CAオサスナ 19-20初め頃にいる選手まとめ①GK・DF編

第3節まで終わって1勝2分0敗。神ですね。監督ジャゴバ・アラサテの2年目、そしてSDのブラウリオ・バスケスの三年目、徹底的にボール非保持時のクオリティにこだわっていく中で如何に奪ったボールを前進させて相手のゴールを何度も確実に脅かしていくためにチーム全体を、そしてゲーム自体をコントロールしていくか、というのは彼らが自分達に課したミッションであるかのような試合運びを進めてきており、そしてそのミッションを丁寧に遂行しているオサスナ。神ですね。まあ一試合にPK抜きで2点以上取れる気はあんまりしないが、それなら徹底的に相手の邪魔をして点取られなきゃいいのである。そんな当たり前の事ができるアラサテ・オサスナは見てて最高に楽しいですよね?このまま今季は勝ち点55くらい取れれば御の字だと思っているので、この感じで頑張って頂きたい。そんなオサスナで楽しそうに過ごしている選手達がこちらになります。


GK ゴールキーパー


13 Rubén Martinez ルベン・マルティネス (35)

昨シーズンの守護神で、今年もここまで継続して正キーパーなバルサ育ち。常に正確なポジショニング、ほぼ間違う事のない一瞬の判断力が特徴で、つまるところ難しいシュートにも隙なく対応出来るし、何より一対一にめちゃくちゃ強い。今シーズンも驚異的なセービングを連発しチームを救い続け、18-19シーズンから継続していたクリーンシート記録は600分を超えていたが、この前のバルサ戦でアンス・ファティのヘディングシュートに打ち破られてしまった。とはいえ物理的に人間には止められないシュート以外は大体止めてくれるので、ゴール前はわりと安心して見ていられる。キックは別に普通。


1 Sergio Herrera セルヒオ・エレーラ(26)

高い身体能力と反射神経を持つビッグセーブ製造機。怪我から復帰した昨シーズンは何度か試合に出ていたが、今シーズンはここまで出番無し。17-18シーズンにはビッグセーブを製造し過ぎてテンションが狂ったオサスナのツイッター公式アカウントに「毎回誰かがゴール決めたらその人のゴールセレブレーション用画像をアップしてるけど、セルヒオ・エレーラのも用意してるんだぜ!」ってこの人用のゴールセレブレーション画像をアップしていた。もしこのシーズンにプリメーラ昇格プレーオフに出場して、負けてるアディショナルタイムとかにコーナーキックの場面があったとしたら、一度あの画像を見る機会もあったのかな。

どうでもいいが、今年の6月頃から急激にツイート頻度が増えた。時期的に新加入選手に影響されたわけではなさそう。本当にどうでもいいな。


26 Juan Pérez ファン・ペレス(22)

オサスナ育ちの第3GK。全然試合に出られないので、そろそろ別のチームに行ってしまうんじゃないかと勝手に心配している。というかレンタルとかで行かせてもらった方が良いのかも。

CB センターバック


15 Unai Garcia ウナイ・ガルシア (27)

主に地上戦が得意な18-19シーズンの正CB。現在は前十字靭帯を怪我して離脱中、復帰は来年の頭になりそう。この人は足下もそこそこ上手く、意外に得点力も結構高いので、ファンは無事に復帰出来る事を願って毎日の御百度参りを欠かさない。待ってるからね。

5 David garcia ダビド・ガルシア(25)

主に空中戦が得意で、今シーズンは今のところ全試合に出場。正確なロングパスを持っており、他にもこの人がクリアしたボールは大体味方のいるあたりに飛んでいくという特殊能力を持っている。今シーズンは特に攻められる時間が長くなっているので、セカンドボールを拾われての二次攻撃を防げるという点でこの特殊能力は地味にチームを救い続けている。


23 Aridane Hernández アリダネ・エルナンデス(30)

僕らのキュートなマスコットであるはずのアリダネちゃんが突然怜悧な怪物になってしまった!?そうなのである。この人、どうやら知らないうちに、昨シーズン終わって2ヶ月も経たないうちに進化してしまったようなのである。あんなにふわっふわしていたポジショニングが、裏抜けへの対応が、ビルドアップが、ほとんど全て洗練されてしまっているようなのである。1つ1つのプレーから何か迷いが消えてしまっているかのような、この感じは何なのでしょう。出家したにしては髪が相変わらずのボンバー具合なので、徳川の埋蔵金でも掘り当てたのかな。しかしプレーが洗練されているとはいえ流石に一瞬の反応速度や素のパワーなんかはリーグトップレベルとは言えないし、まだまだ判断力も元のアリダネちゃんに戻ってしまう可能性もあるので何とも言えないが、このまま本格的に進化してしまったらホントどうしましょう。今夜はお赤飯かしら。


