BUCK-TICK 2014 日本武道館




今年もやってきました!今回で15年連続の12月29日 年末恒例BUCK-TICK日本武道館ライブ🎵これに参加しなきゃ年が越せないという多いB-Tファンにとってはある意味大忘年会も兼ねた恒例行事!
しかし毎年当たり前のように年末に武道館ライブやってますがこれって普通に凄い事でしょ!2000年から毎年欠かさず同じ日に武道館でライブをやるということは常に武道館でライブをやれるだけの動員力を維持してるというわけで今年でデビュー27年目のバンドが早々やれる事ではないでしょうこれは!
全盛期の勢いを殺さずに進化し続け長く続いてるバンドにありがちな古参のファンばかりがライブに参戦するのではなく常に新規のファン層を獲得していってるからこそできる偉業だと!ほんと武道館行く度にBUCK-TICKファンで良かった~と実感してしまう(^^)

今年の武道館は「或いはアナーキー -NPPNBDKN-」とタイトルが付けられたことでもお分かりの通り、今年発売されたNEWアルバム「或いはアナーキー」を引っさげて6月から行われたホールツアー「TOUR2014 或いはアナーキー」そして10月からのライブハウスを回ったスタンディングツアー「TOUR2014 metaform nights ~或いはアナーキー~」の集大成「或いはアナーキー」を伴って行われたツアーのグランドファイナルとしての位置付け。
この「或いはアナーキー」というアルバムはライブを重ねていくうちにドンドン曲が進化していったアルバムだっただけにその集大成である武道館でどのようなライブになるのかとても楽しみだったんですよね(。-∀-)ニヒ♪

当日は午前中から雨の降るあいにくの天気ではあったものの午後からは天気も回復し自分が現地に到着した15時過ぎには完全に雨も上がってたので助かった。
で武道館に着くとあちらこちらでこれまた武道館恒例行事の挨拶廻りが行われてます(笑)全国からB-Tファンが集まるだけに普段は会えないB-T繋がりの方々と会える貴重な時間でもあるのでそういった意味でもこの年末武道館はB-Tファンに取っては特別なライブなんですよね(^^)

そんなわけで開場までの待ち時間もマイミクさんやらフォロワーさんやらと話しをしてたらあっという間に開場のお時間🎵
今回のわたくしの席、なんと5年ぶりのアリーナ席!し・か・も……Aブロック~٩(๑>ω<๑)۶
前回のアリーナはBブロックだったのでアリーナ席とは言え結構ステージまで距離あったのですが今回はAブロック!位置もちょうど真正面が今井さんの立ち位置になるA5ブロックの11列目。入場して自分の席についたときのステージまでの距離の近さに興奮が止まらない(((o(*゚▽゚*)o)))まさか武道館でこんな席ゲットできるとは思わなかったーーー!

さてステージセットですがこちらはほぼホールツアーの時と一緒。違いといえばステージ上方とサイドにモニターが付いてる事くらいですがこれは武道館なので当然の追加という事で演出的にはホールツアーの物を踏襲するんだろうなとの予想は容易にできましたが今回の或アナツアーのステージ演出と曲のシンクロ率の高さは半端ないのでここは下手に変更するより武道館に合わせてホールツアーの演出をベースにさらにスケールアップさせるのが正解だろうなと納得。

ステージの近さにソワソワしながら(笑)ライブが始まる事を待つこと数十分、場内暗転…………キ、キターーーーーーーーー!
武道館ように新たな作曲されたSEに合わせてステージに映像が流れますが、この映像もホールツアーからさらにバージョンアップ!NPPNBDKNの文字も流れたりと完全に武道館仕様の映像に!
SEを聴きながらドンドン上がるテンション!でいつもの順番でメンバーがステージに登場したんですが、ここで真っ先に目に付いたのが…ヒデ!ヒデの衣装!いつぞやのお魚さんたちの間でも賛否両論巻き起こった(笑)あっちゃん白ちゃんちゃんこの再来[m:75]を思わせるような白のロングコートにノースリーブ?(後日B-T衣装担当の八木さんのブログでノースリーブではなく袖は黒い革だった事が判明したけどあれはぱっと見どう見てもちゃんちゃんこw)まさかあっちゃんの例のやつを譲り受けてバージョンアップしたのか?などと馬鹿な事を想像しつつあっちゃん以外のメンバー定位置へ。

