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東條英機 vs 東條のと

https://www.youtube.com/watch?v=nossdTLUe381.企画趣旨説明

「お酒一つにムキになってどうするの」アドンコ大臣でおなじみまけいぬでございます。
 今回の企画趣旨を簡単にご説明いたしますと、アフリカン・カンフー・ナチスで東條英機役を演じられている秋元義人(あきもと よしと)さんは便利屋を営まれています。そこで便利屋さんの仕事の依頼としてお話を伺う依頼をしたらどうなるか? と依頼のメールをしてみたところ快諾をいただきました。そこで、アフカン公式VTuber東條のとさんをインタビュアーにむかえ、Twitter上でガーナアーリア人の皆さんに質問を募集し、秋元さんに質問をぶつけてしまおうというのが、今回の企画であります。
 ぶっちゃけ「東條英機 vs 東條のと」なんて字面だけでもう面白いので、金を払っても見たかったというのが私の本音です。
 お二人からとても面白いお話を聞くことができたので、その様子を文字に起こさせていただきました。のとさんからもZOOMでの動画を公開されますのでそちらと併せてお楽しみいただければ幸いです。
 やっぱり秋元さんは「おもろいオッちゃん」でしたよ。

2.「東條英機 vs 東條のと」

 Q1 便利屋を始めたきっかけはなんですか?

秋元:きっかけはねー、色々…と言うか、かなり俺の人生に関わってくる。
 俺が二十代の時は毎日酒飲んでてプータローと言うか、フリータだったんだけど、彼女のヒモみたいな生活してたんだよね。働く気がなかったんだよ。

のと:毎日お酒飲んでたんですね。

秋元:そう! 友達と遊んだりクラブや飲み屋に行ったりとかね。
 そんな時に母親が心配してくれてね。本を買ってくれるんだよ。俺も本を読むのは好きだったから、なんか暇な時に「かぁちゃんが買ってくれたなー」ってその本を読むんですよ。せっかくだから。
 その本の中の著者に、俺の便利屋の師匠で『元祖 便利屋』って呼ばれている「右近 勝吉」って人がいるんですよ。

のと:便利屋を始めた人。

秋元:そう、昔からそういう職業は合ったけど、「便利屋」「何でも屋」を掲げて始めた元祖と呼ばれている人なんです。その人の本を読んだんです。
 で、「あ! この仕事いいな」と思ったんですね。困っている人とか悩んでる人を助けたりとか。で、お金ももらえる。(笑) なんとなくやるならこの仕事いいなと思ってたんです。
 それから何年かでかぁちゃんが死んで…母親は生前その師匠の所へ行って便利屋やって欲しいみたいなことは言ってたんです。その頃俺は色んな仕事に手を付けてはいたんだ。

のと:けっこう色々やってた?

秋元:そう、職種で言ったら、俺、30種ぐらいはやってる。そんだけ長続きしなかったってことなんだけど(笑)
 便利屋をやるにしても元手がいる。便利屋をやること自体はチラシを作るとかそんなにお金はなくても始めることはできるんだけど、師匠に見習いとして修行してもらうには月10万円ぐらい必要だった。学校の入学金みたいなもんで。
 金がなかったんですよ。仕事も大してしないで、したとしても借金や酒に消えていきますから。そんな時にかぁちゃんが死んで多少なり遺産が入ったから。それをもって師匠の所に行った。3カ月で30万払って修行して自分の便利屋を立ち上げた。

のと:じゃあそこで、それまでのスキルとかも生かして?

秋元:まあそうですね。便利屋ってほんといろんなことがあるから、多少は役には立ったと思うけど。

 Q2 秋元サービス社で新入社員の募集はありますか?

のと:今の話を受けて次の質問なんですけど、弟子入りの話がありましたが、秋元サービス社で弟子入りと言うか、新入社員の募集はありますか?

