするも挟まれ失速。レースになっていなかったが、スムーズなら勝ち負けできていた伸び脚。その場合の推定上がり3Fタイムは33.3±0.1とララクリスティーヌよりも良い値を叩き出せた可能性が高い。相手レベル的にもそのような可能性を示したのは評価したい。2021/1/21 睦月SはL4F瞬発力勝負に加えて4角→直線で大きく外に振れるロスかつ内目が伸びてくるようなTBで敗戦。この馬自身のパフォーマンスレベルは近走比較的高いレベルで安定している。近走の敗因に関しては2023/11/12 エリザベス女王杯が前半ややかかりながらの外目追走で内伸びTBに泣く形かつ距離ももう少し短い方が良さそう。2023/12/10 香港Mは後傾ラップでラストはギアチェンジからの末脚勝負となったことでTS負けかつオーバーヒート。

⑦テイエムスパーダ

スタート▲
基礎スピ○(荒れ馬場で△▲)
TS△▲(荒れ馬場で△)
TS持続力○(荒れ馬場で▲)
Cr性能▲
ギアチェンジ△
能力B1 / C2

高速馬場
ハナ主張
阪神・小倉芝1200

脚の回転数は遅いもののストライドが大きいスピード持続に飛んだ走りでペース変化に弱いが、高い基礎スピードを生かした追走が可能になる。荒れ馬場だと1完歩が小さくなるためか、進みが悪くなりこの馬自身の追走負荷にもが変わってくることで早々から減速する走りとなってしまう。ゲートセンスがそこまで良いわけではないので位置取りは二の足で。こういった面でも走りづらいパワー質な馬場ではそもそも位置取りから苦労してしまう。馬場質の合っていた2023/7/2 CBC賞や2023/8/20 北九州記念で凡走してしまった点から、自分でハナを切らないと気持ちが入らないタイプである可能性が高い。よって自分よりもテンスピの速い逃げ馬がある場合にはこの馬の持ち味が活かせないと思われる。ラストは惰性でスピード持続したいため、ベストな舞台は小倉や阪神内の1200mあたり。

⑧トウシンマカオ

スタート▲○
基礎スピ▲○
TS▲○
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ△▲
能力A2

1200m
中外枠
綺麗な馬場 > 時計のかかる馬場
小回りコース以外

ストライドが大きい持続力タイプで追い出してから長く良い脚を使える。500mほどは脚が持続するが、スローからの決め手勝負や高速馬場前残り決着、パワー馬場の消耗戦前残り決着になると差し損ねる可能性が十分にある。また、ギアチェンジ性能がそこまで高くないことからも4角早仕掛けがマスト。外目でいつでも動けるポジションを取れる枠並びが良い。実際推進力が出ているのは右手前<左手前なのでベストは右手前での末脚発揮。トビの大きさ・高い基礎スピードを最大限活かせる舞台(=ある程度綺麗な馬場&3,4角動き出し可能なコース/枠並び)&中緩みしない持続ラップ&極度の前残りTB以外の3つが揃った時にはほぼ100%と言っていいくらい高いパフォーマンスを発揮する。パフォーマンスレベルに関しては2023/11/26 京阪杯で自己最高打点を出した形。58  kgの最重量を背負いながら重賞勝ち馬で高いポテンシャルを持つルガル(当レース斤量56 kg)を置き去りにする衝撃の走り。2024/3/2 オーシャンSはややパワー質に振れた馬場かつ前哨戦仕上げの余裕残しの馬体で完勝。ここを叩いた次走は注目。後半脚を余すことなく発揮できる舞台であればG1好走可能なレベルのパフォーマンスを繰り出せるので注目したい。

⑨ナムラクレア

スタート▲
基礎スピ▲○
TS▲
TS持続力○
Cr性能▲○
ギアチェンジ△▲
能力A2

中緩みしない前半から速い流れとなるラップ構成
時計のかかる馬場
中外枠

高い持続力とCr性能を活かした競馬がこの馬の持ち味。ギアチェンジ性能の観点からも3,4角を馬群およびラチ沿いで溜めて直線一気を決めるよりかは4角から外目を押し上げてじわじわスピードをつけていく競馬の方が理想的。2021/11/6 ファンタジーSで直線ウォーターナビレラとの一騎打ちの際に急坂地点で差を広げられ、2022/10/2 スプリンターズSでは4角外目押し上げで加速するも急坂で減速。これは急坂に突入した際に脚が高く上がらず前に出ないことによるストライドの低下及び着地位置がやや後ろにズレることでややつんのめる形の走りになっていることが原因。これを軽減するには内からロスなく運び急坂を余力十分の状態で迎える競馬が必須。しかし、2023/1/29 シルクロードSではそれ以前までに見られた急坂でつんのめるような走りが改善されて脚が前に出ながら体のバランスも良化。前&上方向にうまく力を伝えられるようになった。この時点で通常のスパート時におけるスピードの乗り方にも良化傾向が見られ、また一段と成長したと考えられる。現状のパフォーマンスレベルならよほど好走は可能な状態にあるので基本的には馬券に入ってくる想定で考えれば良さそう。1400-1600m戦は中緩みにさえならなければ対応可能。スプリント質なスピード持続力が要求されるラップ構成になれば、ラストは惰性的なスピードで伸びて来れる。また、高速馬場だと3,4角での追走負荷が大きくなるのでどちらかといえば時計のかかる馬場が嬉しいところ。