注目の武道館1曲目!と言っても今井さんが椅子に腰掛けた時点で何やるかはわかりましたがね(笑)ホールツアー同様に「DADA DISCO-GJTHBKHTD-」でライブスタート[m:71]
ちゃんとヒデも曲の入りを間違えず(笑)いつの間にやら魔王様もステージ後方で仁王立ちしておりました!やはり初っ端からDADAは上がる!めちゃ上がる~!淡々と演奏&歌う今井さんとは対照的にドヤ顔で決めまくるヒデ!ここ最近ドヤ彦沼に陥る人が増えてくのがよくわかるかっこよさ(笑)んで、あっちゃんはあっちゃんで初っ端なからエロつし全開www
BUCK-TICKのライブというか、あっちゃんのステージパフォーマンスたまに18禁とまでは言わないもののR15指定ぐらいはしといたほうがよくね?て思うことがしばしばあるがそんな事絶対わかっててお子様連れで参戦するファンも多いのがある意味BUCK-TICKのライブの特徴だな(笑)
さてステージ上が盛り上がってるということは当然客席側も最初からエンジン全開で大盛りなわけですよ🎵踊ります!踊りますともよ!この曲で踊らずしてどこで踊れというのでしょうか?当然おいらも後先考えずに踊ってましたよ。おかげでまだ1曲目始まったばかりだというのに汗かいたぜ(。-∀-)ニヒ♪
1曲目の勢いを殺さずに続けざまの2曲目にきたのが「Devil'N Angel」この曲はライブで化けた曲の一つじゃないでしょうか?何と言ってもこの曲の醍醐味は先にネタバレしとくと続く3曲目にやる「ICONOCLASM」との相性の良さ!元々この曲俺の中で今回のアルバムの中でも割と好きな曲の上位に来てた曲なんですがホールツアーの際のテビルン→アイコノの繋ぎを聴いてぶち上がった!
ほっといても踊りたくなる曲の間奏部にアルバムアレンジではなく『 ヂャッヂャヂャッヂャヂャッ』とブラッシングでアイコノのリフをぶち込んで否が応でも次の曲を期待させてただでさえ上がり気味のテンション更にもう一段上げさせる今井先生のこのセンス!スタンディングの時のアイコノ→デビルンも悪くはないけどやはりこっちの並びの方が俄然テンションあがる~✨さらにこの間奏部分で今井先生ギター弾かずにファンと一緒にアイコノ腕振りなんてやってくれるもんだから、まぁ~会場盛り上がる盛り上がる!そういえばデビルンの時だったか?ひょっとしてら他の曲だったかもしれないけどラストの方であっちゃんがマイクスタンドを取ろうとした掴み損ねたのか何なのかマイクスタンドが倒れてしまい、あっちゃん……「ふっ」て感じで何事もなかったように振る舞った後曲が終わった後に足でさりげな~く、さりげな~くマイクスタンドを立て直してたが………あっちゃんきっとみんな気づいてますよあなたがマイクスタンド倒した事は(笑)

で、で、デビルンでの予告の通り3曲目「ICONICLASM」当然アイコノはめちゃ盛り上がってました!元々ライブで人気のある曲なんで、それまで周りの腕振りとかしてなかったお客さんもアイコノではしっかり腕振り実践(。-∀-)ニヒ♪20年以上前に発表された曲が現在進行形の曲と並んでも古臭さを感じないのがBUCK-TICKの魅力の一つだよなと改めて実感(^^)ちなみに前にも書いたと思いますが俺がBUCK-TICK沼に嵌った切っ掛けはこの殺シVerのアイコノです。イントロのノイズ音聴いた瞬間に底なし沼に嵌りましたwww

