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ウィキリークス創設者アサンジ氏、米国への身柄引き渡し+中国ハッカーによる日本の機密情報漏洩

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ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジの米国への身柄引き渡しを回避するための長い法廷闘争が、ついに終結に近づくかもしれない。火曜日、アサンジ氏の身柄引き渡しを阻止するための最後の法廷審問がロンドンで始まる。高等法院は、身柄引き渡しを阻止するための控訴裁判所への要求をめぐり、2日間の弁論を予定している。


アサンジ氏は、7年間の大使館内での自宅軟禁と5年間の英国での投獄に直面してきた。彼と彼の弁護士は、アサンジ氏がウィキリークスで機密文書を公開したことに関連する18の罪で起訴されている米国への身柄引き渡しを阻止しようとしている。アサンジの妻、ステラ・アサンジによると、拘束期間中、アサンジの健康状態が悪化していることを考えると、この決定は生命を脅かすものだという。米国に引き渡されることは、彼にとって致命的なことになりかねないと彼女は警告している。当初、ロンドンの判事は、アメリカの過酷な刑務所環境による潜在的な自殺の危険性に基づき、アサンジの移送を阻止した。しかし、その後、裁判所は、彼の待遇に関するアメリカ当局からの保証を受けて、この決定を覆した。来週、ロンドンの裁判所がアサンジ氏の全面上訴の訴えを却下し、英国当局の承認が得られれば、アサンジ氏の米国への身柄引き渡しが近づくかもしれない。


アサンジ氏の弁護団は、不利な判決が出た場合は欧州人権裁判所に上訴する予定だが、フランスの裁判所が身柄の引き渡しを止める前に移送される懸念がある。アサンジ氏の弁護団は、米国における公正な裁判の条件、とりわけ合衆国憲法修正第1条が保護する報道の自由にアサンジ氏の行動が該当すると主張する。

日本の機密情報と日本人の個人情報が中国に漏れる

機密情報保護で言えば、日本の苦手分野として有名だ。2020年、米国家安全保障局が中国のハッカーによる日本政府のシステム侵入と防衛機密情報にアクセスしていたとして日本政府に注意喚起し、さらに、1年後の21年11月に、ニューバーガー大統領副補佐官(サイバー・先端技術担当)を日本に派遣し、問題の深刻さを指摘した。

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