小さな食堂、ご活躍中の日系アメリカ人の刺激で生まれた私の矜持②

「ハワイ」は発見されてからというもの、欧米列強各国から『植民地にする』ため、狙われ続けました。

「土地を所有する」という概念がなかったハワイの人から、土地を奪って、様々なハワイの人の苦しみを踏み台に、結局アメリカにしてしまったわけですが、食堂のお得意様のお一人で、ウクレレ奏者で医師のモロカイ先生（仮名）がお食事中に言い放った言葉があります。

『早く日本もアメリカになれ！！』

通貨はドルにして、教育は日本語と英語にして、大統領が統治すればいいと。わたしには

衝撃でした。

そんなこと想像したこともなかったです。

今、ロシアがウクライナの独立を阻んでいます。

ウクライナを応援する方は多いですが、実はロシアを応援されている方も結構おられます。わたしは正直どうしたらいいのか、わかりません。ウクライナ人の友人にも聞いてみましたが、同じように「どうしたらいいのか、わからない」と言っていました。わたしは、トルストイやドストエフスキー、そして米原真理さんが！大好きです！！だからね、ロシアを嫌いとは言えないです。

日本も、しっかりしないと、モロカイ先生ご希望のアメリカになるかもしれないいし、もしかしたら中国になるかもしれない、場合によってはロシアになるかもしれない。あなたは、日本がどうなってほしいでしょうか。何がおこるか。

ほとんどの方は、色々考えた挙句には、やはり、日本は日本のままでありたいと思われるのでは。

外交の天才をまさかの事件で失ってしまい、これから日本の舵を切るのはだれ？きっと日本人一人ひとりの「意識」かな。ハワイの歴史を知れば知るほど、島国であっても、時代が変わっても、ちらりとぼんやりしていられないと感じます。

でも。何が起こっても、喧嘩（戦争）はしない、そして、日本文化を守り、誇り高い日本人として生き、世界に住む日本人や日系の故郷になりたい。

さて。でかいことを言ってしましました。具体的にどうしましょう。

つづく