さてオープニングのDADA→デビルン→アイコノと一通りテンションアゲアゲで盛り上がったとこからの…ミドルテンポの落ち着いた曲に違和感なく繋いでしまうのもBUCK-TICKのライブの特徴wということで4曲目「ボードレールレールで眠れない」この曲、一歩間違えると歌謡曲になりかねない曲調だ・け・ど…あら不思議BUCK-TICKが演るとしっかりとしたBUCK-TICKサウンドとなるんですよね~(^^)
メンバーもお客さんも横ノリでゆったりした雰囲気でボードレールの世界を堪能。こういう曲の時のユータはまさにあざと可愛い(笑)どこの世界にこんなアラフィフいるんかね?と思うぐらいこの人年々若返ってるよね~。みんな魔王様の老けなさぶりを話題にする事多いけど、ユータも充分おかしなことになってるよな年齢考えるとw

さて、そんなユータのベースがブリブリ唸る5曲目「PHANTOM VOLTAIRE」こういう何というかアバンギャルドというか危なっかしい曲はBUCK-TICKの十八番でしょ!この辺からもうヒデのカッティングがキレッキレで凄かった!
キレッキレのヒデを見てるうちに6曲目「サタン」こちらはヒデ曲だけあって更に中腰の姿勢でギターを掻き鳴らしソロもビシッと決めてこれだけ格好良ければ、ドヤ彦になるのも致し方ない(笑)ドヤ彦さんの横ではあっちゃんがジャケットをはだけさせて肩出しサービスショットを決めてました!まぁすぐにジャケットそのものをあっさり脱いで二の腕をしっかり見せつけてましたが(。-∀-)ニヒ♪
サタンはバックの血のような赤い雨の映像と相まって曲のイメージ通りの妖艶なステージ!曲のラストではステージ後方のひな壇であっちゃんのマイクスタンド突き刺しパフォーマンスをビシッと決まってた!マイクスタンド最初に一回突き刺した後更にもう一回深く突き刺し魔王様が果ててましたね!
そうそうスタンディングの際はこれでもかと「セーックス」のとこでマイク客席に向けて客席をドギマギさせるSっ気を見せてましたがこの日はしっかりと魔王様ご自身で歌ってました!マジ武道館でもあそこでマイク客席に向けたらどうなるんだろ?と内心ドキドキだったのはここだけの話(笑)

次曲前、弦楽器隊が全員アコースティックに持ち替えたという事は、そうです!仮面舞踏会の始まりです!
アニイの小気味良いリズムと共に始まるイントロ部でマスクを手にしたあっちゃんのさあ仮面劇が始まるよとでも告げてるようなご挨拶。その横で体を中腰の姿勢でくの字に曲げアコギを掻き鳴らすギターズ!7曲目「masQue」完全に曲の世界に入り込みマスクを使った仮面劇を繰り広げるあっちゃんに一心不乱にアコギを掻き鳴らすギターズのコントラストがとても映える曲これにバックの映像も加わってなんとも言えぬ高揚感に包まれた~✨

