股旅NORTH_day11_花巻
昨夜は昨夜とて飲み過ぎた。18時から日付が変わるぐらいまで飲んでいただろうか。
泥のように眠った。
朝食を済ませデスクワークを終え外に出る。
盛岡駅周辺の繁華街はとても狭く、目ぼしいメシ屋もカフェもチェーン店ばかりでご当地色の強いものはほとんどない。
当てが外れたなぁと、地下に入る。
なんだあるじゃないか。
人生初・岩手名物じゃじゃ麺を食す。
食べ終える頃に卵とお湯を追加でチータンタンなるものに変化。
うーんでも味は微妙。無理矢理感あるな…
街を徘徊するも、駅近エリアにはこれといって何もないので一度ホテルに戻りお昼寝。
今日は何もしない半日、たまにはこんな日もいい。
小一時間眠の睡眠ののち、約束の場所へ赴くため盛岡駅へ。
ここもSuica使えないのか…
一体東北のどこまでこんな感じなんだ?
電車のドアも北海道、青森、秋田、岩手とここまで全てボタンで開け閉めするタイプだ。
40分ほど電車に揺られて到着したのは花巻。
待ち合わせ相手は2日続けてこの人、kazuma fujiwaraである。
今日はここ花巻が地元である彼のアテンドで飲食&撮影。
まずは花巻駅隣接のホットスポットLit work placeでコーヒーを頂く。
この上ないロケーションの上煙草も吸えて大満足。
それから向かったのは昭和レトロで有名なマルカン大食堂が入るマルカンデパート。
残念ながら18:00クローズ(早すぎる)のため食堂は覗けなかったが、このデパートの地下にあるのがパークを併設したスケートショップ "DPRTMENT SKATEPARK"さん。
広々とした店内を贅沢に使って撮影させていただいた。
DPRTMENTさん、マイメンkazuma君、本当にありがとう。
撮影の合間にショップでとあるソックスに一目惚れして見ていると、店長がアメリカ東海岸ボルティモアのブランドのものだと教えてくれた。
一昨年のアメリカ東海岸の旅で3日ほど滞在し、ブルックリン以上の治安の悪さにすっかり虜になってしまったボルティモアメイドだなんて買うしかないだろう。
ソックスコレクションがまた潤った。
撮影後はまたまた一杯やって解散。
アホな話で盛り上がった。
女友達と遊ぶのも好きだけど、男同士でしか出来ない話などもあってとても緩やかで素晴らしい時間が過ごせた。感謝。
こちらの夜はまだ寒い。
東京ってどんな感じだっけ?日常は徐々に遠くなりにけり。
今日でこの旅も折り返し、明日から後半となる。
とても人に助けられている旅だ。これってそのまま人生の縮図で、旅のさなかは一人きりだからこそ普段よりそのことが身に染みる。
この週末は天気が崩れそうだが、はてさて。
旅は続く。
15.APR.2021
石本一人旅