大根のステーキにブチギレた話
これは私が小学2年生だった時の話。
マッマに「今日の晩御飯はステーキよ〜」と言われる。
まあ男子小学生ですから。
ステーキと聞いてテンション上がる訳です。
学校に行く日の朝に言われて、一日中「今日はステーキやなあ、ウヒョヒョ」と考えてるわけです。
帰ってきて晩御飯の時間になり、ダイニングの椅子に腰掛ける。
そこで出てきたのは
焼いた輪切りの
大根。
ぼく「は?」
マッマ「ステーキよ。大根の。」
期待を裏切られた怒り
騙された怒り
ステーキ、という言葉への怒り。
こんにゃくとかも
刺身こんにゃくとかあるし、みたいな。
日本語への怒り。
この日はマジで晩御飯食べなかった。
それが小学生の私にできる反抗の数少ない手段だった。
私は許さない。
大根のステーキを。
許さない。
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