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イタリアンレザー基本のメンテナンス方法!

みなさんこんにちは!
突然ですが、、ツヤツヤのレザーアイテムはお好きですか!?

そうですね、大好きですよね!愚問を失礼いたしました、、!!

ツヤツヤ革が大好きなあなたに知ってほしい!
イタリアンレザーのメンテナンス方法についてご紹介いたします^^

《もくじ》
1・イタリアンレザーの特徴
2・レザーのNGな使い方
3・基本のメンテナンス方法と必要な道具
4・ブラシを使ったメンテナンス方法
5・まとめ

↑画像をタップするとメンテナンス動画のYouTubeが見れます!
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今日はですね、レザーケアが初めての方に優しいブログを書こうと思っております!細かく説明するためちょっと長いブログになるので、ケアに詳しい方は読みたいとことだけをかいつまんで読んでいただければ幸いです^^

1・イタリアンレザーの特徴

まずは革の特徴からお話したいと思います!
「レザー(革)」、、と一口に言っても、色々な種類のレザーがあります。
豚革、羊革、牛革、、、

それぞれ用途によって使い分けられる事が多く、軽さと安さを求めるなら豚革、ジャケットなど柔らかさを求めるなら羊、、
丈夫さと厚みを求めるなら牛革、といった感じです。

LONAで扱っているのはイタリアンレザーの牛革です。
主な特徴は、油分がしっかり入っていて、しなやかであること。
この上質な油分は使う程に美しいツヤを出し、高級感があるだけでなく、使い込んでも「カッサカサ」や「ひび割れ」の状態になりにくいのです。

つまり、油分が多い革は、オイルを沢山入れなくて大丈夫!
使っているだけで手の脂も入るし、中の油分が染み出てくるので、ツヤツヤになる!だからそのまま使ってね!
、、ってことなんですね〜、うん!手間なし最高!!笑



とはいえ、オイルの含有量は限られているので、あまり手に触れない鞄などは乾燥することももちろんありますし、使っていて知らぬ間に傷がついてしまった、、!なんてこともありますよね。

そんな時のために覚えておきたいメンテナンスを今日は後ほど④でご紹介します。

2・レザーのNGな使い方


レザーを扱うにあたっての注意事項とNGな使い方をご紹介します!

これだけは絶対注意して、、というのが
色移りです!

先ほどご説明したように、イタリアンレザーは油分が多いため、油が染み出るのと一緒に、染料も染み出るのです。
なので、『黒い革鞄と白いブラウス』などは危険中の危険。
特に、汗をかいたり雨に濡れたり、そこに水分が加わると色移りする条件が完璧に揃っちゃいます。
白と黒なんてモードでかっこいいんですけどね、、、どうしても合わせたい時は色移りしても凹まないやつをオススメします。

そしてこの色移りについては逆も言えちゃいます。
薄い色の革(白ヌメなど)にデニムや藍染などの濃い色のお洋服を合わせると、革の方に色移りするんです!気をつけましょう!※革についてしまうとほぼ落ちません。

他にも、、
・油分を入れすぎない(油分の白浮きの原因になります)
・雨に濡れたらそのまま放置しない(シミになります)
※もし濡れたら乾く前にまんべんなくタオルなどで均一に濡らしましょう。斑点状のシミになるのを防ぎます。

と、まぁ口うるさく言ってしまいましたが(笑笑)基本ガンガン使ってほしいというのが本音です。
あくまでも注意事項として、頭の片隅にだけ置いといてください^^

3・基本のメンテナンス方法と必要な道具

基本は、ブラッシングのみで大丈夫です!
そこに、プラスアルファで保湿用のクリームがあれば尚よし。
無くても特に大問題ではないんですが、「革を美しく育てたい!」という方むけにご紹介いたします^^
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【使う道具】
①馬毛ブラシ
②コロニルシュプリームデラックス
③豚毛ブラシ
④フランネル生地 

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①馬毛ブラシ
馬毛は程よいコシと柔らかさ、さらに毛足が長いのが特徴で、埃やチリ落としとして使います。ストロークの際に自分の指の関節が当たらないくらいの毛足の長さが良いです。サイズは、良くメンテナンスする鞄や小物のサイズに合わせて購入しましょう♪



②コロニルシュプリームデラックス
爪傷を馴染ませたり、保湿したい時に使います。お手持ちにケア用クリームがあればそれで大丈夫です。このクリームの良いところは、伸びが良く塗りやすい!そして革の香りを邪魔しない、いい香りがするところです。シューケアの世界的代表格ですが、LONAの革にもバッチリハマります。



③豚毛ブラシ
豚毛は馬毛に比べてちょこっとハリがあります。②のクリームを革の繊維に馴染ませるのに使います。馬毛よりもストロークの回数が多くなる為、手のひらに馴染むコンパクトなサイズを選ぶのがオススメです!



④フランネル生地
ブラッシング後、余分なオイルを拭き取るのに使います。柔らかくて革を痛めないフランネル生地がベストだそうです。ない場合はなるべく柔らい生地をオススメします。

※ちなみに、オイルケア(ラナパーなど)も使っていただいても大丈夫です!
が、油分が多いため、頻度は少なめに!(月一以上はやりすぎかもです)

4・ブラシを使ったメンテナンス方法

【使う順番】
①馬毛ブラシでちりを落とす※小物は省いても可

②クリームを手でぬる※少量でOK!

③豚毛ブラシでクリームをすり込む!

オイルのベタつきが残ってたら、フランネルで拭き取る!
です。

これを2、3ヶ月に一回、、大変なら半年に一回でも大丈夫です。「絶対」はないので、自分のペースで楽しみながらがやるのが大事です!
メンテナンスは繰り返し行うことによってどんどんツヤツヤに、、、、
はぁ。。いいですよね、たまらないですよねツヤツヤの革、、♪

こちらのブラシを使ったケアは、特に爪キズがついてしまった場合に非常に有効です!爪キズで悩んでいる方は、一度ぜひ試してみてください!

5・まとめ


1から4までを、超短くまとめると
「オイル入ってる革だから基本何もしなくて良いけど、爪キズ気になったらクリーム塗ってブラシで磨いてね!」
、、、ってことです!!、、、まとめすぎ?笑


みなさん、最後まで読んでくださってありがとうございましたー!!
最後まで読んでくださった方は、革愛に溢れてること間違いなしですね♪
楽しくメンテナンスしながら、ながーく使える相棒になるように一緒に育てていきましょう!^^

メンテナンス動画もぜひ参考にしてくださいね♪
それでは、また!


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おまけ

《スエードのケア》
LONAで取扱のあるスエードに関してのケアは、ブラッシングのみで大丈夫です!スエードは水染みに基本は強いのですが、雨など気になる方は防水スプレーをかけてもOK!スエードのケアとしてはクレープブラシが有名ですが、使い方によっては革をいためる可能性があり、ちょこっと扱いが難しいんです。
なので、ゴミや汚れがついてしまった場合は毛並みの方向に豚毛でブラッシングしましょう!

《白ヌメのケア》
LONAの白ヌメは国産のものを使用しています。イタリアンレザーと違い、油分が低いため、こちらには『オイルケア』をオススメします。使い始める前に一度と、1ヶ月に一度程度塗ってあげましょう。白いので汚れもつきやすい反面、育った時の飴色が、なんとも言えない表情になります♪

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