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徒雲二人について語るだけ

「れんえんヘビ限界オタク」と言われたのが心外だった。が、当たっているような気もする。
ということで、開き直ってこれを書ききってやる!

!ATTENTION!
連縁シリーズのネタバレが含まれます

徒雲八尾呂智

やおろちはん。とてもかわいい。
まずは初回登場時、蛇叢釼六面での会話。
ヤブサメとの会話ではまず「気分がいいから」とヤブサメをからかったり、蛇叢釼が手元に戻ってきたことについてやけにはしゃぎ、自慢げに見せびらかしていた。

ツバクラとの会話では最初に概念的な自分についての議論を発展させていたが、「今日は記念日なんだ」とご機嫌。
しかしそれは十八番の被害妄想&ヒステリックで吹っ飛ぶ。
いや、今回に限ってはツバクラの方も悪いのだが…。

そして我らが悪魔のクロジ、八尾呂智さんと表層と深層について真っ向から意見をぶつけ合っている。
そしてなんと八尾呂智さんが、クロジに対して「不憫な奴」と言っているのである。これには(うろ覚えだが、たしか)天影戦記から入った自分はかなり驚いた。
なにしろ不憫な八尾呂智さんが黒い悪魔に対していったのだからそりゃあビックリ。しかも珍しくキレていないし被害妄想もしていない八尾呂智さん。

そして隠し自機スズミ、”いかにも乙女”な口調で話し、初手から八尾呂智さんがイラつく。最速では?
そして蛇叢釼の名を口にした瞬間殺意を抱く八尾呂智さん。
そして最もこの蛇の特徴が再現されているであろう伝説のセリフが飛び出す。

「・・・・・なるほどな、貴様も"奴ら"の手先か」
______連縁蛇叢釼六面会話より

はい!来ました来ました、蛇叢釼の名前一言から飛躍してこれ!
さすがだねえ…かわいいね
しかもこのあと、「っ!」と促音+感嘆符まで使って怒りを表しています。
かわいいね。
スズミさんの言うとおり、かなりの難聴。一時的なものであるのが救い。
「別に狙ってない」と言った後に構えろて。
無防備な者を斬りたくないと言っているあたりも一応武士道精神?はあるのかな。

次に霊烈傳である。
おまけテキストではおでんが好き、ということがわかる。
宿禰と神主二人のやる気のなさに押されるような形で出てきたわけだが、途中からはかなり乗り気。EXでは自ら出向いている。
ここでは低速でも高速でも変わらないと言う少し変わったショットであるが、これはおそらく八尾呂智さんの性格を表している。
良くも悪くもまっすぐな、一度突き進んだらやめられない止まらない。
何も見えないし聞こえない、一方的にしゃべり続けちゃったりもするのが三猿に成れないところ。

一面ではクールを装ったものの沸点が低いことが早くもバレる。
一応宿禰をたしなめる程度の大人っぽさ、自称保護者としての責任感は感じている。

二面では、宿禰にも指摘されているが初対面の相手に対して随分と随分な物言いである。怖い、ということは威圧的という意味だろうか…
撃破後には一応思い出したように突っ込んでいる。

三面、ここでは八尾呂智さんのダジャレセンスが見られる。

いい感じの土やら岩やらがごろごろしてて創造意欲が沸いてお腹がすくね〜
・・・"スクネ"なだけにか?
______連縁霊烈傳三面会話より

…まあこんなもんである。
これをセンスがあると解釈するのも壊滅的だと思うのも自由ではあるが、作中では…まあお察しの通りである。
このあと三面ボスに「おぉ~ 寒いね~~」と煽られ、前回自機達にボコられたのもあってかボコる。宿禰の顔見知りをボコる。
宿禰も特段抵抗はないようで案外すんなりボコっていた。(最もよくわかっていなかったようではあるが)

そして問題であり個人的に一番尊いステージ、四面Bルートである。
霊烈傳四面はAルート、Bルート、Cルートと別れているが一番修羅場しているのはやはりこのBルートだろう。
何と言っても縁を切られた二人が出会う唯一と言ってもいい感動の再会シーンだ。ほら泣けよ。
と言っても、やはり複雑な心境と縁を切られた作用なのか八尾呂智さんじゃない方の徒雲は顔を隠してしまう。こじらせてるね…
もっと言うと冒頭の会話では八尾呂智さんが寒がりであろうことが確定される。いや、首元まで引き上げていることからわかりそうではあるが…。
八尾呂智さん、煽られた時に無言区間がある当たり必死に耐えてそうだ。かわいい。
顔を隠してる方はほぼしゃべらないが、プレイした人ならわかるであろうクソデカ感情。わたしはわかる。
と、こちらも語りたいところだがこれは後述。あとでじっくり読めるぞ。
そして撃破。顔隠しが逃げたことで修羅場は終わり、平穏な異変解決が再開される。

……ところで、ここは神社組とスズミの二回戦うことが出来る。
それについても話させてもらう。

神社組では、IQの低そうな二人が仲良くおしゃべりしていたり、知識の有りそうな二人が困惑している姿が見られる。
ここでも「無駄」が多いやおすくであった。

スズミと戦った時、かなり重要なことが判明する。
なんと、八尾呂智さんはアルディを認識できるっぽい。
宿禰がスズミに対して「一人」と言った時、八尾呂智さんは困惑していた。
ここから八尾呂智さんはスズミ(ハミィとアルディ)を二人いる、と認識できているということではなかろうか。
そして、一面ボス乞骸セセもアルディを認識できている(スズミは気づいていないようだが…)。
八尾呂智さんは将門公の母の大蛇との血縁は薄いながらもあり(同作品五面会話)、セセはセセで将門公である疑いが強い…。
親戚?しかし今着目すべきはどちらも平家であることだろう。
平家の血縁はアルディなどの表に出ていない人格が認識できる…ということだろうか?
しかしそれならば文門が認識できていないのはなぜか?
やはり”平家の血”が必要なのだろうか。
そうだとすればホムンクルスの体である文門は当然の事なのかもしれない。
いや、正直うろ覚えなので平家の血が流れているかどうかは定かではないのだが…。
いずれにしろ謎多いミステリアスな八尾呂智さんも好きだ。
考察は無理なのであとは考察勢に投げる。

次に五面だが、前述したとおり血縁について少しかじれる。
平家、将門公の母親の大蛇との血のつながりもあるようで…?
あいにく私は考察などはからっきしダメ、元ネタを調べるだけでも一苦労なのでそこらへんはWiki等を見てもらうこととする。
ここらは滅多に見れないまともなシリアスシーンなのだが、最後の方にやおすく特有のノリが入っていたりする。

・・・・さて。何のことだか?
分かりましぇんね〜♪
______連縁霊烈傳五面会話より

こういうとぼけっぷりも好きだ。
どちらかというと撃破後会話の方がにじみ出ている気もする。
八尾呂智さんは鈍感で感情的、ヒステリックで被害妄想が激しいという超絶かわいいキャラだが、案の定とでもいうべきか前回の異変で自機勢にボコられたりしたの、忘れてんじゃないか?

構想と経過の観測を怠るから、計画が失敗するのさ
んや、都合の悪いことを忘れるのが得意だな〜って関心してただけでしゅ
______連縁霊烈傳五面会話より

こういうことである。

さておまけと言われた六面、例のキメラソウルである。
襲うという行為に対しての認識が徒雲で対になってきているのも面白い。(まあ朱に交われば赤くなる理論であり、もう一人の方は朱が濃すぎたのもあるだろうが…)
宿禰の臭い発作も抑えられている。
しかし煽られて煽り返す、やはりどこか子供っぽいと言うか幼稚というか幼さが目立ち小さくも見えかわいらしいというか…。
来るぞ、という注意喚起がかっこよくて個人的にとても好き。

さて、六面ボスが終わった時点でコンティニューしているとBAD ENDとなりハニワの家(宿禰の家)で破壊の限りを尽くされる。
ここでは八尾呂智さんは居候であるにもかかわらず無関心で、やかましいという感想を述べるにとどめている。
やはりなんというか…しかしそこも可愛いポイントなのだ。

コンティニューしていないとGOOD END、やおすくコンビと神主二人、六面ボスシオンとの会話が見られる。
ここでは八尾呂智さんが短気というのも再確認できる。
やおすく二人が少しやりすぎるとシオンには勝てる、という強さ序列情報も少しわかる。
使命感を背負い、自らEXへと赴く八尾呂智さん。
しかししばらくはこたつから出たくはなかったのであった…。