秋元:そんなに手広く仕事やってないんで。今一人非常勤のバイトがいて。非常勤だから必要な時だけみたいな。
 基本一人でやってます。そんなに仕事ないから。
 もし来てもらえるなら営業がすごいできる人が欲しい。後は給料いらない人。(笑)
 うちのバイトも安い給料でやってもらってるし、いつも仕事があるわけじゃないから、基本的に新入社員来ても仕事ないんで。営業で仕事とってきてくれる人がいいですね。

のと:そこはもう、新入社員で来るならやる気重視って感じですかね

秋元:今、コロナじゃないですか。今まで基本、訪問営業で仕事とってたんですよ。それが難しくなっちゃって。ネットで宣伝して仕事を取ってくる方向を模索してるところです。

のと:じゃあ、こういう企画などで秋元サービス社の名前が売れるって言うのはいいことですね

秋元:ほんとそうですね。感謝してます。

 Q3 アフカンへの出演以外で、これは大変だった!という印象深いお仕事はありますか?

のと:これも便利屋さんの質問なんですけども、アフカンへの出演以外で、これは大変だった!という印象深いお仕事はありますか?

秋元:丸9年になるんですけどいっぱいありますね。犯罪系もあったし……。

のと:犯罪系?!

秋元:その時はきづかなかったけど、後で警察から連絡来て……。
 便利屋の先輩の下請けみたいな仕事に行ったときにマンションの不用品の回収したんですよ。「これいいんですか? 買ったばかりみたいに新しいですけど捨てちゃっていいんですか?」って……。 要はそこオレオレ詐欺の事務所だったんですよ(笑)
 最初わかんなくて、お客さんも普通の人だしお金も払うって言うし……。そしたら後から俺も一緒にエレベーターのカメラに映ってたらしくて、俺まで一味と間違えられちゃって(笑)
 他にもいろいろあるんだけど、その時はわかんないんですよね。この人ちょっと危ないなって時もあるんだけど。

 後は遺品整理とかゴミ屋敷とか……。

のと:片付け系?

秋元:まあ多いですね。時代と言うか。
 ゴミ屋敷と言ってもテレビで見るような生やさしいゴミ屋敷じゃないんですよ。

のと:もっとすごい……。

秋元:まあ、テレビじゃ映せないようなそういうところがいっぱいあるんですね。こっちも慣れてはいるんだけど、どうしてこうなっちゃうのか。
 時代を象徴していると思うんですよね。ストレスとか、物が安くなってあふれているじゃないですか。入手もネットで買えたり。

のと:そうですね。けっこう物を貯めこみやすい時代と言うのはあるかもしれませんね。

秋元:若者だけじゃなくてお年寄りにもいますね。
 老人と言えば孤独死の特殊清掃とかもありますね。人が亡くなられた部屋の片づけとか。
 部屋を全部片づけるんですけど、孤独死の人って近くに身内やつき合いがない人が多いんですけど、全部人生とかがわかっちゃうんですよ。こっちは全部片づけるんで。孤独死なんだけど、それなりに楽しく生きていたとか、おしゃれな人だったんだなとか。亡くなった人の家の片づけって勉強になるというか、心には残りますね。
 後は自殺とか事件現場もあるんで、時々。そういうところはちょっとね辛いですよね。(ビールを煽る)

 Q4 便利屋さんのお仕事だと、だいたいどの辺りまでご出張可能ですか?

のと:そういう秋元さんのお仕事なんですけども、依頼するってなった時に、だいたいどのあたりまできていただけますか?

秋元:ガーナも行ったんですよ。仕事で(笑)

のと:そうですよね(笑)

秋元:出張費さえだしてくれればどこへでも行きますよ(笑)
 国内で言ってもセバスチャン監督の仕事を時々やらせてもらってますけども、その時は沖縄に行ってるんですよ。
 引っ越しの仕事で仙台や神戸にも行ったし…まあ、依頼があれば基本どこにでもいってますね。

のと:国内でも東西南北どこへでもって感じですね。

秋元:そうですね。

 
 Q5 セバ監督とはプライベートでも遊んだり飲みに行ったりするんですか?

