司法試験予備試験まで #1

今日から弁護士になるべく、司法試験予備試験の試験勉強をする。

あいにく、知り合いに法律関連の仕事をしている人はいないため
振り返りの為にも、このnoteに書き残すことにした。
もしもこれからの記事を読んでアドバイスをしてくれる関連業界の方がいれば嬉しい。けれど、まずは自力で2年を目標に取り組んでいきたい。
これを読むのは未来の自分だけのつもりで。

ちなみに私は法律関連の仕事や学部、資格は一切持ち合わせていない。
完全にゼロからのスタートだ。
頑張ろうな、自分。簡単じゃないとしても時間はたっぷりある。


司法試験予備試験はざっくりとこんな感じか。

・期間制限、チャレンジの回数制限はなし
・1回 ¥17,500-
・いずれかの試験で落ちれば最初から

なお、私は現時点で法学部卒でも法科大学院に行く予定もないので予備試験は絶対に受けることになる。


そして試験内容は3段階、3日にわかれるようだ。

①短答試験(5月中旬ごろ/1日→6月頃までに合否)

※日程は平均。今年は7月スタートだった。なんで。


〇×やア・イ・ウからの選択といった短答形式。
・憲法
・行政法
・民法
・商法
・民事訴訟法
・刑法
・刑事訴訟法
各科目10~15問、30点満点(1問につき2~3点)
試験時間は合わせて3時間半

+および一般教養 計8科目
40問程度中、20問は選択式
1問3点の60点満点(20問か)

例文を見てみると、とあるシチュエーションに対してア~エは〇か×かといった答え方自体はシンプルそうだった。この7つから満遍なく出るということ?
回答はマーク式、合格基準は170/270点。とにかく問題数が多い。
短答問題の数をこなすというよりは、ほかの論文や口述に対しての基礎固めの中で着実に知識量を増やしていくほうが賢明かも。

②論文式試験(7月上旬/2日間→10月頃までに合否)


・憲法(2時間20分)
・行政法(2時間20分)
・民法(3時間30分)
・商法(3時間30分)
・民事訴訟法(3時間30分)
・刑法(2時間20分)
・刑事訴訟法(2時間20分)
・選択科目(1時間10分)
上記のいずれか1科目をあらかじめ選択
各科目1問、ともに50点満点。

+法律実務基礎科目
民事、刑事に関してそれぞれ1問、計2問(どっちもあるのか)
各50点の計100点、あわせて3時間程度

A4用紙に手書き、数ページの事例を読み、それに対する設問を解く。
1~4枚以内と聞いたけど合ってるかな。かなり差がある。
科目によって時間も違う。長すぎると集中力が切れたり見返しすぎて不安になるから、比較的短いものがいいかもしれない。ともかく自分の得意分野を見つけないと。

③口述試験(11月上旬/1日間)


法律実務基礎科目

情報すくな!面接ってことでいいのか。

民事、刑事それぞれ約30分程度、事例を言われ口頭で返す。
これは一人で勉強するの難しそうだな…
ひとりでぶつぶつ言いながら論文やってたらいいんかな。

そして、合格した場合、次の司法試験には
合格発表後、最初の4月1日から5年経過するまで受験可能。
司法試験は大体5月中旬4日間行われているようだから、チャンスは5回。



そして、一番に思うことは何から勉強すればよいか、だ。

そもそも法律とは?種類は?数は?
六法全書をひたすら暗記すればいい(まず無理だけど)というわけにもいかなさそう。基本の法律と事例、社会情勢、法改正にも敏感にならなければ。

知識も人脈も金もない自分はまず、笑えるくらい基礎からやったほうがよさそうだ。

そもそもさっきから試験内容に書いてる7つの法律の違いがもうわからん。
まずざっくり調べて、明日から掘り下げていこう。

①憲法


総論、基本的人権、統治機構の3つに分類。
第一章 天皇
 天皇の役割(立ち位置?)、内閣や政治との違い、責任など
第二章 戦争の放棄
 永久に放棄する、戦力を保持しない
第三章 国民の権利及び義務
 基本的人権、個人の尊重、法の下に平等、いろいろな自由
第四章 国会
 国権の最高機関、衆議院と参議院
第五章 内閣
 行政権は内閣、内閣総理大臣、国務大臣
第六章 司法
 司法権は最高裁判所、裁判官、各裁判所について
第七章 財政
 国会の議決において決める、予算、公金、年1で財政報告
第八章 地方自治
 地方公共団体、住民の過半数同意で特別法
第九章 改正
 各議院の総議員2/3以上の賛成で発議→国民に承認
第十章 最高法規
 この憲法が国の最高法規
第十一章 補足
 

憲法だけでこんなあんのか。まじか。
とりあえず7つ全部掘り下げようと思ったけど、これはひとつひとつじっくり読んでいったほうがよさそうな気がする。

憲法は中でも短いほう(これで?)らしいので、明日から通勤・退勤中に読んでみよう。

とりあえず今日は自分がこれから挑む試験がどんな形式で、どれだけ高い壁なのかを知れた。あまりに高いけど少しわくわくする。あんなに時間持て余してたのに、気付けばもう2時間が経った。

頑張ろうな自分、これからよろしく。

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