⑩ビクターザウィナー

スタート○
基礎スピ○
TS△▲
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ▲
能力A2

時計のかかる馬場
持続ラップ
単騎逃げできる相手関係

ゲートセンス抜群でほぼ間違いなく一歩速いスマートを切ることができる。シャティン競馬場での芝1200m戦では1:09.0を切るような速い流れだとパフォーマンスレベルが低下するが、馬場質がやや重くなった2023/12/10 香港スプリントや2024/1/28 センテナリースプリントスプリントCではこの馬のパフォーマンスレベルが上がっていた。2024/1/7 バウヒニアスプリントTは初の芝1000m戦かつ斤量61kgで早々に脚が無くなり後退。また、この馬自身の最高打点は単騎逃げでストレスフリーな競馬ができた時で、香港スプリントでは外からジャスパークローネの逃げに取り付く2番手の競馬になっていた。結果的に4角の仕掛けタイミングでやや外に振れる動きやラスト甘くなって差される形になってしまった。対してセンテナリースプリントCではそれまで同斤量で勝てなかったラッキースワイネスやウェリントン、ラッキーウィズユー相手に強い勝ち方を見せた。世界比較で日本とは短距離レベルに差があると考えているが、馬場レベルで言うと日本の方が高速馬場の傾向が強い。走破時計が1:08.0を切るような馬場レベルなら日本馬が上に来るだろうし、それよりも時計がかかる&単騎で逃げられるならこの馬が上に来ると予想。

⑪ビッグシーザー

スタート▲
基礎スピ▲○
TS△
TS持続力▲
Cr性能△▲
ギアチェンジ▲
能力B3

持続ラップ
綺麗な馬場
内枠

基礎スピードが高く、速い流れでもスイスイと進んで行ってしまうタイプ。その中でも直線しっかりと加速していける持続力型。ある程度位置を取りながらこの競馬ができるのでパフォーマンスの安定感は高い。故に高速馬場でのパフォーマンスが高く、2023/5/27 葵S、2022/9/18 2歳未勝利の2レースは当日最速タイムに近い走破時計がポンポン出る日でこの馬もしっかりと最速に近い時計を計測してきた。しかし、2023/2/26 マーガレットSの日に関しては平均付近の走破時計が多く出た中でこのレースはOPレベルで平均〜最遅の走破時計レンジ。同日メインの阪急杯では1,2着馬(アグリとダディーズビビット)がOPレベルで最速に近い時計を叩き出しており、単純な実力勝負だと古馬短距離勢とは差がある状態だが、高速馬場の惰性的スピード戦なら好勝負可能。3,4角のコーナリング時に若干外に膨らむ面があるので、大外を回す形になると余分なロスを生み出す可能性がある。ベスト条件は高速馬場&内中枠。終始速い流れでラスト脚を使って押し切りたい。ゲートスタート時、軽く体勢を崩しやすいので古馬重賞で好走するならある程度のスタートを決めて先団内目をキープしたいところ。

⑫マッドクール

スタート
基礎スピ▲○
TS△▲
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ▲
能力A3

高速馬場
持続ラップ
上がりの求められない持続力勝負

高い持続力と15-20歩でTSに到達するギアチェンジ性能も保持しているタイプ。スタートセンスもそれなりに良いため、極端な枠でなければおそらく安定して1-3番手を取れる。こなせる馬場の範囲も広く、基礎スピードもそれなりに高いので基本的にはコーナリングで置いていかれることもない。坂でも問題なく加速できる点から、中京コースも○。2022/12/11 知立Sでは速い流れを先団追走しながら上がり2位の33.3を使ってきた。前半から流れる持続力勝負に高い適性を示したことは上のクラスに上がってもやれる証拠。コーナリング性能がそこまで高い印象はないので、大外枠よりは内枠の方が良い。2023/7/2 CBC賞は58.5kgのハンデを背負う高速馬場。速い流れを先団外目追走する形でかなり追走負荷が大きかった上に状態面もよろしくない形での参戦。3,4角で先団〜中団外目を回していた馬が全て垂れる内前有利の展開ということで度外視可能。

⑬マテンロウオリオン

スタート△▲
基礎スピ▲
TS△▲
TS持続力○
Cr性能△▲
ギアチェンジ△
能力C2-C3

高速馬場
スタミナ質の持続ラップ
上がりの求められない舞台
内枠

ギアチェンジ性能が低く、瞬間的に速いラップを刻むタイプではないものの4-5Fに渡る長い脚を使えるTS持続力を有している。スタートは五分五分で、前からでも長く良い脚が使えるのはこの馬の良さではあるものの、先団から競馬ができた2023/10/21 富士S、2023/4/23 マイラーズC、2023/2/5 東京新聞杯は全て速い馬場でこの馬のTSではキレ負けする展開。ある程度持続ラップでペースが流れつつ、高いTSの求められない舞台がベスト。スタートはもちろん決められた方が良いのでより良い位置取りを狙うという意味で内目の枠がベスト。3,4角で位置を上げることができない&TS値が低い上に近走は位置を取れなくなってきたので重賞馬に紛れるとやや厳しそう。