3 Raul Navas ラウール・ナバス(31)

今夏けっこう早い段階で来るよ来るよって言われて割には一番最後に加入した人。一年だけのレンタルらしい。アリダネに代わってCBのスタメンに収まるかと思ってたけどアリダネちゃんがアリダネさんに進化?してしまったのもあり未だオサスナでは公式戦出場は無いが、先週のレクレアティーボ・ウエルバとの親善試合には出た。この人が来てから1番驚かされたのはツイートの頻度で、何故か他のオサスナの選手はあんまり頻繁にツイッターを更新しないんだよな。これもどうでもいいが。



16 Facundo Roncaglia  ファクンド・ロンカリア(32)

今夏セルタから加入。この人もまだオサスナでは公式戦出場無しだが、レクレアティーボとの親善試合には出場した。ベンチには毎回入っているのだが、ベンチにはこの人以外にDFの選手が入っていない事が多く、サイドバックの控えとしても考えられている可能性があるが、真相やいかに?



SB サイドバック


2 Nacho Vidal ナチョ・ビダル(24)

昨シーズンに続いてスタメンを張っている右サイドバック。左にいるやつと違ってプレーに落ち着きがあり、プレッシャーをかけられても簡単にボールを奪われない。切り返しの切れ味が素晴らしくクロスもうまいので攻撃参加すれば必ずチャンスを作れる男であり、守備対応でも集中力を切らさないので相手の一瞬の隙をついてボールを奪い返す明晰さも持ち合わせているのでセグンダAではほぼ無敵が、反面サイドの守備で広いスペースをスピードのあるドリブラーに走られたり、高さのある相手にロングボールを競り合わさせられると脆さが垣間見えるようになってきた。こういった面は今後一層狙われるはずなので、アラサテと本人ががどのように手を打っていくのかも気になるところ。


16 Lillo Castellano リージョ・カステジャノ(30)

17-18シーズンから在籍している右サイドバック。今シーズンは第1節レガネス戦で1分だけ出場しているが、その後はベンチにも入らない事が多く、完全にバックアッパー化。今後の奮起とアリダネ以上の究極進化に期待。



30 Pervis Estupinan ペルビス・エストゥピニャン(21)

エクアドルのユース代表経験がある、可能性に満ち溢れた左サイドバック。昨シーズンの絶対的なレギュラーであったクレルクさんの退団に伴って今シーズンにマジョルカから加入した。驚異的なスピードとセンスの垣間見えるボールタッチ、そして低く鋭いクロスの軌道から、攻撃的にはクレルクさんに劣らないポテンシャルがあるが、加入前後からオサスナファンの間で「この人守備ヤバくね?」と密かに不安が募っており、第1節のレガネス戦では案の定とんでもないスピードによる攻撃参加と全体的に大雑把な守備を見せつけてくれた。しかし第2節エイバル戦では守備に比重を置いたのか攻撃参加をあまりせずに対面のオレジャナをマークする事に専念していたが、一対一の守備ではまさかの完封。オサスナはまたメガクラブに羽ばたく人材の確保に成功してしまったのかな。

ハイボールの競り合い時のポジション取りが微妙、低い位置でプレッシャーをかけられるとすぐ焦ってボールを奪われたり適当なパスを出してしまう、アーリークロスを蹴れる所でもあまり蹴らずに詰まってしまう事が散見される、等々気になる点はまだいくつかあるが、それらをひっくるめてエストゥピニャンが今シーズンどの様な成長を見せてくれるのか楽しみで仕方がないファンは私だけではないだろう。人呼んでニャンさんだニャン♪

ニャン♪


29 Endika Irigoien エンディカ・イリゴイエン(22)

オサスナ生え抜きの左サイドバック、今シーズンも昨シーズンに引き続きBチームでの出場が主な仕事。背番号を貰っているがベンチ入りは今シーズン一度もしていない。今左サイドバックでスタメンを張ってるあいつと違って堅実で確実ななプレーが特徴。はやくトップでメッシとかベイルとかと戯れる所が見たいな。


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