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「上品なおじさま」の共通点①

こんにちは。小料理屋実香の女将です。
今まで、大手自動車メーカーの秘書、高級割烹料亭で仲居、
個人情報保護マネジメントシステムの審査員として、
数多くの経営者や一流とよばれる方と接するなかで、
感じてきたことがあります。

それは「品の良さ」を感じさせる方には共通点があるということ。

「上品ですね」言われてみたいですね。
逆に「あなた下品ですね」と言われた時のこと想像してみてください。

怖いですね~!
この全否定感、怖いですね。

「あなた下品ですね」と言われて、そのあと仲良くなれる自信ないですね。
「上品」「品の良さ」って今までのルーツ、その血筋、環境、
全部が含まれているから、
「上品」て言われたら嬉しいし、「下品」と言われたら
ものすごく腹が立つんですね。

でも「品が良い」って実際、どういうことなんでしょう。

これをしっかり分かっているかいないかが、
すごく大事だと思うんです。

なぜなら「上品」って、手に入れられるんです。

え~!私、決して品が良くないんじゃないかって自覚でいるから、
品がいい人って憧れるんですよ。
一方で、「下品」と言われることだけが怖いんですよ。
決して、お坊ちゃま、お嬢様、御曹司、そういうことではなくても
「上品」って手に入れられるんですよ。

そんなことを、小料理屋女将が知っている「上品のオジサン」の
共通点をお話いたします。

いろいろな時代はありますけどね、
もう大人になったのだから、しっかりとした振る舞いがしたい。
けれども「上品な振る舞いができないのよ」
なんで今までだれも教えてくれなかったのよ。

そう思うかもしれませんが、
「品の良さ」の根本は、「所作」と「言葉使い」
だけなんです。
「所作」と「言葉使い」が合わなければ、
「あなた下品ね」と言われる可能性大なんですよ。

逆に裕福な育ちじゃなくても、資産家の御曹司でなくても
「所作」と「言葉使い」に対しての「知識」があれば、
「上品」
は手に入れられる。
後天的なものなんです。
それは、能力や知識ではない「知識」です。

知らないだけなんです。

そんな今更、必要ない!上品なんて呼ばれたくない!と
思っている、あなた。
そこなんですよ。

実は「上品ですね」と絶賛を受ける人。
所作や言葉使いがいいと思われる人。

圧倒的に周りの評価や対応が変わるんですよ。
確かにそうですよね。
すごく上品な人に会った時、好きになりますよね。
例えば、老紳士を見つけて、「ジェントルマンだな」と
思える人にお会いした時、
「信頼」しますよね。

この人が言っていることは説得力があるな。と思うし、
もし、仕事をお願いするんだったら、
「あの上品な紳士に頼みたいな」って。

逆に実績は上げているけど、「品がないな~」人ね。
「成功しているんです」
「見てください!この高級車」
「オレに任せとけば、すぐ実績上げられるぜ」
という人よりも
「わたくしにお任せいただければ、
さらに上がることでしょう」

人ってね、印象や感情に左右されるの。
だから、実績を無茶苦茶上げている下品な人と
堅実な実績を上げている、すごく上品な人なら
絶対的に長期的に見れば、上品な人が選ばれるんです。

「知識入れたい」
でも「間違ったらどうしよう」

えっと、この場合、どうするんだっけ?
これが正解なのか、間違っているのか
なんでも白黒つけようとしている、あなた。
(仕事ではこれでやってきた人は特に)

気になるでしょう。
ナイフとフォークで、これでいいの?これで合ってる?
いろいろあるじゃないですか。
でもね。
こういう細かいところに白黒を気にしすぎる必要はありません。

これから
少しずつではありますが、「上品な人」を
みなさんにお話してきたいと思います。
なので、ご安心ください。

それには「素直さ」が一番大事ですよ。
「このようにすると上品ですよ」と言った時、
「でもね。私のやり方ではね」という我流人。
いますよね~。

そうじゃないんですね。
一定の傾向があって、歴史の中で積み上げられてきたものなんです。
私の所作と言葉使いは、茶道で培われたものです。

「オレはこのやり方でやっている」というもにがあると思いますが、
素直に「はい。やってみます」
そういう気持ちが一番「品の良さ」につながるのでは。
まずは聞いてみて。
そのうえで、やってみる。

これで手に入れられる「品の良さ」
それは「知識だから」

ここからのお話は、また今度。
また、小料理屋 実香にいらしてくださいね。








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