今年の活動報告(1)
lonehikiと申します。1年ぶりの投稿です。マンドローネ Advent Calendar 2021のために作っております。はや三年目。
今年の投稿は、本年ローネ絡みでなにやったか、印象的なものをマイペース、小出しに出していく予定であります。
なお、今年は4団体の参加、曲数31曲。新型コロナ前の出演最盛期と比べれば断然少ないですが、演奏会の復活を体感できた一年でした。
印象に残ったことその1は、山口敦さん所蔵のフラットローネを弾かせてもらったことです。見出しの写真です。なお、掲載についてはご本人の許可を頂いております。先走りでスイマセン。
川越マンドリンクラブ定演で1曲だけ使わせてもらいました。比較動画を。上がフラットローネ使用、下が通常時(ヴィナッチャ2本)です。
楽器の特性がわからず、冒頭4小節はやりすぎちゃいましたが、聞こえ方は通常のラウンド楽器と引けを取らない、もしかしたら音質的には有利?と思いました。もっとも30名オケでローネ2という贅沢仕様なのですが。
通常ラウンド楽器よりも気をつけたことは、①ピックはしっかり握る。特にピアノ系はバチリやすいので②弾く位置はブリッジよりの「いつも以上に」硬め③腕を振るというよりかは手首弾き、フォルテ系でも同様④ローネ棒が無く安定度が低いので足台を使用してカバー(滑り止めもあった方がよかったかも)、でしょうか。楽器は振動しやすいのですが、度を超えるとノイズ等の無駄な物が発生する(音量は変らないのに)ので、上限ギリギリを攻めるのが肝要と感じました。
お客さまに届くローネの音=楽器の振動度合い、という持論から、楽器ボディの容量が少なく、「全体を」「深く」鳴らしやすいフラットの方が有利なんだろうなと実際弾いて+聞いて思いました。ラウンドは容量の100%振動させていると思えないですし、振動させてる部位も浅い振動度合い。それ故のローネ音質の低印象に影響しているのかと。チェロ・ベース・ギターに音を吸い取られていると言えば良いのでしょうか。
そんなこと考えると、もしローネを特注する場合、楽器の厚さをラウンドとフラットの中間くらいのを作ってもらったら、総合的に良いとこ取りでは?と思ったり。持ち運びも多少は楽になりますし…。
…とまあそんなことを妄想した印象その1、でした。以上です。ありがとうございました。
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