見出し画像

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(エリザベス女王杯)

日曜(11月14日)阪神11Rのエリザベス女王杯は、大好きなレースです。マイベスト女王杯勝ち馬はスノーフェアリー。わざわざイギリスから2年連続で遠征して'10、'11年と連覇しました。もう10年前ですねえ。ともあれYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)の美味しい競馬#44でも張り切って予想しています。三谷紬アナウンサーのMCに稲村亜美さんも登場。ぜひご覧ください。

エリザベス女王杯予想の骨子は「牝馬は格付けに敏感」です。どの世代が優勢か、またその世代のなかでの序列はどうか。今年17頭の出走馬における年齢分布は3歳2頭、4歳12頭、5歳2頭、6歳1頭。まず各世代の牝馬3冠勝ち馬を見てみましょう。
3歳 ソダシ、ユーバーレーベン、アカイトリノムスメ
4歳 デアリングタクト
5歳 グランアレグリア、ラヴズオンリーユー、クロノジェネシス
6歳 アーモンドアイ
アーモンドアイ世代は次席にラッキーライラックがいて世代比較においても優位を築いていましたが、中距離路線のエース級はみな引退しました。異能ぶりが際立つ現5歳世代に注目。アーモンドアイを安田記念で破ったグランアレグリア、米BCフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユー、グランプリ勝ちまくりのクロノジェネシス。今年のエリザベス女王杯に出てくる5歳馬の1頭が⑥ランブリングアレー。この馬は5歳世代で先述3頭の次ぐらいにカテゴライズされる馬です。4歳世代のマジックキャッスル(秋華賞2着)と好勝負。マジックキャッスルは4歳世代ではデアリングタクト、レイパパレの次に位置するレベルですから、下の世代の過半よりは上。世代比較では5歳が4歳より上とみて◎。
4歳は出走馬の三分の二以上を占める大勢力。12頭の序列もわりと明確です。この世代のトップは牝馬3冠のデアリングタクトですが、昨秋から一気に並ぶレベルまで来たのが①レイパパレ。その次がオークス2着、今年牡馬相手に重賞2勝の⑨ウインマリリン。ちょっと離れて古馬になって成長し、やはり牡馬相手に目黒記念を勝った⑮ウインキートス。この並びには⑫デゼルや⑧テルツェットも入りますが、筆者はこの2頭に阪神芝2200メートルは合わないと思っていますので除外。②クラヴェル、④イズジョーノキセキ、⑪ソフトフルート、⑩ムジカ、⑯アカイイトが層的にはほぼ同レベルとみており、舞台適性の高い馬、うまく走った馬が馬券圏内という感じ。4歳筆頭はレイパパレでこれが▲。
そして3歳。今年の3歳は古馬混合になってよく活躍していますので、世代闘争的にも大いに注目。⑤ステラリアは舞台適性が高いタイプとみています。秋華賞→エリザベス女王杯の連続好走はかなりハードルが高いのですが、③アカイトリノムスメは調教でも元気いいですね。それぞれ○、☆

スクリーンショット 2021-11-13 1.31.36

馬券は
3連単フォーメーション
<1・2着>⑥ = <1・2着>①③⑤ → <3着>①②③⑤⑨⑮ 30点。


text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC