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隣の芝は青い。なんだか、輝いて見えるものだ。 今日は自分の専門分野とは異なる授業のガイダンスにでた。 いつも私が出る授業は学生が5人いたら「多い」くらいのものだ。だが、今日の授業はすごかった。10人くらい受講生がいた。他大学からの受講生もいるし、博士号を取り終えたかたも参加していた。 すでにある程度の共有されたものがあるようで、新参者は少々の孤独を感じる。これは仕方ないから、別にいい。それ以上に、博士号を取り終えたかた、博士後期課程の学生、修士課程の学生、それぞれがある
君は普通の人だ。少なくとも、私にはとても普通の人に見えていた。 悪い意味ではない。 私は、君のその普通さが気に入っていた。 相変わらず「普通」というものは難しい。 子どもの頃から「変わってるね」といわれ続けてきた。いわれ続けると洗脳状態になる。 「あ、私は他の人とは違うんだ。」 と。でも、何がどう他の人と「変わってる」のかよくわからない。今もそう。 定義の定まっていない不明瞭な「普通」を目指している自分はいる。 普通になるためには、まずは教養が必要だ。常識人で
初めて自分のパスポートを作ったのは高校に入学する少し前だった。 ずっと海外は憧れだった。 とにかく、知らないところに行きたい。もっと違う世界があるはず。自分の目で見てみたい。そこから自分の見たものをみんなに伝えたい。 そんな感じだった。 中学生の頃、「勉強のできる子」は市内のいくつかある普通科公立高校に進学するのが王道だった。しかし、市内の普通科高校には魅かれなかった。 市外に出ること決心する。(田舎においては市内にいることと市外に行くことには大きな差(?)溝(?)
毎日元気に明るく!をモットーに生きている。 朝死ぬほど調子が悪くても、人に会う前までにテンションは元どおりに戻す。元気じゃない自分は求められてはいないし、自分のテンションに周りを振り回すやつ、とは思われたくない。人にはなるべく迷惑をかけずに生きていきたい。 そんなことを言っていても、壊れてしまう日はある。 どうやら、自己肯定感が低いらしい。 どうやら、根暗らしい。 どうやら、ネガティブらしい。 日々最悪の事態を想像して期待せずに生きているつもりだったのだが。 そ
君と出会ってから少なくとも、3年は経過している。 いつも苗字+[さん付け]で呼ばれていた。 私も[さん付け]で呼んでいた。 いつものように約束もなく集まって、だらだら気ままに話をする。最近あったこと、美味しかったもの、ここに来るまでの道中での出来事。 いつも通りの日を過ごしていた。 君がそんなことを言う前までは。 「下の名前で呼んでいいですか?」 ややいつもより、神妙な面持ちでそんなことを言う君。 「いいよ、べつに(笑)。好きなように呼んだらいいよ」 と許可する。
趣味は旅行と舞台鑑賞、ロックバンドのライブへの参加、展示会めぐり。 大量生産大量廃棄のファストファッションはポリシーに合わないから買わない。 古着や古本は前の持ち主のことが気になってしまって買えない。 そのくせ、朝起きて、本を読んで、ちょっと何か書いて、バイトに行って、SNSに耽って、寝て、1日が終わる。 生産してないくせに、消費ばかりしている。 極めてお金のかかる人だ。 やりたいことはたくさんあるし、それは全部やって死にたい。 とかいって、夢は大きく!目標は高