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断片記

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不定期更新の読書日記。
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#読書

読んだもの断片記 4/28-5/28

↑の続きです この一ヶ月はサボり気味、5月ということもあり、メンタル的にもしんどい一ヶ月でした〜。 走り書きですが、読んだ本などを記録しておきます。 2024/4/10〜2024/4/28 1 星野太『食客論』(講談社)  共に生きることとは何か、という問いに、食事という側面から切り込んでいく論。バルトの講義録、サヴァランから九鬼修造、石原吉郎まで、非常に広大な範囲で繰り広げられている。第四章まで読了したが、とても読みやすく、また、各章で取り扱う内容は焦点化されていて良

読んだもの断片記 4/10-4/28

 集中力がなく、数十冊の書物を日々齧り読みし、その度読了できないことを嘆く。そのように、遅々として前に進んでいないような停滞のさなかにも、確かに齧った知があるとするなら、それを記しておかぬ手はない。  この記録は、そうした本と本との集中力のないスキゾな横滑りを、奔放に綴ろうとするものだ。書誌情報の他には、この卑小な読み手としての私が感じたことや考えたこと、あるいは、雑に何かと結びつけることもあるだろう。これは断片たちの適当な記録である。適当に続けていきたい。  見出しにあ