CAオサスナ 19-20初め頃にいる選手まとめ②MF・FW編
4節終わって未だ負け無し。いいっすね。神ですね。新戦力も着々とチームに馴染んできてるし、残留行けるんじゃね？ ミゲル・フラーニョもSDブラウリオの下で働く事になったっぽいけど、そうすると彼は将来どの辺りに身を落ち着かせようとしてるのかもちょっと気になりません？現場じゃなくてフロントやりたいのかな。まあそれよりも彼に関しては何で冬にコルドバ移籍したのかっていう方が謎だったりするんですけれども、何ですかね、せっかく怪我から復帰できたもんでもうちょっと選手として勝負してから去就を決めたいとか、まあこういうのは考えても特段答えは出てこないもんなんでこの辺でやめときますけれども、そういえばパンディアーニは今年からテルセーラのロルカで監督やってるんですって。すっげえどうでも良いけどそこの代表の名前がロベルト・トーレス。本当にどうでも良い。
あとオサスナの最近のレジェンドといえばプニャル、彼は監督やるための準備してるってアスに書かれてたので、そのリンクだけ貼っておきますね。
CMF セントラル・ミッドフィルダー
6 Oier Sanjurjo オイエル・サンフルホ(33)
オサスナが誇るスーパーボランチ兼カピタン。守っては広いスペースも制圧できる危機察知力・機動力・対人守備力を備え、攻めては高い推進力・キープ力・飛び出しのタイミング取りの良さを持っており、それらを90分間続ける運動量でチームを支える。基本的に何でもできてしまうために守備的なポジションはGK以外なら全てやらされてきた過去があるが、この人が中盤以外で出ている時は大体チームが何かしらヤバい状況に陥っている。目安としては、
「オイエルが中盤中央のスタメン」>>>>>「オイエルがスタメンにいない(もしくは招集外)」>>>>>「オイエルが中盤中央以外でスタメン」
という具合にオサスナの調子がわかる。今年はエストゥピニャンの控えとなる本職の左サイドバックが基本招集されておらず、そのポジションで出場する可能性が微レ存なので、エストゥピニャンの無病息災を祈ってファンは毎日のお百度詣りを欠かさないのである。
27 Jon Moncayola ジョン・モンカジョラ(21)
今シーズンからトップチームに昇格して、そのまま主力の座を勝ち取ったオサスナの生え抜き守備的MF。アンカーっぽい精緻なポジショニングとシンプルにパスを散らして攻撃を整えられる視野の広さが主な特徴。プレシーズンマッチから同じく生え抜きのオテギ(今シーズンはヌマンシアにレンタル)と一緒にプレーしているのを見ていた私が「あれっ？なんかイニエスタとブスケツが見えるけど気のせいかな？」と錯覚を起こす程で、今シーズン第1節レガネス戦でも数ヶ月前までテルセーラ(実質4部)でプレーしていたとは思えない程のシンプルかつ効果的なプレーを繰り出し続けて一気にオサスナの希望としてファンの心をガッシリ掴んだ。とはいえ初めてのプリメーラ、まだまだ即失点もののミスも1試合に数回やらかすが、まあ物理的に防げないシュート以外は守護神が全部止めてくれるので今はのびのびやって実力を伸ばし、いつかはオサスナを再びCLに連れて行って欲しいものだ。 別に自分一人で行っても許すけど。
8 Fran Merida フラン・メリダ(29)
変態的なまでの技術とプレービジョンでオサスナの攻撃を牽引するパサー。長短おり混ぜたパスで後方でのビルドアップから崩しのラストパスまで何でもござれな魔法使い。たまに技術に溺れて簡単にボールを失うのもご愛嬌だ。昨シーズンはダイレクトなサイド攻撃中心のチーム戦術も影響してか高い位置でのゲームメイクが上手くいかず、そもそも思いやりのあるパスが少ない等の問題があって殆どDFラインに落ちて前線にロングパスを供給する機械になっていたが、そんな名クォーターバックも今シーズンは失われていたパスへの思いやりも復活している模様で、アタッキングサード付近での崩しもなんだかバルサのMFみたいですごいので、19-20は世界がメリダ様の美技に酔うシーズンになりそうだ。あと守備のポジショニングがもうちょい良くなると言う事なし。
20 Darco Brasanac ダルコ・ブラサナク(27)
ベティスから今夏やってきたセルビア代表経験もあるテクニシャン。中盤中央に加えてサイドもこなせるユーティリティ性の高さがスカッドに優しく重宝する存在なのだが、ゲームメイクというか攻撃のリズムを操る事があんまり出来ないっぽくその上守備もそれなりの域を出ないので、スカッド的には中盤中央としての存在感はちょっとずつ薄くなってきている。高いキープ力と軽やかなステップを活かしてサイドで勝負する方が面白そうな気もするが、その辺も今シーズンの楽しみの一つとしてあって行きたいところ。
