まさに、春。

四月になった。
外にひとたび出れば春だなあとしみじみ実感する。そう感じるのはこの温かい気温だけに限ったことではない。

公園には桜の芽がいまにも開こうとしていた。今年は遅咲きのようで、たしかに去年は三月には満開だった。

私としては、桜といえば四月だからむしろ以前のタイミングに戻ったなという気持ち。
ここ数年は満開早くない?という気持ちだったので、今年はまだかなあ☺️と気長に待っている。

桜だけじゃない。名前がわからないけど黄色い花が点々と咲いていた。(調べたらカタバミという花みたい)

それにウグイス。

「ホーホケキョ」

聞いただけでなんだか幸せな気持ちになった。
この鳴き声には、求愛と縄張りの主張の二つを意味してるらしい。
ただ鳴いてるだけじゃないもんね。
人間からしたら春の風物詩だけど、鳴くのにはちゃんと意味があったことを知れた。

足元に目をやるとアリが巣から出たり入ったり活発に動いていた。
そういえば虫をよく見かけるようになった。

最近は飼っているワンちゃんの散歩に行くくらいしかぶらぶら歩くことはないので、その瞬間しか春を感じることはなかった。

三月にも春が近いなと思うことはあったが、それは大抵気温のみを判断材料としていた。
ただ四月にもなると、五感を通じて春の到来を実感できる。やっぱり私は春が好きだ。

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