妖艶な仮面劇が終わり一瞬の静寂の中なりだすSE!ホールでもスタンディングでも聴いたことないな?このSE?と思ってるところで、ステージ中央お立ち台では椅子を置いてどかっと魔王様が腰掛けておられます。さてこれは何が始まるのかな?SEに合わせてギターを弾いてた今井さん、そして始まった8曲目「世界は闇で満ちている」BUCK-TICKらしい壮大なバラード。長年ファンをしてるとこういう曲を聴いた時に演奏力も歌唱力もホント物凄く上がったよな~と思うんですよね。特にあっちゃんの魔王様の歌唱力及び表現力!どんな状況であろうと一瞬で魔界…違ったw BUCK-TICKワールドに引き込んでいてしまいますからね。しっとりと美しいメロディーを歌い上げ会場内に何とも言えない余韻が漂いかけたところで、きた次の曲が、9曲目「ONCE UPON A TIME」ここでガラッと曲調の違う明るい曲をぶち込んでくるかと(笑)この曲はノレるし、歌えるしでライブでも楽しい曲[m:71]この曲ではユータも前に出てきて横揺れで周りに愛想を振りまきあざと可愛さ全開(笑)ヒデが花道に行ってる隙にヒデの立ち位置にあるマイクに届かなくて背伸びする感じでマイクに近づこうとしてる仕草とか何なんすか!まじアイドルw普通アラフィフがあんな事したらキモいだけなのに何故!何故あれが可愛く見える!やはりユータも魔王様同様に魔界の住人なんだきっと!ああやってあざと可愛さ振りまいて周りの人間にチャームの魔法をかけてるに違いないwww

ユータマジックタイムが終了し(笑)ステージが暗転してる中、あっちゃんの「はぁ~あ~ん ファーイブ、はぁあぁん フォー、あぁ~ スリー、あぁ~んツー、あっ…ワン…リフトオフ!」の艶かしいカウントダウンからピンスポ浴びて浮かびあがるヒデのカッティングとともに始まった10曲目「宇宙サーカス」こちらの曲はヒデ曲なので当然ドヤ彦タイムです!あっちゃんも楽しそうに歌ってましたが途中どこだったか歌入りミスりそうになってたよね?テンション上がって歌入りのタイミング一瞬忘れた?まあライブの時はハプニングはつきものということで(。-∀-)ニヒ♪

ワンス→宇宙サーカスとノリノリ状態が加速してきたところで、このタイミングでトドメとばかりにきた畳み掛けてきたのがこの曲!聞きなれた同期音と同時にステージのスクリーンにミラーボール!客席に向かって次々当てられていく煌びやかなライディング!武道館がライブ会場からディスコに変貌した11曲目「独壇場Beaty-R.I.P-」この曲で踊らずしていつ踊る?ライブで盛り上がること必死のアゲアゲソング⤴️照明効果も相まってホントにディスコのような盛り上がりになってた!んで、んで、今回のこの曲のハイライトはやはりここでしょ!ステージ中央のお立ち台のところでギターを弾いてる今井さんの真後ろに立つユータが右に左にとぴょこぴょこ顔を出す!!!先ほどから何度も何度も書いてますが、ユータ、あざとい!あざとすぎる!あざとすぎるけど…やっぱ可愛い~wwwアラフィフの男性に可愛いという形容詞が果たして妥当なのか疑問になるとこですがあれは可愛いとしか言いようがないwww
そんな可愛く小さいBUCK-TICKのアイドルベーシストに全部を持っていかれた感のある独壇場は大盛り上がり✨

そしてこの盛り上がりはまだ終わりません!ディスコの勢いで続けざまにきた次の曲も踊らずにはいられない!最近ハッチャケ気味(笑)のヒデが産み落としたこれまで色々なタイプの曲を演ってきたBUCK-TICKの中でも異色曲!サンバのリズムで踊り狂え!なこの曲12曲目「SURVIVAL DANCE」曲入りの際に右手を上げて上手をすーっと指差して俺決まってる!と自画自賛してそうなくらいカッコつけてたヒデ(笑)しかしわたくしはあれを見た瞬間こう思った…あ~福岡のスタンディングではこれがやりたかったわけね!同じように右手を上げてビシッと決めるつもりが曲を間違えてて実はSURVIVAL DANCEではなくDADAだったため曲入りを完全に忘れてたと(笑)
福岡ではやらかしてましたがここ武道館ではビシッと決めてました(。-∀-)ニヒ♪
指差し!ウインク!イっちゃってポーズと、ヒデこれでもかとキメキメでドヤってましたが(笑)もうこの曲では好きなだけドヤってください!この曲を産み出しあっちゃんにあの詩を書かせツアーグッズに謎のパンダ旋風を巻き起こした功績。あれは気の済むまでドヤ顔で決めまくるだけの価値はあるww