のと:今度は便利屋さんから離れてプライベートでの質問になるんですけども。セバ監督とはプライベートでも遊んだり飲みに行ったりする感じのおつきあいなんですか?

秋元:そうですね。だいたいセバスチャンの家が都心の方なんで、あっちの方へ行って一緒に飲んだり、セバスチャンの家で一緒に飲んだりしますよ。コロナになってあまり飲めなくなったけど。だいたい飲むことが多いですね。

のと:そういった飲みに行ったりとかのご関係はアフカンの撮影の前からですか?

秋元:そうですね。時々仕事があればセバスチャンから仕事もらったりしていて。
 そんな時にある日セバスチャンから電話が来て「映画やるからガーナ行くけど大丈夫?」みたいな電話が来て。
 「えー、何ガーナ行くのー。別に行くのはいいけどー」(笑) で、また飲みながら打ち合わせがあったり。
  基本、飲んでばっかりですね(笑)

のと:そんな関係の流れでアフカンに出演されて、という感じですね。

 Q6 ガーナで撮影のないときは何をしてましたか?

のと:ガーナに行った時のお話になるんですけど、ガーナでけっこう撮影のない時があったってうかがってるんですけども、そういったときは何をされていましたか? ■■■■■■■■■■■■(*ガーナアーリアン検閲)。

秋元:うん、■■■■■■■■■■(*ガーナアーリアン検閲)「っぽい」。まあ、泊まっていたバンガローが隣同士だったんだけど、なんか「■■■■■■■■■■■■(*ガーナアーリアン検閲)」とか言って■■■■■■■■■■■■(*ガーナアーリアン検閲)。
(*ここは諸事情でお見せできません ご想像におまかせします。)

 撮影も結構タイトだったんですよ。休みの日なんかないし。映画の撮影が無くてもドキュメンタリーの撮影をしてたし。

のと:Youtubeにあがっているような?

秋元:そうです。あのViceの。
   だからフルで休みなんて日もあまりなかったと思うし。

のと:合間合間でガーナ時間的に撮影が途切れるようなことがあったとか

秋元:例のね、ガーナルールというかガーナタイムですよね。例えば10時に撮影現場に来てくれって言われて行くじゃないですか。ホテルからだいたい1㎞ぐらい歩いていくんですよ。そしたら時間通りに行って向こうのスタッフとか俳優がワイワイしゃべってるんですよ。そしたら待てど暮らせど始まらないんですよ、撮影が。
 結局朝の10時に行ったのに撮影が始まるのが夕方の6時とか。

のと:あー……。

秋元:6時に始まって朝方の4時ぐらいまでやってみたいな。いやいやいや、さっきのその空いた時間なんだったのみたいな。
 聞いてみると延長コードがなかったとか、いや、理由がわけわかんない。なんでないの、日本だったら考えられない。
 そんなことがよくありました。

のと:結果として撮影のない時間ができてしまったと言うわけですね。

秋元:その6時間とか7時間とかあくじゃないですか。でもホテルに戻ってゆっくりしているわけじゃない。ただずーっとその場でしゃべってる。「撮影いつから始まるの?」って聞いても「ちょっと待ってちょっと待って」みたいな。結局衣装着て準備してスタンバイして1時間2時間待ってる。

のと:それも厳しいですね。

秋元:うん、厳しい。

 Q7 演技やアクションで難しかったことや印象的なことを教えてください

のと:今回けっこう演技とかアクションで難しかったことや印象的なことって何かありますか?

