見出し画像

大胆に予想!『美味しい馬券〜「美味しい競馬」スピンオフ〜』(NHKマイルC)

YouTube(logirl 【テレ朝動画公式】YouTube)美味しい競馬#63が配信されています。ゲストはわりかし競馬ガチ勢の声優・相羽あいなさん。5日にはグリーンチャンネルの「草野仁のGate J.プラス」にも出演されていました。過去には同チャンネル「競馬の達人」にも出演。かつバンドリ!湊友希那の中の人です。logirl視聴者のバンドリ!認知度はどれぐらいなのでしょうか。みんな大好き銀髪ポンコツクールビューティーですね。
さて相羽さんを改めて紹介したところで5月8日(日)の東京11R・NHKマイルCを予想します。もともとこの時季の東京競馬場は馬場コンディションが良く、基本的に時計が速め。だいたい1分32秒台だったのが、昨年は1分31秒6とか、昭和から競馬をしていた人間には信じられないスピード決着でした。ただ、一昨年までと昨年では時計が出るという意味では「より速く」なったという変化ですが、どうもそれ以外の部分も変化している感覚があります。昨年の勝ち馬シュネルマイスターはドイツ産でキングマン×母の父ソルジャーホロウ。バリバリの欧州血統です。3着グレナディアガーズも母方は北米牝系ですが、父は英国産フランケル。基本的に米国血統が強かったこのレース。欧州色の強い馬が上位に来たことで東京芝マイルが要求する適性が変化している可能性があります。

◎⑱ダノンスコーピオン。
昨年◎シュネルマイスターで的中したこともあって、好走馬の血統における欧州シフトを重くみました。ダノンスコーピオンは母の父スライゴベイ。北米供用の種牡馬ですが、配合的には父が欧州最高峰の種牡馬サドラーズウェルズ、母は名門バラード系アンジェリックソングという欧州の良血。父ロードカナロアで日本の芝向きのスピードを担保しつつ、母の父で欧州成分を補う。血統表の中にサンデーサイレンスのない「SSフリー」の配合は、クラシックではないG1で輝きます。この馬自体はストライドが大きめで中距離向きの感じですが、中距離の走り方をするマイラーだと思います。広いコースの外枠が最もレースしやすいでしょう。
○①マテンロウオリオン。
◎がストライド走法の大外。対して○はピッチ走法の最内。あまり強さを感じさせないタイプですが、操縦性がいいのでちょっとした脚力差ならさばきでひっくり返せます。いわゆる「2ゲッター」になり得る資質を持つと思います。
▲④セリフォス。
ダイワメジャー×欧州牝馬の配合がこのレース向き。半年ぶりですが、仕上げは問題なさそうです。能力通り走れば上位争い。
☆⑨ダンテスヴュー。
YouTubeで推したように、クラシック組のフレンチデピュティ持ちは傾向に変化がうかがえるとはいえ押さえておきたい。

スクリーンショット 2022-05-06 20.51.30

馬券は3連単。
<1着>⑱→<2着>①→<3着>④⑤⑥⑦⑧⑨⑪⑰8点。
<1着>⑱→<2着>④⑤⑥⑦⑧⑨⑪⑰→<3着>①8点。
計16点です。

text:仙波広雄@大阪スポーツニッポン新聞社 競馬担当/【logirl】でアーカイブ公開中『美味しい競馬』MC