EXでは、馬鹿にされる八尾呂智さん、逆鱗に触れられキレる八尾呂智さんが見られる。
キレる八尾呂智さん自体は珍しくはないが、ここでからかっている相手がEXボスであるという事実が重要である。
というのも、これは別自機の会話でわかる事なのだが神器蛇叢釼の封印の解き方を教えたのはこのEXボスなのだ。しかも高額で。
撃破後(シオンには純色と言われ、宿禰は単純と言われたのだが)、EXボスには八尾呂智さんも単純と言われる。単純コンビ・やおすく。
しかし強さ序列的にはまだまだらしく…?
収穫ゼロ、結局なんのために来たんだか…という、あくまでも脇役なやおすくなのだった。

天影戦記では宿禰が自機としているが、本記事はあくまでも徒雲について語るものなので割愛させてもらう。
(筆者はやおすく推しなのでかなり残念である)

神社組との会話では迷惑していると言いつつ実力が認められていることに対しては内心ちょっぴりうれしいみたいとか、「変身するとやたらイケメン」「美形」と褒められ内心(すっごい)嬉しいみたいだねなどシオンの精神と自我を取り込む的な能力で自我が読める?らしく、本音をまざまざと見せつけられる。かわいい。
盗まれちゃうと思っていたり、それがかなりわかりやすかったり。
ここでも促音や感嘆符を使ってキレている。
と、ここで被害妄想で瞬間殺意。会話していた相手に向かって殺意だよ、本当相当だよね。
難聴も発動、もうだめだこりゃ。
そして最後には

響き、煌き、全てを薙げ! 蛇叢剣!
______連縁天影戦記六面会話より

と、かっこいいテキストも残している。

幼稚園組では宿禰がいる。これだけで印象にのこる。
保護者を気取っている八尾呂智さん、しかし保護者ではない。
というのも会話が夫婦だからである。
尊すぎるので一部を載せておく。

イヤだもんにゃー!今日はオロチンしゃんは晩ゴハン抜きだぎゃー!
こちとら昼飯食ってないから少々イライラしてるんだぞ?
______連縁天影戦記六面会話より

夫婦、と言うより今見返すとカップルという感じだが、それでもかわいいからいいのである。
これは、いつも八尾呂智さんが昼食を外で食べてくると宿禰が怒るという夫婦エピソードから発展した会話であるが、これだけでもかわいいのはお解りだろう。
短気であり、なんでもないことに怒った八尾呂智さん、結局幼稚園組三人を斬ることに決めたようだ…。

鵐ファミリー、やはり煽る煽る。
憐れむ珍しいシーンもあるが、一瞬である。
そしてお得意の被害妄想が暴走する相手でもある。
宝、という単語が出た瞬間、蛇叢釼の事に思いを巡らせ、憐れまれる八尾呂智さん。

俺は二度とっ! この剣を手放したりしない!!
ふざけやがってぇ! 貴様らぁっ!粉みじんに切り刻んでやる!!
______連縁天影戦記六面会話より

ほらもうみてよ、これ。これこれ。
ふざけやがってぇ!だって。本当もうかわいすぎだよね。貴様らぁっ!って。
小文字と促音、感嘆符。この三つをふんだんに使ってのこれ、本当もう……

親皇組との会話では珍しくキレない。珍しい。
キレないだけでなく、たしなめられる側からたしなめる側?へまわっている。
まあアホの子があちらにいるから仕方ないのではあるが…。
同じ(?)平家であるが、特に何もないのだろうか?
私が察せていないだけかもしれない……。

スズミ組(?)も会ってはいるが、これは真面目な外れルートなのかもしれない……。
実際にスズミも間違ってしまったようで、残念そうに会話している。
当たりの八尾呂智さんのいる世界線も見てみたいね。
ここでも力の差がわかっていない八尾呂智さん、かわいい。

…さて、ここで八尾呂智さんのパートが終了した。はずだ。
ここからは徒雲蛇穴丸(あだぐも の さらぎまる)についてお話していく。


とりあえずここまで~。後日追記よてー

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