秋元:僕もご存じの通り、俳優じゃない素人なんですけども、大したセリフはないけどもセリフを覚えるのが大変だった。
 映画だと短くなってるんだけど、廃屋でヒトラーが演説した後に「天皇陛下万歳」ってやるんだけど、あのシーンってヒトラーの演説の後に東條の演説があるんですよ。映画ではカットされてたけど。けっこうセリフ長くて、そういうところのセリフを覚えるのが大変だったですね。自分的には。
 あとはアクションシーン。日本でもセバスチャン監督と筋トレとかはしたんですよ。意味わかんないけど(笑)。
 筋トレはセバスチャンがやりたいだけじゃないかと思ったんだけど。

のと:けっこう好きなんですかそういうの。

秋元:出会った頃はそんなにセバスチャンもそんなに体も大きくなかったし、マッチョでもなかったんだけど、趣味で筋トレ始めたらしくて。そしたらどんどんマッチョになっちゃって、今でも週に何度かジムに通ってるみたい。
 アクションシーンも素人としては大変でしたね。たいしたことはしてないけど。

のと:結構色々やられてましたけど、現場でのアドリブみたいなのはあったんですか?

秋元:アクションに関してはないかな。やっぱりニンジャマンに教わった通りにやるのでいっぱいいっぱいですよ。
 基本的にアクションはアデーとのワンシーンなんだけど、あのシーンやった時は当たるんですよ! アデーのキックをガードしたりするけど、本当に手に当たってるんですよ。

のと:直で当たるんですね。寸止めとかじゃなくて。

秋元:一応ね寸止め……にはしてるんですけど、やっぱりこう熱くなるから、ほんとに「殺してやる!」って気持ちでやってるから。やっぱね、多少は当たるんですよ。モロに当たったりもするし。それでパンッパンに腕が腫れたりする。
 あとはアデーのカカト落としが背中にモロに入ったりしたりして、そういうところも大変でしたね。

のと:なるほどー。
 すいませんこれちょっと個人的な興味からの質問なんですけど、アクションシーンで英機の拳が光るじゃないですか。

秋元:はっはっはっはっは(笑)。 はいはい。

のと:あれは元から光る予定だったんですか。それとも途中で?

秋元:たぶんセバスチャン監督からは、俺が「アクション大丈夫?」って聞いた時は「大丈夫! 後でエフェクトかけるから!」って言っていたから、初めから考えていたんじゃないかな。「だから心配しなくていいから」(笑)って。

のと:そこは元からエフェクトで見せる感じで考えてたんですね(笑)

秋元:後は早送りとかうまい具合にやりますよね。編集で。

のと:そうですね。非常に迫力のあるアクションシーンだったと思います。

秋元:だから、俺思ったのは日本でも映画館でやるような映画があるじゃないですか。アクション映画とか。ああいうの大したことねーなと思いましたよ。

のと:実際にやってみて。

秋元:俺も練習なんてほとんどしてないし、でも編集とエフェクトで何とか見れるかなって感じだけど。でも、まあいい感じじゃんってなるじゃないですか。

のと:自分でやって見られるぐらいには、こうなってるんだから、と。

秋元:(笑)

のと:映画の裏側がちょっと見えてきたかなという感じですか。

秋元:多少ですけどね。でも何千万・何億と言うお金をかけている映画じゃないですか。上映している映画って基本的に。それ考えたらね、掛けたコストに対してそんなすごくないんだなって。アクションとかさ。

 Q8 ガーナで食べた物の中で一番美味しかったものはなんですか?

のと:ガーナの現地のお話になるんですけども、ガーナで色々お食事されたと思うんですが、そこで食べた物の中で一番美味しかったものはなんですか?

