情報の信憑性

世の中にはこんな会社の口コミサイトがあります。ぜひ利用してください。

今でさえたまーに「こんな匿名など誰でも書ける!嘘など山程書けるからなんの信ぴょう性も無い!書くな!」なんて知識遅れの時代遅れなITリテラシーのない人がいます。。えげつないほど無知、あるいは保身のためのポジショントーク(嘘)をついています。おそらくもって後者でしょう。

今回は情報の信ぴょう性とはどのように確立されるのか?をシェアしていきます。かなーり長いです。時間あるときにどうぞ。

結論

信ぴょう性=信用できる度合い つまり「正しくて嘘がないか」ということになります。その確立方法は「周りの情報がその情報の身辺を固めていて、相対的な位置関係がはかり取れる」ことで、お互いに依存し合った関係性・相互作用を生み、お互いの存在を確立し合っているというものです。白があるから黒を黒と言える。右があるから左がある。といった感じです。 正しさ=論理的に辻褄が合い、科学的根拠があるということ。

また「誰が」「どんなときに」「どれくらいの数で」も信ぴょう性を大きくする上でとても大切です。特に「誰が」については「第三者である研究者・科学者が」が当てはまることが世界的な常識です。詳しくは「科学的な根拠とは」を合わせてご覧ください。

説明だけではわかりずらいと思いますので、例をいくつか見ていきましょう。

例題

1つの物事の正しさを支えるのは、その周りを囲っている情報が支えています。例題を3つ見ていきましょう。

(例1) アルファベットがGHIJKLMと並んでいるとき、XYZ●BCDEの●に当てはまるものはなんですか?と聞かれれば、当然「A」と答えられますね。これはまわりの持つ「規則性」と「Zはアルファベットの終わりの文字で、BはAの次である」という「共通知識」が●の前後を固めている、つまりはAの存在する位置を確定しているからです。

(例2) 私が立っている場所から北には京都、南は和歌山、西は神戸で東は奈良。では私が立っている場所は?と聞かれれば、「大阪」ですね。「地図」という知識があれば大阪の四方を囲むのはその他府県だと言えます。つまり大阪があるから他の他府県の位置は決まるとも言えますし、大阪の位置は他の四方の他府県が定めているとも言い換えられます。相互関係があり、お互いに依存しあっているということです。

(例3) 会社の口コミサイトがあり、とある社長は「こんな匿名での口コミなど誰でも書ける!嘘が山程書けるからなんの信ぴょう性も無い!書くな!」と言います。一方で、星の数ほどある他企業の社長や経営者は「おうどんどん書いてくれ!」と口を揃えて言います。さて、どちらの主張が世の中のためになるものでしょうか?と聞かれれば、他企業の社長・経営者です。それはなぜでしょうか?ここから少し長いです。

これは「圧倒的多数の人々が肯定している」数字という根拠と、「自分以外の人はみんな他方を選んでいるということは、自分は何か”知らなければならない常識的なこと”を知らないのではないか?」という可能性・懸念点が生まれ、確証を得るための科学的根拠・情報・知識を得られていないという事実が疑問として残ります。つまり前者の主張はなんの根拠もなく疑問が残り、どこか怪しさがあります。

さらに分かりやすく、ストーリーを追って、後先に起こりうることを想像し、より現実的で、自然であり(無理矢理感がなく)、現状の実態にともなったストーリーはどれなのかを見ていきましょう。

1. 口コミサイトに企業の口コミが書かれた→会社が口コミサイトを訴える→口コミサイトが賠償を負う→何度も賠償を他企業に訴えられ資金が尽き、口コミサイトが潰れる→サイトが存在しなくなる というストーリー。

2. 口コミが書かれた→会社が書き込んだ個人を特定し、訴える→賠償問題になって口コミサイトの利用者は利用しなくなり、その事実がインターネット上に流れてさらに口コミサイトの利用者は激減する→採算が合わなくなり、口コミサイトが潰れる→サイトが存在しなくなる というストーリー。

3. 口コミが書かれた→企業や飲食店は書かれた内容である「トイレが汚い」という客観的事実と改善点を知る→すぐにトイレ、ならびに店内の内装やデザインをプロを雇って整える→今度は「めっちゃ綺麗!また行きたい!」と書かれる→改善前と後を”時系列に沿って見える化”し比べることができるので、他の利用者は「以前は汚かったみたいだけど、今は改善されたみたい!写真も綺麗だから行ってみたい!」となる→人が集まり企業やお店の運営は安定し、利用者は正確な情報を元に望み通りのサービスや仕事を手に入れられ、世の中が少しホワイト化する。つまり自分良し・相手よし・世間よしの「三方良し(近江商人)」となる。win winを軽く超える良い結果を生み出す。

これを繰り返し世の中からの称賛・承認をうけて結果的に口コミサイトは潰れることなく存在し続ける。むしろ「口コミサイトや書き込んだ個人を特定して攻撃してやる!」などといったことをすれば逆に経営者の悪評が口コミに暴露・さらされ会社の評判は失墜するということが起きるため、後先を考えればそんな安易なことをする経営者は自ずと自粛するということになる。口コミサイトは運営が安定し、元々企業たちと提携していた転職サイトたちは、口コミサイトとも提携を図り、企業・転職サイト・口コミサイトというスクラムが出来上がった。 というストーリーが1つ。

わかりましたね?現実の「口コミサイトが検索したら出てくる(つまりは潰れていない)に準じているのは3のみです。つまり飲食も会社も口コミサイトは消えないどころか国民全員にとって・公共にとって必要であり、大衆の正義として扱われています。

もう一度いいます。

だから口コミサイトは検索したら未だに出てくるし、つまりは愚かな個人特定や訴訟などはほんの一部の後先を考えられない論理的思考の欠如した経営者しかやりません。こうした安易なことをする経営者のいる会社はみなさんここまで読んでご理解いただけている通り、潰れます。1でも2でもなく、3のストーリーが今という現実をもたらしているという論理のが筋が通り、矛盾がありません。実に自然です。

底辺経営者の保身ポジショントーク

冒頭でお話したような「こんな匿名など誰でも書ける!嘘など山程書けるからなんの信ぴょう性も無い!書くな!」なんて経営者は、こうした物事の仕組み(論理)を理解する論理的理解力が皆無 or えげつないほど無知 or 「口コミ書かれたら今まで沢山汚いことをやってきたことが世の中に暴露してしまう!怖くてたまらない!適当な暴論を吐いてデカイ声で脅して口コミ書かせないようにパワハラでマウントして黙らせよう!うんそうしよう!」という大変安直で安易で汚いことをしている自覚があるにもかかわらず、世の中の時流に合わせてホワイト化する努力をするどころか立場を追われるほどに汚いことに手を染めては「家族や従業員のためだから」などと自身の悪行を「正当化できている」かのように思い込み、実際には従業員や家族のために全くならない保身のためのポジショントーク(嘘)ばかりをして従業員に嫌われては人材を流出してしまうド下手経営者ということです。

また、口コミサイトは、決してテラスハウスの花さんの件のように「どこの誰かもわからない人々にバッシングを受ける」ことにはなりません。考えてみてください。みなさんは行ったこともない飲食店(×無限)や勤めたこともない企業(×無限)の口コミをわざわざありもしない悪態をつくために「スマホを取り出し、検索窓を開き、入力し、口コミサイトのパスワードと登録アドレスを入れ‥」なんて超面倒なことを毎日しますか?そんな暇があったらYouTubeみるしゲームするでしょうに。意味もなく面倒なことなど誰一人やろうともしません。

テラハの件は「テラスハウスをいつも見ていて、1ファンであり、強い興味があり、テレビ局側にとって都合のいい(視聴率のとれる見せ方)に多くの映像を切り取られた部分的事実(しかも台本通り)のみが放送され、こうした番組の意図・戦略を理解できない無知な視聴者がこぞって個人に対しバッシングをしたことで引き起こされたもの」です。つまりは一部の熱狂的なファンがやったことで、多くの一般人など関係ないということです。

みなさんは自分が知りもしないあんな企業やこんな企業のファンでしょうか?知りもしない企業の口コミを、星の数ほどある企業の数だけ書こうと思いますか?そんな意味のなく終わりのないものに時間を永遠に割き続ける人間を今までの人生で見たことありますか?少なくとも僕は会ったことありません。

要は「関わりを深くもったことがあるからこそ面倒な手続きを済ませてでも真実をデータとして記録し、世の中のために役立ったらいいな」という人しかやろうとしないということです。嘘を書くために労力を使うひとがもしいるとすれば、それはどこかの企業に雇われて金を受け取り、バッシング行為を仕事としてしている人ぐらいでしょう。

口コミサイトに信ぴょう性がないですって?じゃあなんで飲食店の口コミすぐ開いてまじまじとメニューやら口コミやら見てるんですかね?嘘だらけというなら見なきゃいいのに?矛盾してますよ?なんでテレビのニュース見てるんですかね?嘘なんて山程ありますよ?なんで本読むの?なんでスマホ見てるの?嘘だらけですよ?嘘の中から真実をみつけるために、論文や科学的根拠などの”裏付け”をとるための「検索力」が何より大切なんです。書かれていることが嘘だろうと真実だろうと見極めれば済む話。嘘を書くのがダメだという奴は「真実を見抜くための検索力を持たず、ITリテラシーの皆無な、勉強をしないのに騙されたくないなどと駄々をこねる3歳児」と同じです。つまり「やる気が無い奴」です。

また、「誰が」「どんなときに」とお伝えしましたが、「経営者が」「経営が上手くいっていないときに」発言する「こんな匿名など誰でも書ける!嘘など山程書けるからなんの信ぴょう性も無い!書くな!」の「書くな!」は「書かないでほしいです。汚いことばかりしてきたことがバレてしまいます。怖いです。」の「裏返し」です。紛れもない「保身のためのポジショントーク」です。

そもそも従業員に対し良いことばかりをしてきた企業は「最高です。ホワイトです。大好きです」とラブコールを書かれまくるはずです。従業員を「幸せにしてきた。世の中で役に立つ能力を与えた」というなら口コミを恐れるどころか「どんどん書いて!」となるはずです。「幸せにしてきた」と言いながら「書くな!」は矛盾です。良いことをたくさん書いて貰えれば、人材が集まって会社を大きくできますから。ということは、「”社会的汎用性のある能力など与えられておらす、幸せにもできていない”という”事実”が世の中にバレて企業として失墜していくことを想像できてしまい、怖い」という本心をかくし、論点をずらすことであたかも両者が関係のない話であるかのように嘘で隠し、必死に保身しているに他なりません。ポジショントークに騙されてはいけません。書くことのほうが三方良しであることはみなさんも理解できたことと思います。

情報監視社会

インターネット(IT)とは「世界中の研究者・科学者・超頭のいいビジネスマン・ブラック企業をV字回復させる経営のプロ」などが情報発信をしてはお互いに監視し合い、おかしな発言には指摘し、正しい発言には肯定し、まちがったことばかりを繰り返すひとは干される世界です。お互いの情報の純度を高め、その純度・精度・整合性・科学的根拠を極限に高めた情報が山程データ・統計として記録されている”全知”です。つまり「お互いへの監視こそが情報の信ぴょう性を確立」しています。これが監視社会です。監視社会とは、悪いことばかりじゃないんです。IT企業による口コミサイトなどが普及することでブラック企業は淘汰され、日本は発展していけます。僕らにとってIT企業も監視社会も口コミサイトも誰より強い味方なんです。

またバブル世代が30年〜40年かけて得た「人生の答え」的なものなどは、僕たちは30秒で検索し、知ることができます。つまり彼らが30年かかって1つしか分からなかった答えを僕たちは瞬時に無限に手に入れられます。僕たち若者は全知全能のうち”全知”というインターネットを操っています。まして、たかが1人の50代の人間が言っている答えなどよりも、「インターネットの中で、世界中の天才たちがお互いに磨き上げた知性によって生み出された答え」のほうがよっぽど信頼できます。

まとめ

人は匿名だからこそ、正直な気持ちや本音を書くことができます。特に日本人は正直なことを上司に伝えれば「圧力やパワハラを受ける。部屋に呼び出されて延々怒鳴られる」などのバブル世代がしてきたブラック行動をよく知識として知っていますから、なおのこと保身のために本音を言わないどころか意見そのものを言おうともしません。さらに悪質な経営者は、「従業員が保身のために発言をしないこと+発言したところで全く科学的根拠のないポジショントークを返してきて全く筋の通らない・辻褄の合わない・矛盾した暴論を唱えてくる経営者に嫌気が差し、いっそ口をつむぐ」のを都合よく利用し「意見を言ってこないんだから納得しているはずだ!意見を言わない奴に文句を言う権利はない!納得の原則だ!」などとマウントをとって攻撃してきます。つまりこうした経営者は”意見を聞く耳を持ってます”的なフリをして実際には全く聞く気もなく、若者に嘘を教え、騙し、時間を奪い自分のポケットに金を突っ込んで私腹を肥やそうとする底辺経営者ということです。

お疲れさまでした。大変に長い記事でしたが、いかがでしたか?

ぜひみなさんもお勤めされた企業の口コミを発信していただき、日本経済の清浄化にご協力いただければ幸いです。転職先を探すときも離れるときも、weworkさんをぜひご活用ください。

※筆者は退職した人にも「口コミ書いてね!」と送ったりします。実体験のともなった記事を沢山書かれるほど情報はその信ぴょう性を増していきます。改善点がたくさん見えてくると会社のためになります。また、「〇〇歳 男性」などとしか掲載されず、個人の特定はできない仕組みになっていますので、安心してご利用いただけます。

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