AVの歴史と変化③
さて今回は及川奈央が登場した2000年以降ですね。
2000年代に入ると今ではトップメーカーのメーカーがたくさん設立されます。
前回書きましたが、第二次AVブームの到来です。
高橋がなりがデマンドの社長に就任したり、たかしょー専属でおなじみムーディーズが設立されたのもこの年。
新勢力のセルメーカーが旧勢力のセルメーカーを追い抜くようになってきます
この頃からVHSからDVDへ記録媒体が変わっていきます。
これによりチャプターが出来て、プレイ内容ごとに分かれた作品が好まれるようになります。今みたいな感じですね。
2000年代に入ると、あるジャンルが主流になります。
それは熟女。
それまではどうしてもニッチというかマニアックなジャンルというイメージが強かったジャンルですが、この頃からいわゆる美熟女とよばれる女優がデビューします。
熟女ファンは歓喜でわっしょいモードやったんですかね、、
今でもなにかと話題になる芸能人デビュー作品もこの頃から盛んになります。また女優がテレビに盛んに出るようになります。今みたいな感じですね。
ところで今話題の1億AVって誰なんでしょうね?なんとなくの見当ならついてますけどあってるんか楽しみですw
堤さやか、桃井望、長瀬愛、笠木忍がインディーズ四天王と呼ばれたり、今話題のメーカープレステージが設立したり、恵比寿マスカッツの初代リーダー蒼井そらがデビューしたりと盛り上がりを見せていた業界ですが、ある事件によって以前書いた闇の部分が明るみに出ます。
2002年、当時インディーズ四天王として人気絶頂だった桃井望のある事件です。これまだいろいろ不明な部分があるんですよね確か。
当時の新興メーカーがコンプライアンス遵守に努めていた中で起きたこの事件で業界に激震が走ります。
前回書きましたが、当時の業界はまだ闇の部分が強くキカタンはやめたくても辞められない、今では考えられないほどのハードスケジュール、辞めようとすれば脅迫めいたことをされるなどまぁ闇が深くて壊れていく女優も多いわけです。当然反社会的な撮影も行われてます。同意なしでレ〇プ作品撮るとか露出作品撮るとか、、etc
そして精神的にも肉体的にも壊された女優がこの業界から抜けたいとなるとどうするか。
その一つが失踪すること。
人気なのに引退作品がないというのはこういう理由があるのかも、、
いろいろ書きましたが、それだけ彼女の事件は闇が深く、業界を震撼させたわけです。
この事件により業界は変わります。
AVっていうのはやはり驚きを求めてしまう物です。こんなかわいい娘が!!とかこんなとこで、、まじ!!?みたいな
しかしこの事件により業界はさらにコンプライアンス遵守に励むようになり、法律違反してたメーカーはもちろん、法律ギリギリを責めてたメーカーは取り残されていきます。驚きに満ちた作品を撮らなくなったわけですね。
女優の労働環境の改善、女優の質の向上、限られた範囲での驚きの提供。改善を繰り返すことによって2005年には芸能人デビューというある意味頂点の驚きまでいってしまいます。
短期間での成長力よ。すごいな。
伝説の女優麻美ゆまも元タレントでデビューが2005年、初めて芸能人という言葉がパケについた範田紗々がデビューしたのが2006年。
2008年には恵比寿マスカッツが誕生し、今やトップ女優の三上悠亜がデビューするMUTEKIの設立も2008年。芸能界と業界の境界線が低くなる時期ですね。
先ほど書きましたが、2000年代に入ると女優のレベルが格段に上がっていきます。
三上でおなじみエスワンが設立したのは2004年。S級女優をキャッチコピーにレンタル系人気女優をセルビデオ展開して話題になります。
先ほど2005年くらいから芸能人と業界の境界線が低くなったと書きましたが、伝説の女優みひろがデビューしたのが2005年です。
当時お菓子系アイドルとして活躍していたみひろですがAVに出る予定はありませんでした。
いろいろあってデビューするわけですが、みひろの凄いところは2社専属で24本契約という破格の契約です。
専属っていうのは1か月に1本しか作品が出ません。つまり2年契約ってことですね。つまり2年間は他のメーカーに出演できないってことです。いやすげええな。
今では女性の憧れともいわれる明日花キララがデビューしたのもみひろのおかげです。
メーカーが女優の質の向上に努めた結果、みひろはもちろんRioや吉沢明歩などかわいい女優がたくさん出てきます。レジェンドといわれる女優ですね。そんな業界で一番を取ったら凄いという話になりデビューするわけですね。
みんなみひろに感謝しようね!
2000年代から今に至るまで、一回書いたことがある強要問題があったりとかはありましたが、昔に比べたら今まで書いてきたように格段に環境もよくなり、闇な部分は少なくなっていきました。
ユーザー満足度に応えるためさまざまなメーカーが誕生します。熟女に特化させたりフェチやマニアック系に特化させたり。
日本の企画力ってのはほんまに凄くてある意味日本人じゃなきゃここまでクオリティの高い作品は作れないし、ここまで進化はしてないと思います。
VRの技術も凄いしVRのAVなんてほんまに凄い。
配信系特化のFALENOの専属なんてまぁレベルが高い。
ちなみに今までで一番売れた作品は小向美奈子のデビュー作ですね。見たけど。デビュー遅いわ、、
まぁいろいろ書いてきましたが、いろんな変化と革命により今の業界があるわけです。
美人女優の多さ、企画の作り込み具合、さまざまなニーズに応えるメーカーの多さ。ほんまに戦国時代です。
単体女優としてデビューするなんて並大抵のことではありません。
それだけ過酷で厳しい業界な訳です。ユーザーを満足させるために朝早くから夜遅く待てます撮影したり、頭を抱えて企画を練ったりするわけです。
ダウンロードでも店舗でもいいですけど、それだけ作り込まれた作品が3000円もあれば見られるわけです。めっちゃ安いですよね?
でも今はネットの進化により違法サイトも出てきてある意味簡単に見られます。
たまにツイッターやってる女優に違法サイトで見ました!ってリプしたりする人もいるけどあたおかですか?ww
まぁ長くなるので簡単にいうと、ちゃんと買って見ないと結局火の粉が降りかかってくるのは自分たちなわけで。
は?なんでなくなったん?ってなってもそれは自分たちが買わなかったから売り上げが落ちたから作れなくなったし稼げなくなったから。簡単に想像がつく未来です。
日本のAVは何をとっても世界一です。エロ大国です。
これは先人たちがいろいろやってくれたおかげで今のとんでもないレベルの業界があるわけです。
これをなくすのは、、ね?
だからちゃんと守っていきましょう。自分たちのためにも。
というわけでいったん業界の変化は終わりです。
また気が向いたらなんか書きます。
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