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雜記

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思考以上言明未満のものたち
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#詩

AIとの共作

序 AIが小説を書く時代がやってきた。らしい。私は基本小説を書かない。精度はかなり高いらしい。倫理的云々はどうでもよく、好奇心があったので、昔書いたものの続きをAIに書いてもらい、またその続きを書いて、と、AIとラリーさながら文章を綴ってみた。 使用したのはコチラ! 友人に教えられるまで知らなかったのだが、非常に優れた文章を書くAIらしい。無料でできるサービスで、キャラクターの属性などを認識させたり、かなり細かいところまで設定可能なようだ。(今回はほとんど使ってないけど。)

どこまでも奔れ 混沌

 お久しぶりです。久しぶりに散文を書こうというmoodになりました。詩をぽつぽつと生みおとしているだけなので碌にこのような挨拶もなく申し訳なく思います。  最近は詩ばかり書いているけれど、詩を書くのも決して楽な作業ではないとおもいました。(それは詩を書いたことのある人にはきっとお分かりのことですが、)詩は散文以上に言葉に自省的に、抑制をきかせなければならないのです。なんというか、わかりやすさから遠ざかって、言葉の連続のあいだになにかの印象を生まなければならない。  たとえ

純粋な第一次情報を書きたいという欲求

 あなたという人間は、これまで出会ってきた人間と、そのことばです。と言ったのは学部生時代の指導教員だ。ああ、たしかになあ。そう思う。最初は素敵なことだと思ったよ? けれどもそれは裏を返せば逆に僕たちは「これまで出会ってきた人間とそのことば」から逃れられないってことなのかもしれない。  それってとても恐ろしい。  それは、真なる創作・創造は存在しない、みたいなハナシになってしまう気がする。でもそれは身に染みて真実のような気がする。その時々に読んだ小説の語彙とか、表現とか、た