秋元:けっこう大体おいしいんですよ。ガーナの料理って。おいしいんです。けどバリエーションがないって言うのがあれで。基本いつも同じようなものを食うしかないんですよ。

のと:メニューが決まっちゃってる感じで。

秋元:ただ、おいしかったって言えば、ホテルの向かい側にある野外のレストラン「テイスティークイン」ってのがあって。だいたいそこで飯を食っていたんです。そこだと米とチキンとサラダ。で、マヨネーズとかケチャップとかビャーってかかってて。そこがスゴイうまかったですね。
 やっぱチキンがスゴイ新鮮なんですよ。その辺に鶏がコッココッコ歩き回っているのを、たぶんその場でグッと絞めて。化学調味料みたいなのは入っていないしチキンは新鮮でうまかったですね。

のと:それ以外で何か印象に残っている食べ物はありますか?

秋元:ドキュメンタリーに出てきた牛の脳みそとか、あとでっかい巨大なナメクジとか。

のと:ああ、その手の……。

秋元:あれはね確かに向こうの市場で買ったんです。普段はそんなに食べないらしいけど、そういう料理はあるらしくて。一般家庭で食べるスープ「フーフー」だっけ、ああいうのになんでも入れるんですよ。逆に言うと貧しいと何にも入っていない。芋の餅しか入っていないとか。

のと:具のない味噌汁みたいな感じですか。

秋元:向こうではタピオカの原料みたいな芋があるじゃないですか。あれがけっこう採り放題でどこにでも生えてる。主食が芋なんですよね。そういうのは入ってましたね。芋は日本で言う米でしたよね。

 Q9 ぶっちゃけガーナまで行ってアフカンを撮るギャラはおいくらでしたか?

のと:だいぶ具体的な話になるんですけど、ぶっちゃけガーナまで行ってアフカンを撮るギャラはおいくらでしたか?

秋元:ギャラ(笑) ギャラはねー……たいしてもらってないですよ(笑)
 セバ監督も今回予算が100万とか200万とか…俺は知らないけど、たぶんセバ監督もまだお金はね。今、こうやって映画館でやったりTシャツとか皆さんが買ってくれたりしてちょっとは上向いてると思うけど。
 俺もまあ、最低限はもらったんです。ギャラっつっても赤字に近いですよ。まるまる1カ月ちょいガーナに行ったんです。僕も便利屋で働いて、生活と会社を維持していく維持費とか借りてる倉庫とか車とか必要経費があるし、最低でも一か月で三十万ぐらいいるんですよね。それがなんとかなるかならないかぐらい(笑)

のと:トントンかちょっと足りないかぐらいですね。

秋元:ちょっと赤字かなって感じ(笑)
 でもセバ監督がそこを気遣ってくれたぐらいのギャラじゃないですかね。

のと:だいたいちょうどになるぐらいになるかなってところですかね。

秋元:まあそうかな……そうかな?(笑) けっこう僕もね貧しいんで。(笑)
 でも今回の仕事はね、行くだけでも価値あるじゃないですか。

のと:まあ、日本に住んでいたらガーナに行くってことなかなかないですからね。

秋元:そうですね。やっぱりねセバスチャンは昔から仲良くて親友みたいな感じですから。そのセバちゃんから「やるから」って言われたらやっぱ行っちゃいますよね。お金の話じゃなくて。もらえるならそりゃお金はうれしいですけども。
 ガーナのスタッフは向こうでそれなりに…。予め予算を向こうに送ってからやったみたいだし。それで向こうはなんとかしたんじゃないですかね。

のと:秋元さんの方では仕事と言うよりお友達だからって言う感じで。

秋元:そうですね! 最低限のギャラはもらったんですけども、それはセバスチャンのやさしさ……やさしさって言うのかな?(笑)
 一か月ガーナに行ったらね。こっちの家賃もあるし。僕の場合仕事がなくなったら訪問営業してだから。一か月日本にいないってことは営業もできないってことだからその次の月の仕事もないんですよ。その時点で。そう考えると相当赤字にはなってるんですよ。
 それでも俺もセバスチャンもカメラスタッフの人たちも、みんな頑張ったんじゃないですか。この映画のために。

 Q10 アフカンを撮影・公開後に変わったことはありますか?