⑭ママコチャ

スタート▲▲
基礎スピ○
TS▲
TS持続力○
Cr性能▲○
ギアチェンジ▲
能力A2 / B3

高速ラップ
中外枠
1200m

1200mというスプリント戦に限って高い基礎スピード値と高いTS持続力を発揮できる。1600m以上で好走したレースはあったもののこの馬の最大出力を叩き出したのが2023/5/28 安土城S。11秒前半の速い流れを先団内2,3頭目で追走。ややかかるくらいの勢いを見せながら4角で外目意識。直線序盤から先頭に立ち、後続を一気に突き放す圧勝。必要以上に抑えるような動きもなく、ラスト速い脚を連発できたのは大きな収穫だった。続く高速馬場&芝1200m戦の2023/8/20 北九州記念ではジャスパークローネが11.6-10.4-10.9-11.2-11.3の超高速ラップを刻む形になり、この馬は中団前目の内3を追走。4角->直線でやや外目に振られたがじわじわ伸びて勝ち馬と差のない2着。とはいえ自分の理想の形でロスなく運んだジャスパークローネに対してこの馬は外目を回す追走ロスがかかってしまっており、直線でのスムーズさやゴール後先頭に立つくらいの脚の余裕を考えると能力が1,2枚抜けている状態。速い流れの1200mで力を示した次走の2023/10/1 スプリンターズSでは序盤で窮屈になったタイミングからスイッチが入り早い段階で先頭に並びかけるような滅茶苦茶な競馬に。ラストは減速しながらも並びかけてきたマッドクールを再度差し返すような競馬でかなり強い内容。2023/12/23 阪神Cはこの馬らしい馬っぷりが見られなかったようなコメントが出ており、直線でも途中からスピード値の低さが見られた点から、ベストはやはり直線時点で脚に余裕がある1200mだろう。馬に包まれるとクビが上がり体勢を崩しての追走になり、体力を消費してしまうため外目をのびのび走れる枠並びで。

⑮メイケイエール

スタート△▲
基礎スピ○
TS△▲
TS持続力○
Cr性能△▲
ギアチェンジ△▲
能力B1 / C3

綺麗な芝状況
高速馬場
中外枠
1200m

終始かかりっぱなしの競馬になるくらい前進気勢の強い馬なので道中は可能な限り速い流れがベスト。当然ラップ差の大きなレース質もアウト。前半から速い流れでラストもその速さが持続するような高速持続ラップで走りたい。外に馬がいるとパフォーマンスレベルが低下するので中外枠から強引に外目を追走したい。Cr性能が高くないので3,4角から速い流れの中無理矢理コーナリング加速すると追走負荷が大きくなる。特にスプリンターズSのような内前が有利なTBの場合にはこの3,4角外回しが大きな追走負荷となるので注意したい。また、馬場が悪化するのも良くない。この馬の気分次第で重賞をいくらでも勝てるパフォーマンスを発揮することが可能なので、レース質をうまく見極めていきたいところ。

⑯モズメイメイ

スタート▲
基礎スピ▲○
TS△
TS持続力○
Cr性能△▲
ギアチェンジ△▲
能力C3

1200-1400m
前半から速い流れ
内枠

前半から飛ばしてハナを取る形がメインでそこから高いスピード持続力を活かして粘り込む走り。勝った1600m戦は2023/3/4 チューリップ賞、2023/2/12 こぶし賞ともに中緩みのラップ構成で粘り込めているが、2023/4/9 桜花賞は終始速い流れでしっかり垂れている点から1600m全ラップで速い流れを刻むことは現状苦手。距離短縮で望んだ2023/5/27 葵Sは好スタートから逃げる形を取り、前半からハイペースな展開かつ前が垂れる展開を粘り切った点を評価したい。自分で速いラップを刻めるのであれば1200-1400mも上のクラスで戦えそう。ただ問題は2023/10/1 スプリンターズSあたりから発馬が遅くなっており、必然的に他馬にハナを譲る形となってしまっている。こうなるとこの馬の持ち味である前半から速い流れを刻むことができなくなる可能性が高い上に、TSが低い点から前の馬を抜かせずにことにもなってしまう。現状内枠を引いても悩ましいところ。

⑰ルガル

スタート△▲
基礎スピ▲○
TS▲
TS持続力○
Cr性能▲
ギアチェンジ△▲
能力A3

時計のかかるタフ馬場

クビがやや高めで前脚がそこまで高く上がらないタイプなのでTS値は低いがまずまずのスピードを長く持続することに長けつつ、荒れたタフ馬場でも問題なく追走して有利な形を取れる走り。故に2023/5/7 橘Sでは持ち前の基礎スピードを発揮しながらラストのスタミナ質の持続力勝負を前から5馬身突き放す強い内容。一方、道中高速ラップとなった2023/5/27 葵Sや2023/11/26 京阪杯、33秒台の脚を使う馬が複数頭出るような馬場となった2023/8/27朱鷺Sや2023/10/28スワンSではラストにキレ負けするような負け方をしてしまっていた。理想はラスト全馬が脚を消耗した段階で直線に突入するような消耗度の高い馬場レベル。あまり得意ではない条件下で重賞好走ということで持っているパフォーマンスレベルは高いものがある。ベスト条件下なら強い内容が見られるだろう。近走パフォーマンスで最高点は2024/1/28 シルクロードS。前半から10秒台のラップを連発する速い流れで先行勢に厳しい展開だった中、楽に早め先頭に立ち押し切る流れ。相手レベルを考えてもG1級のパフォーマンス。ただ、トウシンマカオとは差のある内容なので筋量を考えて比較したい。

⑱ロータスランド

スタート▲○
基礎スピ▲○
TS▲
TS持続力○
Cr性能△▲
ギアチェンジ▲
能力B2

1400m以下
内中枠
直線平坦
速い上がりの求められない馬場
前半から速い流れ

クビが低くスパート時の振り幅も小さいコンパクトな走り方で、ストライドは大きくはないものの叩きつけるパワフルな走りと高い回転数でスピード・持続力を出している形。良馬場での上がり勝負に対応できるTSの高さはないが、タフな馬場で相対的に高いパフォーマンスを発揮できる。2022/10/29 スワンS以降の数戦は仕上がり面の問題もあり、この馬らしい持続力の高さを見せられなかったが、2023/2/18 京都牝馬Sでは後方待機ながらも直線で自身の上がりを更新するスパートを見せた。この時も馬場レベル的にはダメージを受けたパワー質な馬場であり、この馬に合っている形。クビが前に突っ込む形なので、急坂での追走フォームのバランスがやや崩れ、スピード維持で限界となりやすい。特に追走で脚を使わされる形になると急坂地点での減速が目立ってしまう。コーナリング加速力がイマイチなので、3,4角外回しも×。できるだけ前の位置取りを取りながら内ラチ沿いをロスなく立ち回りたいところ。パワー質な馬場で溜めた脚を炸裂させるパターンがベストで、道中ラップも緩まずにスタミナ質な持続力戦になるレース質が良い。現状1600mはやや長そうな雰囲気を受けるので内目の枠の1200-1400mで勝負したい。

めぐめぐのぼやき

 新コーナーです。週中考えていることをつらつらとだらだらと述べていくので、時間のある暇な方向けです。

 今回の中京芝1200ですが、わたくしかなりの欠陥コース認定しております。というのも道中位置取りが結果を握るコースとなっており、この要素だけで本来の実力差をひっくり返せるほどの脅威となりうるからです。これの何が欠陥なのかと申し上げますと、能力面での評価がそのまま予想に反映させづらいのはもちろんのことですが、誰がどのポジションを取るのかは各馬のゲートの出方と発馬時の体勢、他馬の動き方によって何十、何百もパターンが存在するためにかなり運要素の大きいレースになってしまうからです。

 さあ、肝心の道中位置取りはどこがいいんじゃいという話ですが、みなさんご存知の方もいらっしゃる通り【内】一点です。ではなぜ内なのか。高松宮記念のデータも参考になりますが、ここはひとつコース形態と馬場から考えていきましょう。このコーナーの下に中京芝のコース形態を貼り付けておきますのでそちらを見ながらどうぞ。

 この時期の中京芝1200の特徴は以下の通りです。

❶スタートしてから800m弱にかけての下り坂
❷4角で大きく膨らみ直線でやや内に潜り込むスパイラルカーブ
❸直線入りすぐの2mの上り坂かつその後200m超の平坦コース
❹内馬場が荒れていない綺麗な馬場

 さあ、ここからしばしコース解説です。まず重要なのが中京自体が内前やや優勢のコースであるが故にある程度前目意識の騎乗が目立ちます。そのため、前半からペースは流れやすいです。そこに加わる要素が❶。これにより道中は速い流れが緩むことなく高速ラップが連発する持続ラップに突入します。ここまでは他コースでもよくあることなんですが、ここに大きく関わってくる要素が❷❹です。ここで考えて欲しいのは内と外の追走負荷の高さと求められる追走力です。速い流れが続く中で3,4角を追走する場合の追走負荷はもちろん内<外です。さらに馬場的観点から内と外で馬場レベルが変わらない点から内≒外です。4角->直線でやや内めに切り込む力が必要となるスパイラルコースという観点から負荷の高さは内<外です。お分かりでしょうか。全てにおいて内目追走馬が不利に働く部分がないのです。そして最後の要素として❸が加わります。これにより、楽な流れから一気な急坂となることで脚がなくなった馬から終いの伸び脚が衰退していきます。登った後もしっかり末脚を持続する力が要求されます。では、この急坂区間で脚がなくなるのはどの馬でしょうか?わかりますよね、外目追走馬です。この時点で内目をロスなく回って脚の消費を抑えた馬たちと大きな負荷偏差が生じます。直線では内が使える分、ある程度密集した馬群になりやすい点、❸により一気な加速が難しいことで勝負するのは急坂を登り切るあたりからになる点により、内が渋滞しやすい&後方追走馬が差し切るにはやや物足りない直線形態となるのでベストな追走位置は先団〜中団の内1,2追走馬です。

 分かりやすかったのは2023/1/29 シルクロードSですね。1,2,3着馬は実力を持ちつつ内から競馬できた馬たち。そして離れた4着には3,4角で外目を回した実力馬トウシンマカオ、7着馬ウインマーベルも同様の形です。2023/3/26 高松宮記念では雨の影響で内馬場が死んでしまったために追走負荷が内>外となり、外差しが通用する形となっていました。良馬場開催の高松宮記念であれば基本的には↑で述べた傾向が出ているはずです。

 それではこの傾向を頭の片隅に置いて、現在の中京をチェックしておきます。馬場レベルは5段階で3付近(平均タイム)に位置しています。2023/1/29 シルクロードSがまさにこのあたりの時計レンジなので見た目の芝状態からも求められる馬場適性はほとんど同じと見て良さそうです。そしてやはり、先週のレースを見ていると3,4角外目追走馬に出番はほとんどありませんでした。高い追走力が求められる1200m戦ではこれがより顕著になると思っています。

 というわけで前提情報としてこの辺りにしといて、今回のメンバーを見ていきますが、まずは枠を見たい。が正直な感想です。
 能力面最上位評価のトウシンマカオが2023/1/29 シルクロードSのように外枠を引いたら厳しい戦いになるでしょう。この馬の良さは3,4角で楽に押し上げられるCr性能と高いTS持続力です。右回りの短距離コースでは、この強みが最大限活かせるようなコース形態が多く、3,4角から外目を加速しながら追走して短い直線を高い持続力で押し切れることが多いです。逆に左回りコースでは3,4角での押し上げはそこまでプラスに働かず基本は直線でのTS値、ギアチェンジ性能、持続力全てが重要になってくるため、この馬よりも前にこの特徴に長けた馬が存在する場合にはキレ負けのような現象が訪れます。
 ナムラクレアなんかも最近は外目ぶん回し横綱競馬がメインウェポンとなっているためにこれまた中外枠を引いたら2023/10/1 スプリンターズSのような3,4角外目ぶん回しも十分あり得ます。スムーズではなかったスプリンターズSですが、内有利なTBで勝ちきれなかった点からもここで進路取りに後手を踏むようであれば単勝期待値はそこまで高くない世界線も考えられます。個人的にはこの馬、中京芝1200G1で勝つなら一か八か2023/1/29 シルクロードSのような内溜め&内差し競馬が必須ではないかと思います。
 他有力馬で1番安定感がありそうなのはルガルですかね。ここ2戦は安定して時計も出しながら結果を残し、特に前走は今まで課題だったゲートを克服してきました。これに関しては偶然かなと思っていましたが、なんと陣営側がかなりゲート練習を行っていたみたいです。今回も順調にことを進めているようですので、出遅れるよりは好スタートの可能性が高いと見ています。そしてこの馬の強みは時計のかかる馬場への走法フィットと操縦性の高さ、前から脚を溜められる基礎スピードの高さです。2024/1/28 シルクロードSでの高速ラップ前受けで前にきつい流れから押し切って圧勝した内容は字面以上に評価して良いと思っています。あまり想定はしていないですが、一雨降った場合でもこの馬にプラスに働くでしょう。今回も状態面は良さそうで、ここに向けてG1を取りに来てると見て良いと思います。
 ママコチャは2023/10/1 スプリンターズSの勝ち方が素晴らしく、まさに1200mベストといった馬ですがここでも早いタイミングからエンジンがかかってしまうようだと3,4角を外回しする可能性も高く、中山芝1200以上に不利に働くため、ここではリスキーな1頭かなという認識です。スタートもかもなく不可もなくといったタイプなので内枠を引けば前半揉まれて追走リズムを崩す可能性も十分ということでベストは外目の枠からのびのび走る形ですが、これに関しては前述した通り中京芝1200との相性はそこまで高くないはずです。
 香港馬ビクターザウィナーはハナを取ってペースを握ってこそのタイプで、自分の形に持ち込めた時はかなり強いですが2023/12/10 香港Sでジャスパージャックに二の足で負けてハナを譲っている点から今回はテイエムスパーダにハナを譲ってしまうと見てます。その場合は高速ラップを刻むテイエムスパーダの流れに脚がたまらず終了しますし、仮に逃げられたとしても楽逃げはさせてもらえないメンツですので求められる時計面からも最後は厳しい戦いとなるでしょう。能力面は評価していましたがやや消し寄りの方向で考えています。

 以上の点から基本的には内目で良さがいきつつある程度位置も取れるような馬が狙い目です。面白いのは内枠ビッグシーザー、ソーダズリング、マッドクールあたりでしょう。
 ビッグシーザーは前走余裕残しのトウシンマカオに負けていますが、この馬の力は示せた印象です。速い流れを楽に追走できる基礎スピードを持ちつつ、直線で一足使える特徴も持っています。3,4角で脚を使うとラストの伸びが甘くなってしまう分、内枠を引けた場合の恩恵がここではかなり高くなりそうです。
 ソーダズリングは前走距離短縮でかなりの好内容でした。やや外目追走も11秒前半の流れを楽に追走する基礎スピードの高さを見せつつ、最後はナムラクレアからの猛追を防いで勝ち切りました。そのナムラクレアですが、10kg増加の参戦とはいえ馬体はある程度仕上がっていた印象です。決してデブとは言えませんでした。斤量利はありましたが、それでも距離短縮でこのパフォーマンスを叩き出せたのは次につながる大きな一歩かなと考えています。
 マッドクールはまさに内から器用に立ち回ってラスト高い持続力でじわじわ伸びてくる内伸びTB恩恵を最大限受けられるタイプの認識です。今回も内枠を引くようであれば勝ち負けしても良いと思っています。この馬自体一度も弱い競馬はしておらず、唯一大敗した2023/7/2 CBC賞は熱中症によるパフォーマンス低下と外目追走負荷の影響。2023/12/10 香港Sは洋芝質のパワー馬場に加えてL3Fで11.5-11.0-12.0のギアチェンジラップとなりオーバーヒートの内容でした。スタートの安定感が見られなかったことから海外遠征による調整もあまり上手くいかなかった可能性も考えられます。2023/1/29
シルクロードS、2023/10/1 スプリンターズSで内からこの馬らしい競馬で勝ち負けできたことから枠次第で今回も期待したいです。

 枠順がかなり重要になりますが、ひとまずここら辺を念頭に置いて金曜の枠順発表を待ちたいと思います。

★2024/3/21(木)追記

 天気予報見ました。土曜から雨予報出てました。日曜は土砂降りっぽくはないですが、雨は降りそうなので引き続き雨の影響が残るタフな馬場になる想定です。走破時計レンジとしては現状で③平均付近なので、本番では良馬場換算で⑤前後にはなるかなと思います。あとは馬場のダメージに注目しないといけません。土が見えるくらいのダメージが出始めると去年に近いTBになる可能性も考える必要が出てきそうです。これに関しては土曜を見終わっても確定は難しいと思っています。日曜当日どのような馬場が伸びるのか、パワー馬場適性はどの程度必要なのかを判定してから本命と相手を選ぶ予定です。

 なお、現状雨のタフ馬場で行われる場合の評価の上げ下げは以下のようにしています。


シャンパンカラー
ナムラクレア
ルガル
ロータスランド

-
ソーダズリング
ディヴィーナ
ビッグシーザー
マテンロウオリオン
ママコチャ
ビクターザウィナー


ウインカーネリアン
ウインマーベル
シュバルツカイザー
テイエムスパーダ
トウシンマカオ
マッドクール
メイケイエール
モズメイメイ

★2024/3/22(金)追記

 枠順が出ましたので、位置取り推定も下に追記させていただきました。枠順だけの評価もこちらに載せておきますね。こちらに関してはTBを無視して以下の観点がメインになってきます。

・内枠 : 白黒赤
-> 揉まれ弱さありで減点、ギアチェンジ性能△で減点、スタート△▲以下で減点、内枠推奨馬加点、外枠推奨馬減点
・中枠 : 青黄緑
-> 特になし
・外枠 : 橙桃
-> Cr性能△で減点、ハナ主張馬減点、外枠推奨馬加点、内枠推奨馬減点

① ○
② -
③ -
④ ○
⑤ △
⑥ -
⑦ -
⑧ -
⑨ -
⑩ -
⑪ -
⑫ -
⑬ -
⑭ ○
⑮ ○
⑯ ○
⑰ △
⑱ ○

 最終結論は当日の馬場見て決定したいですが、仕上がり面や時計のかかる馬場という面から馬券に組み込みたい馬はある程度事前に絞れるかなという認識です。

本命候補
⑥⑫
相手候補
①②③⑩⑪
悩み中
⑤⑭

⑥ルガルは仕上がり順調、馬体充実期でここを本気で取りに来ている気はします。馬場も合いそうで内目の枠から器用に運べる操縦性の高さもあるので○以上の評価にはなるかなという想定です。
⑫ロータスランドは近走弱い競馬を見せていない隠れた実力馬という裏付けと雨の影響が残るタフな馬場がこの馬を後押ししてくれる絶好の舞台です。⑫番枠はまずまずというところですが、そこまで位置は取れなさそうなのでそこまで大外を回されることもなく、直線は外目からスムーズに進路を確保できる好枠なんじゃないかなとも思います。
①ビッグシーザーは絶好枠です。内からロスなく立ち回りながら長く良い脚を使えるこの馬の良さは中京に生きてくるはずです。前走はやや余裕残しのトウシンマカオに次ぐ2着ですが、この馬も正直ベストな仕上がりとは言えない印象でした。確実にここに向けて陣営も気合を入れて仕上げてくるはず、というメタ予想で現状馬券に組み込みたいです。
②マッドクールは内から器用に立ち回るスプリンターズSの再来です。中京の相性も良いので正直マイナス要素があまりないです。
③ナムラクレアは馬場適性や舞台適性等考えて本命級ですが、追い切り過程が気になりました。一週前の時計もいつも以上に出ていませんし、それに対して最終追いを一杯で急仕上げしてきた感が否めません。動きも鈍さを感じたので相手までかなという認識です。あとはTBとの相性で上げ下げを判断します。
⑩ビクターザウィナーは外からダッシュよく飛び出してハナを取るかなという想定です。二の足が速いテイエムスパーダがこの馬よりも内に入ったことで外から押し込めるはずです。ただ、前走のセンテナリーSは前半からゆったりした楽逃げをさせてもらっての小回りロンスパ逃げ切りであるのに対し今回は先行勢からある程度のプレッシャーは受けながらの前傾ラップ消耗戦にはなるはずなのでやや後ろ向きの評価ではあります。
⑪メイケイエールはやっと得意の中京に戻ってきたということでここは走ってきても何も不思議ではないと思っています。追い切りからも状態の良さが伺えて、あとは馬場面だけが不安です。稍重あたりで留まってくれるとありがたいかなと思います。能力に関しては、スプリンターズSで外から5着まで伸びてきた点を数字以上に評価してます。セントウルSでは同舞台でファストフォースに0.4秒差をつける圧巻の競馬なのであとはこの馬自身がパフォーマンスを発揮できるかどうかの戦いです。前半からスピードが上がりやすい中京芝1200mなら馬群でもある程度折り合いがつくと思いますし、高いTSと持続力を発揮してくれるはずです。

以下は悩み中の馬です。

⑤トウシンマカオは内枠を引いてしまったので追い出し開始は直線に入ってからになると思います。位置取り的にも直線で進路を確保できるかどうかが運次第なのと、加速に時間がかかるので4角通過以降でスムーズに加速できるかどうかのリスク面は残っています。そして当然ながら内目は馬場的にタフになっている可能性が極めて高いのでその観点でもやや狙いづらいです。なぜ悩んでいるのかは能力面で頭ひとつ分抜けていると判断しているからです。もう少し悩ませてください。
⑭ママコチャは仕上がり面と折り合い面の不安です。仕上がりに関してはスプリンターズSの追い切りと比較してもらうとわかりやすいと思います。スプリンターズS時では軽々にスピードに乗りつつ、手前替えもうまく反応していかにも調子の良さそうな状態でしたが、今回はかなり重かったです。最終追いの坂路は手前替えもなく最後まで推進力の弱い走り。これで好走してきたら今の芝1200mで敵はいないレベルで能力が抜けていることになると思います。折り合い面も、スプリンターズSのように外からかかる動きを見せるようなら、中京芝1200の舞台で押し切る競馬はなかなか難しいです。

★2024/3/23(土)追記

 土曜日の芝レースのTBを見ていきます。まずは出走頭数11頭以上の芝レースのまとめです。雨が降り続ける重馬場でしたが、思った以上に前から競馬した馬が好成績です。下の結果を見ても分かる通り、人気薄の逃げ馬がかなり上位争いしていました。

 芝状態を見ると、内2,3頭目まで芝が剥がれかけていて、ここに雨の影響が加わった形なのでセオリー通りなら外目追走馬にも分があるはずですが、好勝負したのは外先行馬のみ。低級戦ということである程度前が残りやすいのもありますが、それにしても重馬場で、この馬場の見た目でこのようなTBが出ると何かが存在しそうな印象です。

 ここで明日の天気をチェックしてみると、土曜夜間から朝にかけて晴れ、当日は16時まで曇りの予報で雨の気配は今の所ないです。これはどういうことかわかるでしょうか?気温の低い夜間に晴れて、日中はそこまで気温が上がらない中での曇り。つまり通常の排水機構の役割がそのまま馬場状態に直結する可能性が高いです。馬場は内から乾くという通り、今回もその傾向が出ると踏んでます。前日雨で当日晴れ間が差した2022 高松宮記念が想起されますね。

 ということで明日のTBをこの時点である程度決め打ちたいと思います。

・3,4角外目ぶん回し差し馬 -> ✖️
・ラチ沿い1,2番手追走馬 -> ◎
・ラチ沿い中団追走馬 -> ○
・先団外目追走馬 -> ▲
・後方待機馬 -> ✖️

です。前述した通り、高松宮記念以外の低レベル戦では前残りが顕著になると思いますので、本番ではそこから1,2列後ろまでが届く想定で馬券を組んでいきます。

 この想定通りでことが進んだ場合の印後方は以下の通りです。

◎②
○①⑥⑩
抑⑤⑧⑫⑯⑱

単勝や馬連などのメイン馬券は◎○から、抑は3連系の3列目に添える形を取ると思います。当日のオッズを見ながら最終的な印、買い目を確定します。

 当日8R目の結果を見てから最終見解を追記する予定です。

★2024/3/24 (日)追記

 前日の予報とは異なり、レース本番まで小降りの雨が降り続ける天気になりそうです。朝この予報を見た時点では、やや外目にバイアスが振れてくるかなと思っていましたが、連帯馬は基本的に内から伸びてきており、見た目以上に内馬場の方が有利に働くことは間違いなさそうです。その上で今回どこを狙うのかという部分ですが、注意したいのは以下の5要素です。

