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日本維新の会の殴り込み街宣(日本保守党事務所前の嫌がらせ)

東京15区の補欠選挙にからみ、日本維新の会が日本保守党の事務所前で街宣活動を行ったことが批判され、炎上しています。維新の候補者がX上で謝罪をし、収束はしていますが、維新の街宣のやり方はあまりに問題があるので、今回取り上げることとします。

選挙において街宣活動が重なることはありますが、どんなに敵対する陣営であっても相手が演説をしている最中には妨害をしない、また場所取りについても最初に陣取りをしている候補者の演説が優先する一方で、時には少し早めに切り上げて譲り合うなど、暗黙のルールというのがあります。

しかし、事務所については基本相手側陣営の事務所では街宣は行わないというのが一般的です。それは相手に対する基本的な礼儀なので守られてきているのだと思います。

しかし、今回の維新の街宣が悪質なのは、事務所の前に陣取り敢えて街宣活動を行っていること、日本保守党代表の百田尚樹氏が遠慮してほしいと言っているにも関わらず、街宣活動を止めることなく一定時間演説を続けていること、しかも、演説しているのは素人ではなく、選挙に詳しい現職の区議会議員であることから極めて悪質な行為です。

私も北海道の道議会議員選挙で、新人候補の街宣車を維新の街宣車が長い時間追いかけてきて、演説の声を被せて聞こえなくするという行為に出くわしたことがあります。たまたま同じ道を走っているのかと思い、離れようと道を変えても後ろから追いかけて来るので(その間30分ほど)、こちらの街宣車を止めて維新の街宣車に抗議をした途端、逃走していきました。

日本維新の会は政治家を多数出す大きな政党です。北海道でもそうでしたが、小さな政党の新人の活動を妨害する行為は、国政政党としてはあまりに品がなく、弱い者いじめの卑怯な行為です。私は維新の政策が合わないだけでなく、維新という政党のこういった性質は厳しく正すべきであると思います。

前衆議院の長尾たかし氏によると大阪では維新のこのような掟破りの行為は日常茶飯事だということですが、立法府に立つものがルールもモラルもないというのは立候補以前の問題だと感じますが、皆様はどう思われるでしょうか。

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