さあライブ終盤へ向かっての怒涛のダンスタイムでひとしきり盛り上がったところで今回の武道館サプライズ曲の一つでしょう!13曲目「ROMANCE」それまでのディスコ状態から一転再度武道館を魔界へいざなう圧倒的世界観で一気に武道館の空気を変えてしまうあたりゾクッとしてしまう!普通これだけの振り幅のある曲を続けるようなバンドはないでしょ!でも…そういう事を平然とやってのけるのがBUCK-TICKを唯一無二なバンドにしてる所以でしょう!
この曲は何と言っても印象的だったのはあっちゃんの立ち位置でもあるお立ち台の周りにぐるっと一周取り囲んでいた照明が一斉に天に向かって光の帯を伸ばしその中で歌うあっちゃんが正に特殊な力で封印された魔王そのもののような佇まい!曲のイメージにもマッチしてたしその演出を加味した上であろう魔王様も終始光の封印から出ることなく光の檻の中で熱唱!この曲の間中ホントに見惚れてしまった~

予想外の「ROMANCE」でふぁ~と心奪われてたら、14曲目「絶界」!
え?ここで「絶界」くるかーー!「ROMANCE」からの流れでゆったりとした曲で攻めてくるかと思ったら、ツインアコギで軽快なリズムでフラメンコあっちゃんを堪能することのできる曲を持ってくるとはほんとにこのバンドのセトリを予想するのは無理難題です!この曲では夕焼けの浮かぶスクリーン越しにシルエットで歌うあっちゃんやギターを掻き鳴らすギターズなど映像とシルエットを活かした演出はかっこよかった~(^^)

さあ曲数的にそろそろ本編ラストあたりかな?と思い始めたところで、この日は奇声⁈や叫び声は発していたものの殆どMCらしいMCをしていなかった魔王様が最後の最後満を持しておっしゃられたお言葉がこちら
『 みなさん どうも ありがとう……』『 来年も…いい年になりますように………ひつじどし!!!』まさかの未年コールからステージ真っ赤に染まって始まったあの聞きなれたイントロのフレーズ!15曲目「惡の華」きたーー!世間一般で思われてるダークなBUCK-TICKのイメージを決定付けた代表曲!25年も前の曲なのにもう何度となく聴いてきているはずなのに、未だ色褪せない名曲!『「惡の華」やって盛り上がらないわけもなく、当然もうこれでもかと盛り上がる中、ステージ上ではあっちゃんの立ち位置のお立ち台の上に今井先生とあっちゃんの2人が肩を並べて乗っている!やはりBUCK-TICKの表の二枚看板でありツートップであるこの2人のツーショットは絵になります!普段はヒョイとあっさりその場からいなくなることの多い今井先生もこの日の「惡の華」ではずっとツーショット状態を維持!これはもう完全にお魚さんたちにとっては何よりのご褒美に他なりませんよ!はぁ~もうカッコイイ!カッコイイとしか言いようがない!それ以上に俺のボキャブラリーでは表現しようがないほど……あのツーショットはカッコ良かった~(≧∇≦)

終わり?まだある?さあどっち?「惡の華」のアウトロでステージを凝視!あっちゃんがまだステージから捌けていかないということはまだあるな!と確信しての本編ラスト16曲目に演奏された曲が「HEVAEN 」!!!
うぉ!「HEVAEN 」やるのか!と思わず唸ってしまった。武道館のような大きな箱でやるにはこの曲はうってつけだと思えるスケール感のある壮大で荘厳な曲。ライトブルーの照明で染まる武道館を優しく包み込むように歌い上げていくあっちゃん。2014年「或いはアナーキー」を引っさげて長期間に渡って行われたツアーの集大成である武道館本編を飾るに相応しい曲だ!



