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大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(中山記念)

競馬界の2月末は別れの季節です。今年も名トレーナーたちが定年により引退しますが、とりわけ現代競馬のフロントランナーとして走り続けた藤沢和雄調教師の引退は、一時代を画す感があります。筆者は栗東トレーニングセンター詰めの競馬記者だったので、美浦トレセンの藤沢和師をきっちりと取材したのは一度だけ。シンボリクリスエスの連覇が掛かった有馬記念ウイークでした。結果は9馬身差圧勝。20年以上前になりますが、美浦トレセンの調教での鮮烈な仕上がりが思い出されます。YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#55でも、前回#54に続き、CanCam専属モデルほのかさん、三谷紬アナウンサーと共に、引退調教師の話題を取り上げていますので、ぜひご視聴ください。予想はこちら藤沢和雄調教師のラストラン(3頭出し)となる2月27日(日)の中山11R中山記念です。

ハイレベルの4歳勢でも上位クラスのアドマイヤハダル、ダノンザキッドがいるのでその2頭に人気が集まると思います。両馬とも個人的にもわりとひいきにしている馬で能力、仕上がりとも十分だとは思いますが、本命は別の馬。◎は藤沢和師のラストランであり、馬自身もこのレースを最後に繁殖入りする⑭コントラチェックです。
私情があるかなしかで言えば、あります。藤沢和師のラスト重賞でチャンスのある馬がいる。これを見送ると次の機会はない。典型的な高値つかみのパターンではありますが、相手がほかならぬ現代競馬の礎を築いた巨人。まあラストランで重賞を勝つのはさすがに出来すぎかとは思いますが…。
とはいえコントラチェックはラストうんぬんを別にしても中山の1800、マイル、1200の3距離で重賞Vを飾っている中山マエストラ。負ける時はすがすがしいぐらい完敗するのですが、その理由は、とにかく外からかぶされる展開がだめ。かぶされると糸が切れてしまいます。今回は外寄り枠、かつ外に自分より速い馬が不在、すぐ内に前で運びたいワールドリバイバルと、並びとしては絶好。大仕事の期待!

○⑫アドマイヤハダル☆⑮ダノンザキッドは今年の重賞戦線で活躍必至の4歳馬。あと▲⑧マルターズディオサは負担重量に敏感な馬で、54キロ8戦4勝2着3回3着1回、55キロ以上8戦で馬券圏内なし。今回は相手が強くとも54キロです。

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馬券は
3連単⑧⑫⑭⑮ボックス 24点。
フォーメーション<1着>⑭ → <2着>⑧⑫⑮ → <3着>②③⑥⑧⑫⑬⑮ 18点。
計42点。

なお藤沢和コントラを◎にして最も怖いのは藤沢和レッドサイオンか藤沢和ゴーフォザサミットに勝たれることです。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC