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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(クイーンS)

先週のアイビスSDは◎オールアットワンスの完勝、☆ライオンボス2着までは良かったのですが、3着が内ラチ沿いをただ1頭走ったバカラクイーン。陣営の作戦だったそうで、まんまとやられました。直線競馬の内枠は不利ですが、不利なら不利でどうするか考える。競馬が人の営為であることの証明でした。ところで、ギャンブル芸人じゃいさんとの競馬談議が花咲くYouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)の「美味しい競馬」#35が公開されています。最強ギャンブル芸人の馬券術…というか、心構えというか、スタンスみたいな話がされていますので、ぜひご覧ください。さて、日曜(8月1日)は函館で行われる函館11RクイーンSです。予想に参りましょう。

◎①クラヴァシュドール
もう函館は5週目ですが、今年は芝のコンディションがフラットだと思います。函館の後半週は馬場が荒れて、内は伸びなくなることも多いのですが、今年はそうでもない。雨らしい雨が2週目だけで、その時も発表は「稍重」でも良馬場みたいな時計でした。オリンピックシフトの日程で札幌と入れ替わって、芝のコンディションも例年と様相が変わっています。小回り平たんで芝コンディションがフラットなら内有利です。クラヴァシュドールは「以前先行したこともある差し馬」ですが、この芝コンディションなら真ん中より前に構えるでしょう。ローザノワール、サトノセシル、シャムロックヒルがいずれも逃げ含みで前に行くので、全部入れていたらポジションが悪くなりすぎます。行きたい馬は行かせても、中団ポジションはキープ。能力的にいまの函館芝で最内枠を引けば勝機は十分です。

○③フェアリーポルカ
あまりスパッと切れる脚がなく、じわじわ脚を使うタイプで典型的な小回り巧者です。ここ2走の交流ダートでも4、4着ですからダートでも走れますが、やはり芝の方がいい。枠も良く、ある程度ポジションを下げてもマクリを打つ機動力もあります。

▲⑨テルツェット
YouTubeでも推していますが、4頭いるディープインパクト産駒ではこれ。1番人気必至の⑥マジックキャッスルは秋華賞2着の小回り実績もありますが、現状は広いコースの瞬発力勝負向き。ドナアトラエンテも前走が福島牝馬S2着ですが、今年の福島牝馬Sは新潟開催。やはり大箱向きでしょう。テルツェットも条件級では瞬発力勝負で実績を上げてきましたが、中山のダービー卿CTで重賞勝ち。さすが母父デインヒル系らしく、動かせば動くというタイプで、函館も大丈夫でしょう。2勝クラスを勝って格上挑戦のディープ産駒②イカットを4番手評価。

ひと言診断。

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馬券は3連単フォーメーション。
<1着>①→ <2、3着>②③⑨ = <2、3着>②③⑤⑥⑦⑨⑫  30点。

押さえに3連複フォーメーション。
①―②③⑨―②③⑤⑥⑦⑨⑫  15点。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC