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マーボーの思ひ出

写真は「クックドゥ極」の麻婆を調味料として使った肉野菜炒めの昨夜の残りに(再生の祈りを込めて)ネギふってみた朝酒用の小鉢でございますが……
 
うおっカッッラ、こんな振り切った惣菜は、そこらじゃ売らないだろうよ……んで、
 
 
●マーボーの思ひ出:
もう20年とか前ですが仙台に1年半ぐらいワタス(東北弁)が赴任してたとき、仙台駅の飲食街に麻婆豆腐の専門店ができたんです新しく。食いに行ったらめちゃめちゃ辛くて美味しかった。だから職場の女の子とかとも行くんですがそのヒトちょー辛いもの好きで、飲み屋で目を離してたら真っ赤になるまで一味を振ってて「キミなにしてんの!」という……
 
そんで仙台は支社だから、ちょいちょい本社だ東京だ、から出張のオジサンたちがやってくるのね。泊まりで来るなら「晩ごはん~飲み」は、ガッチリ接待じゃなくても軽くアテンドしてくれたっていいじゃないよ気分でいらっしゃる感じで。
 
そんときに重宝したのがそのマーボー屋。「じゃメシ行きましょうよ、ゴトちんマーボー行くよ」と言えば彼女は「やったーイエーイ!」と独自のマーボーダンスを踊りだすので(そのように仕込んでいる)、女の子が喜んでるから(ヤツが異常者とは知らず)オッサンは「はっはっは、ソコでいいよ」なんかいって、まんまと激辛マーボーをイッパツ目に食うハメになる。
 
酒のツマミではすまない、白飯ナシではとても食えない、でもメチャうまい、これを1軒めに配置することでワタスは「朝までどろどろ酒&愚痴コース」みたいのを何度逃れられたことでしょう。メチャ辛&おなかいっぱい、でオッサンらの夜の戦闘力を削ることに成功していたオハナシでしたオソマツ。

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