本編を壮大な曲で締めた余韻に浸る中。気持ちは既にアンコールへと。本編ではまだやってない「或いアナ」の曲も数曲あるのでさて?アンコールはどんな構成でくるんだろうか?考えてる中でどんどんボルテージの上がるアンコールの声と手拍子!
暫く待ったところでステージにメンバーが舞い戻ってきた!さあアンコールの始まりです!注目のアンコール1発目この日の17曲目「メランコリア-ELECTRIA-」ホールツアーではアルバムVerの「メランコリア」スタンディングツアーではシングルVerの「メランコリ-ELECTRIA-」とアレンジが違うだけでかなり印象の異なるこの曲、武道館ではどちらのVerでやるのかな?と思ってたがよりデジタル色の強いELECTRIAの方できたかと!スタンディングツアーではなかった背景スクリーンの映像もプラスされより洗練された印象になってた!歌詞の通りに気の狂ったピエロを演じ歌うあっちゃん素敵でございます。

アンコール1発目に「メランコリア」が来たんで恐らくこのパートは残りの「或るアナ」曲をやってくるんだろうとの流れをなんとなく予測したところで次曲18曲目別名「404」こと「NOT FOUND」!緊張感の溢れるドラムとベースのサウンドから始まるこの曲。ステージ演出もリズム隊に焦点を合わせて後ろの照明を使ってシルエットで浮かびあがる樋口兄弟!演奏と照明の相乗効果でゾクッとくるカッコよさがこの曲にはあった!普段は縁の下の力持ちBUCK-TICKというバンドの音の屋台骨を支えてるリズム隊にスポットが当たるこの演出はよかった!

アンコールも2曲消化し普段アンコール1回につき演奏する曲数は3or4曲。で残ってるアルバム収録曲でやってないのが後2曲。となると当然次くる曲はそのうちのどちらかだろうなとは予想できるものの順番どうしてくるかな?とちと考える。ホールツアー同様にいくならアルバムのラスト曲である形而上?それともツアーの大ラスということで今回のツアーでライブを重ねる度に進化(深化?)ある意味「或いはアナーキー」というアルバムの中で1番大化けした曲といっても過言ではない無題でくるのか?
答えはこちらでした。19曲目「形而上 流星」バックのステージ映像、ステージ照明そしてメンバーのパフォーマンス!どれを取っても鳥肌立つような美しさ!もうそれ以上は言いようがないです!途中サビの部分で少し声が裏返ってしまったあっちゃん続くフレーズは歌わずマイクを振り少し自分に喝を入れたような仕草をしてからの再度歌い出していたがヴォーカリストしてのプロ意識の高いあっちゃんだけにあそこは自分で許せなかったのでしょうね。それを差し引いてもこの日の形而上はとても美しく儚い夢を見せてくれるような珠玉の出来だったと思う!

そして聞こえてくるノイズ音に同期音が重なって20曲目「無題」!
映像、照明、ステージパフォーマンス、どれを取っても息の詰まるような緊迫感この曲はほんとにツアーでライブを重ねていくたびにどんどん凄い曲になっていったよな。恐らくこの曲ここまでの完成度になると逆にこの先他のアルバムツアーとかではやらないんだろなと思えるだけに今回の武道館がライブでの「無題」納めになる確率は高いだろう記憶に焼き付けるためにも特に集中して聴きいっていた!最後の最後まで進化していったこの「無題」という曲のインパクトはライブで実際体験した人は忘れられないんではなかろうか!それだけ素晴らしい曲でした。

