*

なんと、人魚姫は海の藻屑になって消えたわけではなかったのだ! 王子さまが自分のものにならなくても、人魚姫のことを思い出すことがなくても、好きな気持ちを大気のように空に広げられたのなら、
運命のひとというのは、簡単には離れることができないからこそ運命なのだとあらためて気づく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?