・力のある馬が出る上級レースは低級レースよりも差しが届く
・直線途中からは馬場適性のない馬から脚が無くなり脱落
・3角から外目を手を動かして動き出すタイプは直線で伸びが甘くなる
・ラチ沿い追走馬は優遇
・外目追走馬でも向正面でポジションを取って、3,4角を楽にコーナリングできるのであれば外目追走不利のバイアスはカバー可能


ということで今回の狙い目は以下の3点とさせていただきます。

❶先頭集団ラチ沿い追走馬&パワー馬場適性あり
❷中外目先団追走馬&Cr性能▲以上&パワー馬場適性あり(&能力値)
❸内1,2頭目追走馬&パワー馬場適性あり&能力値高&(位置取り)


優先度は

A: ❶ (能力値平均以上)≒ B: ❷(能力値高)> C: ❷(能力値平均)≒ D: ❸(中団よりも前)> E: ❸(中団よりも後ろ)> F: ❶(能力値低)> G: ❸(能力値平均以下)> H: ❷(能力値低)> I: ❶❷❸パワー馬場適性なし > J: ❶❷❸非該当

です。

該当馬
①D
②A
③E

④F
⑤I
⑥D
⑦I
⑧J
⑨J
⑩A
⑪I
⑫E
⑬I
⑭I
⑮J
⑯I
⑰J
⑱I

最終見解

◎ ②マッドクール
○ ⑩ビクターザウィナー
▲ ①⑥
△ ③⑫

最終見解

◎ ②マッドクール

 馬場適性ありつつ内有利TBを活かせる枠並び。スタートの安定性から先団ラチ沿いを楽に追走。追い切り内容から道中楽に運んで脚を溜めつつ、直線で弾ける伸び脚を見せてくれることを期待。調教から手懐けている坂井Jは中京の勝ち方を知っており、その方策がここでも当てはまるTB。前走は輸送による状態面の低下も影響していりため、今回ここで馬体重を430〜440kgに戻してこればこの馬のパフォーマンスを発揮できる。

〇 ⑩ビクターザウィナー

 初の左回り&重馬場だが、香港は洋芝ベースのタフな硬い馬場であるためパワーとスピードの両方が求められるような馬場はプラスに働く。走法的にも重馬場はこなせる領域にあり、枠並び的にも外からハナを取れる可能性が高い。この馬がハナを取ることになると前半からそれなりにペースが流れると考えられるため、中団よりも前を追走する馬たちの追走負荷は高くなる。そのため、前目有利かつ内が伸びる今のTBでも馬場適性のない馬から脱落していく。この馬の適性馬場レンジは想像の域を超えていないが、向いた場合には世界最高峰のスプリント戦線で高いパフォーマンスを発揮するこの馬がしぶとい粘りこみを見せてくれるだろう。

▲ ①ビッグシーザー

 TB恩恵馬かつ水準以上の馬場適性を評価。先団ラチ沿いからロスなく運んで直線は綺麗にin -> outを決めたいところ。前走ごちゃついた中でトウシンマカオと大きな差のない競馬をできたことはこの馬のパフォーマンスレベルの上昇を裏付けても良いと思っているため、この評価。

▲ ⑥ルガル

 スタートの安定感がまだ担保できていないため、出負けのリスクを考えて3番手評価。パワー馬場をしっかりと捉える重馬場向きの走法がここでも生きてくると同時に過去を超えるほどの申し分ない動きと仕上がり。外を走る馬が直線で苦労する中、馬群を縫って鋭く伸びてくるはず。

△ ③ナムラクレア

 年齢の影響か、この馬の最大パフォーマンスレベルの低下が訪れている可能性が存在。個人的に見劣りしてしまった追い切り内容も陣営側はしっかり仕上げたとの一言。こうなると今のナムラクレアのベストを持ってきたことになるため、パフォーマンスレベルの低下した今のレベルがこの馬の最高打点と考えることもできる。本来なら消しに値する事前評価だが、幅広い馬場適性レンジと本来のパフォーマンスレベルの高さを評価せざるを得ないのでこの評価。

△ ⑫ロータスランド

 道悪適性と言えばこの馬。ただやはり外目を回されるリスクと内1,2頭目が伸びる今のTBだと、馬場を掴むのが上手い岩田康誠の神騎乗に賭けるのも面白い。中団内1,2を取れれば馬券圏内、後方外目を回す形だと厳しい競馬、最終的にどちらを選ぶかは皆さんに任せたい。なお、追い切り面はいつも通り動けており、ラストランでも力は出せる状態。

※広く買うなら3列目に以下の馬たちを抑えても良さそう。ある程度の馬場適性を持ちつつ、恩恵を受けられるタイプ or 調子が上がっているタイプ。

④⑧⑮⑱

買い目

▶ 暫定買い目
▷ 確定買い目

今週もここまで読んでくださりありがとうございました🙇‍♂️

あとは的中を祈って共に全力応援しましょう🔥


大変励みになりますので、よかったらよろしくお願いします🙇‍♂️🙇‍♂️