放心状態で聴き入った「無題」で最初のアンコールは終了!アルバム収録曲はこれで全て演奏したのでここから先2回目のアンコールはある意味何でもありのお楽しみタイムだけにあれやらないかな?これやらないかな?と膨らむ妄想(笑)そんな妄想中の中ステージにメンバー登場。ユータと今井さんは今やBUCK-TICKのライブでは恒例と化したブログアップ用の撮影タイム!今回は今井さん側のアリーナ席だったため寿記にはしっかりと写り込む事に成功いたしましたー!武道館みたいなでかい会場で写真に写る事できるとはなんてラッキー(。-∀-)ニヒ♪
そうそう今井さん写真撮影終了したところで親指グッと👍立ててニッコリ笑顔でした!ご機嫌や!今井さんご機嫌やーー!*\(^o^)/*
で撮影も終わりそれぞれ持ち場についたところでWアンコール最初の曲!ユータがアップライトベース持ってたので「Coyote」くるかな?と思ってたら、思ってたら~…初っ端のイントロ部を聴いた時に、あれ「Coyote」じゃない!全くやることを想定してなかった曲だったため頭の中混乱!あれ?これ?なんだっけ?なんだっけ?この曲名なんだっけ?でもこれ俺の好きな曲だよな?絶対好きな曲だよな!なんだっけー!と数秒間なってたんですが(笑)直ぐに思い出したよ!21曲目「ノクターン-RainSong-」静かで綺麗なメロディーの曲なのに聴いてくうちにジワジワジワジワとテンションが上がっていく曲!これライブで聴くのは25周年の時の日比谷野音のFT ONLY以来だよな?あの時の雨の野音での演奏も痺れたが、この日の武道館でも鳥肌ものの「ノクターン」聴けて大満足!なかなかライブで演ってくれないレア曲だけにこれを聴けた時はスペシャル感が半端ないんですよ!

Wアンコールの1発目から心を鷲掴みにされるように、ひゃあ~とテンション上がってしまったところで、次曲の前にあっちゃんからのお言葉『 もう少しで、今年も、ライブも終わってしまいますけど、今を楽しみましょう!………今を!』そんなMCを受けての22曲目「CLIMAX TOGETHER」うひょ~クライマックスきたよー!ここでこの曲!もうこの曲の間中ステージ上のメンバー上手に下手に花道にと動きまくり。ユータは前に出てくるだけじゃなくアニイの後ろにまわって兄弟でニコニコ演奏[m:71]あっちゃんは「迷子の子猫ちゃん」の歌詞のところではちゃんと花道の方で子猫ちゃんポーズを決めてあの近辺のお客さん萌え死にさせてるしギター陣も好き勝手に動き回ってて盛り上がる盛り上がる!

ノクターン→クライマックスときてテンションガチ上がりになったところで続けざまの23曲目「...IN HEAVEN...」!!!きたよ!きたよ!この曲きたって事は次も期待していいんだよね!当然次も期待していいんですよねーーーー!と心中穏やかでない程の大興奮「...IN HEAVEN...」始まった時の武道館のテンションときたらもう半端なかった!そして俺と同じような事を考えてた人は少なくないはず!正直、次例の曲に行くと見せかけて全然違うやつをやる可能性もくはない、なくはないとも思ってたけどBUCK-TICK様ここは何卒、何卒素直に変に捻ったりしなくてよろしいんで素直に皆の期待に応えて下され!との願いが通じたのか(笑)「...IN HEAVEN...」のアウトロから一瞬の間を置いて「カーン!」の金属音とともに本日のオーラス曲24曲目「MOON LIGHT」!!!!
やはり殺シVerの「...IN HEAVEN...」→「MOON LIGHT」の繋ぎは神!これは神アレンジとしか表現しようがないっす!殺シVerを知ってるファンならこの「...IN HEAVEN...」→「MOON LIGHT」の繋ぎを期待して「...IN HEAVEN...」のアウトロあたりからソワソワするのも恒例行事wそして期待通りに「MOON LIGHT」に繋がった時のキターーーーー!感はあの部分の盛り上がりだけみてもみんなの期待のデカさがわかる(。-∀-)ニヒ♪
「MOON LIGHT」始まった瞬間、武道館の客電を一斉点灯でステージ上のメンバー、客席のファンとが一体になってこの日最後、今年最後の曲を大いに楽しんで満足感で胸いっぱいの中ライブ終了!

