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宣伝するか、ドラマを書くか。

 すごい仰々しいタイトルになったけど音止め3を主題としたnoteの中で自分の推しがオススメされてない!!という人への言い訳みたいなnoteです。Twitterで長文呟いてたんですがこれnoteで書いたほうが良い文量だなと思ったのでコピペにぷらすαして投稿しております。


ドラマのある文章を書くのは難しい。

 音止め関連note、新興Vとか新たに見つかったVについて触れるのは自然にドラマになるので書きやすいんですけど、自分の中で既に見つかっていて更に周りからの認知もある程度あるVについて書くのはあくまで『音止めを主題として書く時』にはって話ですけど、難易度が高いんですよね。

 noteって「自分が観測したドラマについて書く」のには適してるんですよ。なので、曲単体に込められた思いとかに触れる場合には音止め主題よりもストレートにその曲とかそのVを主題において書いたほうが自然に書けます。

 もちろん「音止めでチャット欄をコルナマークで埋めたあのメタルにはリスナーへの感謝のメッセージが込められていた(流れ出すプロフェッショナル仕事の流儀のテーマ)」とかでも書けるんですけど、文章の構造的には難しくなるし、情報の取捨選択とか文章の演出のセンスが問われるので私が思いつきで書いたとして文章として完成するかはかなり怪しい。

 とにかく、そういう演出込みの文章を一週間で書くのは結構なコストが掛かるので「音止めを機に」筆をとったのならそういう文書は出てこないかな、と思います。

そうは言ってもドラマのある文章が読みたい 

 とはいえ、ドラマのあるnoteも読みたかったので、私のnoteの一部のパートではあるけどヤマノケさんに登場していただきました。これは音止めの文脈も使いつつ、ヤマノケさんのドラマにも触れられたのでかなり美味しい切り口でした。

 ヤマノケさんをあそこで持ってこれたのは、音止め前にヤマノケさん自身の音止めに対する気持ちが楽曲として投稿されていたことで、音止めが始まる前からすでにドラマが始まっていたからです。そのおかげでヤマノケさんのドラマとしても音止めのドラマとしても機能し、私も『ここでヤマノケさんの話だすの熱いな』となったわけです。

 また、ヤマノケさんの「音止めのお馴染みのメンツ」という認識と私が感じたヤマノケさんの熱いポイントがギャップとして活きたので書いていて楽しかったです。

このドラマ誰か書かないかな~

 こういうドラマを書く、という視点で今回の音止めを書くならばVRChat勢の特集におけるAMOKAという切り口はかなり美味しいとおもったんですが『私よりVRC通ってる勢が書くやろwww』と思ってたので触れなかったんですが思ったより書かないね???????という気持ちがあります。

 どう美味しいかっていうのをちょっと書くと、VRCの特集のコーナーを取りまとめたのAMOKAのメンバーなんですよ。他に紹介されたバンドやグループの紹介をTwitterでも流してたんですが、それらの紹介文はすべてAMOKAのメンバーが考えたという話もかなり強いエピソードですよね。

 そして、その時間帯につぶやかれていたVRC勢のつぶやきを見ていくとVRCの音楽を語るとするなら『八月二雪』についてもかなり濃ゆいドラマがあることもなんとなく分かるんですよね。(ココらへんのドラマをちゃんと知ってる人に書いてもらいたい気持ちが強い)

 VRCの文脈、全然知らないので私が書くのはちょっとドラマとして書くには手持ちの材料が少ないし、取材をするにしても「インタビュー」というのは私の最も不得意とするところなので今回は題材として触れていませんでした。そういう記事があったら読みたいので教えてください。

(余談)ちょっと探してみた

上はmemexの誕生前からの話が書かれたnoteで八月二雪も出てくるエモなnote。

こちらは #音楽を止めるな3 のハッシュダグで書かれてたVRCの文脈がこってり、なおかつ主観で書かれていたnoteがかなり良かったので読んで欲しい。 

 このnoteの素晴らしいところは確かに音止めが契機になって筆をとっているけれども、それ以前からこの人自身のドラマがあって、VRCのドラマがあって、そこのワンシーンに音止め3が入っているという構図になっているところですね。

 こういう文章は当たり前なんですけどぽんぽん書けるものじゃないですよね。長い実時間が下地にあってこそのドラマなので。 

いいドラマは一人歩きさせよう

 ここまで、『宣伝』と『ドラマ』を別物みたいに書いてましたけれど理想としては『広告』となりえるような文章ですよね。キャッチコピーにしたって情報と物語が組み合わさって名コピー足り得るので。

 最近人気のウマ娘繋がりでTLに流れてきますがJRAのキャッチコピーなんかまさにドラマを感じさせるコピーばっかりで最高ですよね。

2013年有馬記念のテイエムオペラオー
「勝ち続けるとすべての馬が『敵』になる。その馬は完全に包囲された」
「その戦いに人は夢を見る。さあ、夢を見よう」

  要は『読んだ人が他の人に話したくなるようなドラマ』が書けたら理想です。オタク一人が書いた文章がその人の周りの人に読んでもらえたとしてもそこまで広がりはないので、読んだ人がさらに別の人に話したくなるようなドラマを書く。書いたドラマを一つの文章に閉じ込めず、一人歩きさせる。それが出来たら最高ですね。

 それが出来たらそれでご飯食べていけるんですけど。

 と、音止め3のnoteの話から私の理想の文章についての話にずれ込んだあたりで終いにしておきましょう。私個人の理想としてこんな文章を書きたい、という思いはありますが何せ文章を書くというのは難しいです。 

 そしてこれは文章に依らずですが、完成させないと世に出せないことを考えると、変に凝りすぎずに世に出すというのが一番大事なのかなと思います。なので、こんな長文をここまでしっかり読んじゃった真面目な方は悩まずに今まで通り書いて貰えればと思います。

 最後まで読んでくださりありがとうございます。
 願わくば、あなたが書いた名ドラマを読む機会が私に訪れますように。


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