![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139549062/rectangle_large_type_2_740a3a041f195b37b52858ffe3f51585.jpg?width=800)
新しい事をやらせて、人を知る。
おつかれさま。
DKです。
24歳、某カフェで店長をやってます。
月末の話。
1月の中で最も事務作業が忙しい日が月末。
1ヶ月の数字見て在庫数えて労働時間把握して
電卓カタカタしてPC開いてーーーーーーーー
と、仕事に追われる1日。
特に僕が1番嫌いな店長業務は、
月末の棚卸(たなおろし)。
4月末もやってきました。
棚卸は毎月月末にやっていて、
簡単に言うとお店の食材だったり売店の商品の在庫を全部数えて、適正に運営できてるか確認する業務。
これ苦手なんだよなぁ。
店中の食材を正確に全部カウントしなくちゃいけないし、時間と手間がかかる。。
でも今回は違った。
軽く手伝ってもらう感覚で、手が空いてそうなスタッフに食材を数えてもらったのだ。
今月食材のカウントをしたのは、
17歳の高校生の女の子。
カウントが曖昧だったり、間違えた数量が記入された時の責任は全部僕が取ればいいか。
という思いで、仕事を振ってみた。
彼女が自分で言ってたんだけど、
運動は全部人並み以上にすぐできるようになるけど、勉強はめっぽう苦手らしい。
勉強とまではいかないけど、
食材のカウント大丈夫か?
若干不安になりながらも、手伝ってもらうことを決めた。
食材のカウントは、専用の用紙に各食材の数量を
書いていく作業。
重さを測ったりするものもあるからけっこう大変。
少し経ったところで、僕が一旦確認。
よくできてる。
僕はてっきり抜け漏れだったり不備があると思ったんだけど、まさかのゼロ。
その後最後にまた確認したけど、
抜け漏れ等一切なし。
DK「超正確にカウントできてるじゃん。。。」
J K「めっちゃ頑張りました!!」
DK「初めてなのにすご。てか、
面倒な仕事振るなって怒られると思ってたよ。」
J K「いやいや、楽しかったですよ?」
この子は僕が嫌いでしかたない業務を楽しんでやってたのか。。
DK「気遣ってるでしょ笑。
どこらへんが楽しかった?」
J K「普段やらない仕事だから楽しいし、
事務?みたいな感じで新鮮。みたいな?」
体育会系って部分で、数字関連は苦手な子だって勝手に思ってたけど、
冷静に考えれば体育会系だから数字苦手なんてことにはならない。
むしろ、フリクションで消して書き直したカウント用紙からは、責任感の強さが感じられた。
彼女なりに、食材カウントという地味な仕事に意味を見出してくれたんだと思うと、嬉しくなる。
食材カウントがいかに重要な仕事か
&
本当にありがとう!
って、気がついたら勝手に喋ってた。
「他にもやることあったら教えてください!」
って言ってくれた。
初めての食材カウント、けっこうエネルギー消耗すると思うんだけどな。
(僕が初めてやった時はボロボロでした笑)
さすが体育会系。。。
スタッフにたまに新しい仕事、特別な仕事をやらせてみると、その人の、普段は見えてこない一面が見えることがある。
別の角度から人を見ることで、その人の別の魅力に気づく。
今回は思い切って若干17歳の女の子に無茶振りして、結果的にスタッフの良いところを見つけることができた。
店長として、スタッフがどういう人かっていうのはある程度わかってなきゃいけないのに、
まだまだ人間観察が足りないなと電卓を打ちながら1人でプチ反省会。
彼女はまた来月もカウントやりたいと言ってくれた。
店長とっても助かります。。
今日も読んでくれてありがとう。
おつかれさま。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?