のと:実際にアフカンを撮影されて、いま全国で劇場公開されるなどしていますが、秋元さんご自身が公開後に変わったなと思う事ってありますか?

秋元:実生活ではあまりないですね。
 映画公開の時に舞台挨拶したりとか、サイン書かせてもらったりとか、そういうのは今までしたとこはないから経験的にはそういうことがありますけど。
 今年の頭ぐらいにアフカンのファンの方から「一緒にアフカンを見てください」と言う依頼が来たことはありますけども、今のところまだアフカン関係の仕事はないですね。
 最初はとっつきにくいこともあると思いますけど、便利屋が必要だと思ったら頼んでくれたらうれしいです。

のと:私もこうして公式Vtuberとして関わらせてもらって、最初のZOOMのオンラインイベントもありましたし、劇場挨拶もさせてもらいました。そういったこと以外に秋元サービス社として仕事が爆増したというところには結びついてはいない、と。

秋元:Twitterとかあまり慣れていないんだけど、アフリカン・カンフー・ナチスのためにやりだしたところもあったんです。元々、時代だからってアカウントだけは作ってあったんですけど。

のと:その中でフォロワーさんも増えてきたようですね。

秋元:そうですね。Twitterとかインスタとかフォロワーさんはけっこう増えてきてくれて、ちょっとがんばって更新していこうかなみたいな。そういう変化はありましたね。


 Q11 最後にひとことください

のと:けっこう長々とお付き合いいただきありがとうございました。もうだいぶいい感じのお時間になってきたんですけども。最後に秋元さんからちょっと一言、映画や秋元サービス社のアピールなどをご自由にお話しいただけるとありがたいのですけども。

秋元:(改まって)皆さん、東條英機役をやった便利屋をやっている秋元と申します。
 映画の方がネットで盛り上がってもらって、映画館で全国上映までさせてもらってほんとに感謝しています。また、ぜひ見てない人も見てもらえるとうれしいです。
 俺は便利屋 秋元サービス社ってやってます。今回ガーナまで行ったんですけども、日本でもどこでも依頼があれば行きますので、なにかお困りごとがあれば依頼の電話をお待ちしております。
 よろしくお願いします。

のと:本日は、ほんとどうもありがとうございました。

秋元:はい! どうもありがとうございます。

(インタビュー終了)

3.秋元サービス社へのアクセスについて

 今回の秋元さんへのインタビューは、秋元サービス社のHP(https://akimotobenri.jimdofree.com/)に記載されたメールアドレスから依頼させていただきました。
 HPの「作業内容・料金表」のページに依頼例や料金表がありますが、今回は「 話し相手 30分3000円〜 」を適用していただきました。
 1時間程度のインタビューですので、秋元さんからは料金を6,000円と見積もっていただきましたが、私の方からその前後の時間や予めインタビューで話すことなどを考えておいていただく時間が必要なことを加味して、インタビュー中のビールの差し入れ代込みという形で8,000円お支払いさせていただきました。
 HPにもある通り、便利屋としてなんでも引き受けていただけますし、日本全国どこへでも来てくれるそうなので(要交通費)何かあれば連絡してみてはいかがでしょうか。
 なお、インタビュー後の雑談で、飲み会出席の依頼も仕事としてOKかと聞いてみたのですが、OKとの返事をいただけたので神奈川近辺のガーナアーリア人は企画してみてはいかがでしょう。(笑)

4.謝辞

 今回の企画にあたって、快く依頼を引き受けてくれた秋元さんありがとうございました。
 突然のおかしな企画に乗ってくれた東條のとさん、OKを出してくださいましたアフカン公式様、そしてここまでお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。

 インタビューの様子はのとさんの方で動画編集され、公開されますのでそちらも併せてごらんください。

 動く素の秋元さんはひょうひょうとした語り口の「おもろいオッちゃん」なので必見です。

 あー、おもしろかった。

文責 まけいぬ

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