あとこの人の名前、多分セルビア語だも「ブラシャナツ」が正確な発音に近いと思うんだけど、本人がベティス自体のビデオで「ブラサナク」って言ってたのでとりあえずブラサナクで表記しているが、どっちが良いのか詳しい人は教えて下さい。
21 Iñigo Pérez イニゴ・ペレス(31)
短いパスのやり取りで攻撃のリズムを生み出すプレーメーカー。昨シーズンはグラウンダーのパスだけならメリダ様より正確で効果的だったが、今シーズンは怪我で未だ招集無し。この人の綺麗なスルーパスには一見の価値があるので、まずは無事に復帰してくれるのを待ってます。
28 Luis Perea ルイス・ペレア(22)
身長190cm越え、ユース年代の頃にアトレティコの下部組織から移ってきたホールディングMF。昨シーズンからちょいちょいトップチームの試合に出ている。特徴は高い運動量に確かな守備力と推進力のあるドリブルで、つまるところはでっかいオイエル。プレシーズンマッチでCBをやらされてたとこまでオイエルっぽいが、箸にも棒にもかからないプレーぶりだったので今シーズンも普通に中盤中央でポジションを争うのではないかと思われるが、試合終盤の守備固めとしたFWで交代出場する事も度々。最近は下部組織出身者で有望株がたくさん育ってきててめっちゃ楽しいっすな。
SMF サイドハーフ
10 Roberto Torres ロベルト・トーレス(30)
オサスナ一筋、昨シーズンのチーム最多得点タイのキックマスター。両足で精度が高く・速く・鋭く・時に曲がって落ちるシュートを撃つことが出来、またダイレクトボレーやプレースキックも大得意で、FWを何人も補強した今シーズンにおいてもオサスナで最も得点が期待できる選手であり続けている。抜くドリブルを仕掛けるよりも周囲の味方を活かすプレーを好むが足が遅いわけでは全く無く、トランジション時も長い距離のスプリントで攻守に高く貢献してくれる。今シーズンもバルサ戦でダイレクトボレーを豪快にブチ込み、その試合終盤のPKも冷静にテア・シュテーゲンの逆を取って決めるなど、プリメーラ残留という大きな目標に向けての原動力として大いにチームを引っ張る活躍を見せている。リーグ得点王行けるかな？
20 Rober Ibañez ロベル・イバニェス(26)
ドリブルに人生の全てを懸けるドリブルマスター。17-18の冬にレンタル加入してそのシーズンの終わりに帰ったと思ったら18-19の冬に何故か再びレンタルで加入、セグンダA優勝に大きく貢献したら今度の夏は戻らずオサスナ完全移籍。よくわかんないけど戻って来てくれて嬉しかったよ。
ドリブルで中でも外でもスペースが無くてもゴリゴリボールを運んでしまえる不思議な才能を持っているが、反面相手陣内のペナルティーエリア角付近という普通のウイングなら縦・横・クロスも何でも選べる絶好の場所に辿りついても特に何が出来るとわけでもない所まで含めて驚異的なのがこの人なのである。点を取る時もボールごとゴールに突っ込んでいるものばかりで逆に清々しい。このドリブルを愛しドリブルに愛された男がペナ角からの正確なクロスを覚えれば鬼に金棒なので、アラサテには頑張ってこの人の引き出しを増やして欲しい。増やせるものなら。
19 Kike Barja キケ・バルハ(22)
縦にも中にもドリブルで切り込める上にクロスも上手くてヘディングも良いしFWとしての動きも出来る、高性能で貴重な生え抜きのウイング。ボディーフェイクが巧みで相手守備者との有利な間合いを保ち続ける事が出来る。この人がプリメーラでどれだけ通用するのかはオサスナファンにとって今シーズン最も楽しみな事柄の一つであったが前十字靭帯をやってしまって復帰予定はシーズン終盤。2年で3人も前十字靭帯を怪我する選手が出てるオサスナのフィジカルチームって結構ヤバいのでは？という疑念が消しきれないが、とにかく無事に復帰を果たして欲しいものだ。
FW フォワード
9 Ezequiel "Chimy" Ávila エセキエル・"チミー"・アビラ(24)
今シーズンの補強の目玉、久し振りにオサスナで活躍しそうなアルゼンチン人がやって来た！というか両足からの強烈なミドルシュートと闘志溢れる競り合いの強さで既に十分すぎるほど活躍している。ゴールキックの時などはこの人が競ってマイボールにする所から攻撃が始まるので、戦術的にも欠かせない存在になっている。たまに闘志が溢れ過ぎて相手選手にチンピラムーブをかましてしまう事もあるが、アレはアレでアルゼンチン的な必死さ・ひたむきさの表出であるだけなので、そう悪く取らないであげて欲しい。味方がゴールした時は得点者にコアラみたいに飛びついて全力で祝う可愛らしい一面もある事だし。ただ意外とゴール前だとそんなに怖くない人になっている気がしなくもなく、今後はとにかくチャンスを逃さず得点を着実に積み上げて欲しい。
14 Ruben Garcia ルベン・ガルシア(25)
