貧困に喘ぐロシア人の所得を倍増させた🇷🇺プーチン大統領
民営化した国内メディアからは『暗黒のソ連が倒れロシアに春が訪れた。共産党の圧政から解放されたロシア国民は自由を謳歌している』といったニュースが流されていたという。この時代【浴びるほどウオッカを飲んで泥酔して凍死することだけが唯一の救済】というほどロシア人達は絶望し打ちひしがれていたという。そんな暗黒のロシアに差した一筋の光がプーチン大統領であった。強いロシア復活を掲げ肉体的にも精神的にも強さをアピール。【国民よ、戦後半世紀にわたって東側の盟主として世界の半分を支配していた偉大かつ誇り高き民族であることを思い出せ】と主張しロシアの希望となり第2代大統領となる。プーチン大統領は口先だけの男ではなかった。ロシアの国富を流出させてきた西側資本が入ったオリガルヒ、ユダヤ資本系を徹底的にパージ。民間企業となっていた石油・ガス会社や社会インフラ企業に対して最国有化と国家による統制受け入れを要求。反発した経営者は国家権力で強引に逮捕。プーチン大統領の圧政は西側メディアから強く批判されるも、ロシア国民は諸手を挙げて支持。資源輸出企業が国家管理に戻ったことで国庫は潤い解体状態の軍を再建。次々と軍需工場をつくりフル稼働する積極財産により数年でロシアのGDPを高度制限レベルまで押し上げ、貧困に喘ぐロシア人の所得を倍増させた。プーチン大統領は圧倒的な国民支持と産業界、メディア、再建軍部、KGB出身からロシア連邦保安庁(FSB)全てに強い影響力を持つ完全な独裁権を得ていく。当時のロシア国民はプーチン大統領を救国の英雄として新たな皇帝と認めていた。そして【ロシア国民を奴隷化する謀略ワシントン・コンセンサス】に対して【🇷🇺国民がプーチン大統領に求め続けるモスクワ・コンセンサス=復讐】がある。
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