いやもうホント楽しかった!正直な話最初武道館のタイトル発表になったとき、あ!今年はDIQじゃないんだ…と思ったのも事実でしたが、蓋を開けてみたら或るアナツアー集大成に後半は完全DIQなライブになってたのでこれは一粒で二度美味しいてやつwと得した気分になった*\(^o^)/*
やはり年末武道館は特別です!ホント楽しかった!何度も言うけどこれ以上の感想はない!
この年末武道館でのライブまだ体験した事のないファンの方は是非一度はこのライブ体験きて欲しい!改めてBUCK-TICKの素晴らしいさ、格好良さを再認識させてくれる上に一度参戦してしまうと来年も来年も!と中毒になること必死ですから(笑)

そんなこんなで無事武道館でのライブを見た後はあちらこちらでファン同士での打ち上げ開始ですわ(笑)これもね年末武道館の楽しみ方の一つなんですよね。普段はなかなか会えないBUCK-TICK繋がりの友達とこの日のライブの事などを語りながら飲むお酒は格別に美味い!

でわたくし今年はマイミクhayayaさんからのお誘いもあり初テランガ行ってまいりました!2012、2013と2年連続で明け方に今井さんがヒョイと顔だした事もありこの日のテランガめちゃ人多かった。でもここでも色々な方とBUCK-TICKの話とかできて楽しかったっすわ!残念ながら今井さんのご降臨はありませんでしたが、ここだけの話諦めの悪い数人(笑)閉店時間でお店を出た後もしばらく、ひょっとしたら今から来るんじゃないか?と周辺で入り待ちw
段々明け方のテンションもあって、あのトラックの荷台に実は隠れてて様子伺ってんじゃね?とか向かいのビルの陰から覗いてるんじゃね?とか妄想が膨らむ膨らむwww
まあそんなわけもなくw妄想は妄想で終わって(当たり前やw)どのぐらいの時間を外でワチャワチャしてたのかな?1時間ぐらい?まあ確実にはたから見たら変な集団だったと思いますがそれはそれでいい思い出でした(笑)

こんなに楽しい時間を過ごせる年末武道館!当然、今年も行くぞーーー!

レポ書き出すのにだいぶ時間がかかってしまい記憶が怪しいなか書いてたためライブレポにすらなってない気がするのにここまで長くなってしまったσ(^_^;)
最後まで読んでいただいた方グダグダな長文にお付き合いありがとうございます(最後まで読んだ人いるのかこれ?)
では最後にセトリを載せて〆させていただきますm(_ _)m

BUCK-TICK 2014.12.29 日本武道館
“或いはアナーキー ― N P P N B D K N ―”
SET LIST(セットリスト)

01.DADA DISCO - G J T H B K H T D -
02.Devil'N Angel
03.ICONOCLASM
04.ボードレールで眠れない
05.PHANTOM VOLTAIRE
06.サタン
07.masQue
08.世界は闇で満ちている
09.ONCE UPON A TIME
10.宇宙サーカス
11.独壇場Beauty
12.SURVIVAL DANCE
13.ROMANCE
14.絶界
15.惡の華
16.HEAVEN

EN1
01.メランコリア-ELECTRIA-
02.NOT FOUND
03.形而上 流星
04.無題

EN2
01.ノクターン-Rain Song-
02.CLIMAX TOGETHER
03....IN HEAVEN...
04.MOON LIGHT

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