昨シーズンの中心選手。メリダ様に肩を並べる魔法のようなテクニックの使い手で、ドリブル・パス・クロス等あらゆる技術を駆使して決定的な得点機を量産するチャンスメーカー。今シーズンは怪我の影響もあって公式戦出場は第3節バルサ戦からになったが、バルサ戦では左サイドに固定され守備に奔走しつつも要所で持ち前のテクニックを見せつけ、第4節バジャドリー戦では見慣れた「FWを定位置とするがボールを失った時にいた場所に応じて左サイドや右サイドの味方とポジションを入れ替えて守備につく」システムで昨シーズンの如き輝きを垣間見せた。この人が左サイドにいると後ろのエストゥピニャンのオーバーラップ時に綺麗なパスがタイミング良く走るコースに届くので、ニャンさんすっごいやりやすそうだった。ルベン・ガルシアの良いところはそういう味方の力を120%引き出せる所にあるのよね。とはいえ正直なところ昨シーズンの奇跡のようなプレー振りはまだ常に見られるわけではなく、まだ本調子では無い可能性もあるが、今シーズンもルベン・ガルシアがピッチ上で自由に羽ばたく姿を見せてくれるようにファンは毎日のお百度参りを(ry
7 Marc Cardona マルク・カルドナ(24)
今夏バルセロナから加入したストライカー。初戦と第2節に出場し、ロングボールを競ったり巧みなオフザボールの動きや小気味良いドリブルでチャンスを作ろうと奮闘している。ただ本人に課せられた役割もあるだろうがシュート数がなかなか増えていかないので、出場した際はアビラみたいに遠目からでもドンドン狙っていくような姿勢を見せて行った方がいいような気もする。上手いのは上手いのでね。
18 Juan Villar ファン・ビジャル(31)
昨シーズンのチーム得点数トップタイ。ヘディングシュートとスペースに流れる動き、また相手DFの裏を取る動きに優れている。元々はウイングの選手らしく足元の技術やクロスにも光るものがある。今シーズンは交代出場でFWとサイドアタッカーの両方を任されており、現状はそのまま2ポジションの出来る交代要員というところだろうが、今年のチームもクロスが沢山飛んでくる戦術を採用しているからこの人のヘディングシュートが一度炸裂すれば序列が大きく変わる可能性も大いにあるので、本人にとって約10年振りでもあるプリメーラ挑戦、しっかり爪痕を残してもらいたい。今年も2桁取ってよね！
11 Brandon Thomas ブランドン・トーマス(24)
小器用で足が速いチンピラ2号。昨シーズンにレンヌからレンタルでやってきて、そのまま買い取りオプション行使で完全移籍加入、それが今シーズン初の補強と相成った。そこそこ強いフィジカルを活かしてロングボールの的になったりサイドに流れてドリブル突進したりしてボールを前進させているが、ドリブルは本当に突進なのですぐ相手DFに絡まれて不利な状況に追い込まれるのが微妙にラグビーに似ていると言ったらラグビープレーヤーに失礼だろうか。しかし第3節バルサ戦でラングレをアンクルブレイクさせて逆足クロスからアシストに繋げた謎テクニックを披露できるあたり、やっぱり足元の技術はしっかり持っているからよくわからない。右サイドのコーナーフラッグ付近限定の魔法使いなのだろうか。まあそれは置いておいて、この人はゴール前ではそこまで脅威になり得ていないがサイドに流れて両足でクロスを上げられる左サイドハーフがあんまりいないので、暫くはそのポジションで重宝されるかもしれない。もう少しシュートが上手ければなぁ。
22 Adrian Lopez アドリアン・ロペス(30)
今夏ポルトからフリーで加入したアタッカー。タイミングを読んでフリーランでスペースを作ったり空いてるスペースに侵入するのが上手く、またドリブル時のボールを離して味方に渡すかそのまま自分で持ち込むかの判断も的確で、言うなればイバニェスの反存在。オサスナでの公式戦出場は第4節バジャドリー戦の16分だけだがイバニェスのゴールに繋がる完璧なポストプレーを披露しており、攻撃のアクセントとして期待が高まっている。守備はダメそうなのも尚の事イバニェスの反存在っぽい。
30 Javi Martinez ハビ・マルティネス(19)
オサスナ生え抜きのセンターフォワードで、スペインのU-19代表経験者。オフザボールの動きが常に良く、それは守備にも活かせている。今シーズンは未だトップチームでは公式戦出場無しだが、プレシーズンマッチではトップチームで中盤をやらされていた。今年も主にBチームでセグンダBを戦う事になりそうだけれども、トップチームのFW陣があんまり点取れなさそうなので、めちゃくちゃ点取れるFWに成長してくれないかな、くれたらいいなってすごいふんわりとした希望を抱いている。
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