大根のステーキにブチギレた話

これは私が小学2年生だった時の話。

マッマに「今日の晩御飯はステーキよ〜」と言われる。

まあ男子小学生ですから。
ステーキと聞いてテンション上がる訳です。

学校に行く日の朝に言われて、一日中「今日はステーキやなあ、ウヒョヒョ」と考えてるわけです。

帰ってきて晩御飯の時間になり、ダイニングの椅子に腰掛ける。

そこで出てきたのは

焼いた輪切りの

大根。

ぼく「は?」

マッマ「ステーキよ。大根の。」

期待を裏切られた怒り

騙された怒り

ステーキ、という言葉への怒り。

ステーキ(英: steak)は、牛の上質な部位の精肉で、筋繊維の走行に対して垂直にカットされた比較的厚切りの肉片。

Wikipedia

こんにゃくとかも

刺身こんにゃくとかあるし、みたいな。

日本語への怒り。

この日はマジで晩御飯食べなかった。

それが小学生の私にできる反抗の数少ない手段だった。

私は許さない。

大根のステーキを。

許さない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?