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FPSで知っておくべきアングルアドバンテージ

FPSには「ピークアドバンテージ」というオンラインゲームである以上、どうしても発生するラグから生まれる「覗き込み有利」が存在することは有名だろう。

そこで、今回はあまり知られていないもう一つの有利差「アングルアドバンテージ」について紹介する。

アングルアドバンテージとはFPSのキャラクターの視野が顔の中心からの単眼視野であることに起因する有利差のことであり、簡単に言えば、障害物から離れている方が先見えするというものである。

赤プレイヤーからは青プレイヤーが見えていないのに、青プレイヤーからは赤プレイヤーが見えているのが分かる。

 ただし、ゲームや回線にもよるが大抵の場合、アングルアドバンテージよりピークアドバンテージの方が強力である。
 よって、お互いに相手の位置が分かっている場合、青プレイヤー側は円を描くように回り込むことで相手のピークアドバンテージを相殺し、アングルアドバンテージも活かす必要がある。
 反対に赤プレイヤー側は壁から出来るだけ距離を取ることで、相手のアングルアドバンテージの効果を減衰させる必要がある。

因みにプレイヤー間の間に障害物が2つあった場合は、アングルアドバンテージが働かず、先置きがアングルアドバンテージと同じだけの便益を得る。

青プレイヤーが先に射線を敷いている為、先見えするのが分かる。

こちらも同様に、アングルアドバンテージ<ピークアドバンテージの関係から先置きを過信せず、ミリ見などを効果的に使うことをお勧めする。

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