COVID-19

新型コロナウイルス感染拡大による影響の深刻化に対処するにあたって、
世界中で人々の安全と健康が引き続き最優先事項となっている。その見返りに経済は完全にストップした。

世界経済への影響が懸念される今、人類はかつてない課題に直面している。
企業も色々な課題を抱えており出張の制限、イベントのキャンセル、サプライチェーンの弱体化など、どれをとっても「平常のビジネス」ではない状況である。
正直、武漢で流行が始まった際は対岸の火事という認識だったが、もう完全にパンデミックの状況。経済的なインパクトでいうと戦後では最大になるのではないか。

■東京オリンピック

私は東京五輪は延期する方向に調整が進みつつあると考えている。この状況で無理やり実施してしまい、選手村で感染者が出た時点でパニックに陥りその時点で中止になる可能性が高い。チケットを既に確保しており、ドリームチームを見る心の準備はしているが、まずすべての人の健康と安全が確保された上での開催にすべきだろう。そしてその条件を満たすことは日に日に難しくなっているのは間違いない。そして８月までNBAファイナルがずれ込んでしまえばスター選手は確実にこないし、これない。

おそらく世論も五輪を開催しない方向でほぼ一致している。僕自身も正直この夏に開催することはほぼ不可能なレベルであると考えている。ただし、バスケに限らずチームスポーツというのは一年違うだけでメンバーはかなり変わってしまう。中には東京五輪を目途に引退することを考えている選手も少なくないはず。果たして+一年間モチベーションを維持してトレーニングができるのだろうか。選手の人生を左右するほどのインパクトがあり選手目線でいうと無念でならない。

自分が生きている間に、同時多発テロや東日本大震災。色んな事が起こり世界が終わってしまうと感じてしまう事が節目節目であり、今回のコロナも同じような気持ちでいる。でも世界は動き、人生は進んでいく。今出来ることに集中し、身近な人間を大事にしていこう。