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孤高のグルメ #5 「玉子焼き」「焼きそば」

前回、孤高のグルメ -丼物編- が終わり、今日から-麺編- を始めようと思いまたまた足を運ぶ。

その途中で「あっ!今日は祝日か!休みかな、、、」と思い行ってみると開いていた。雨が降ろうが風が吹こうが祝日がとか関係なしにキッチリ日曜日が休みらしい。

いつもの席に着こうと思ったら、今日はお客さんがいた為、違う席に着席。壁のメニュー表の麺の欄の所を見て注文した。これだけじゃ足りないと思いもう一つ一品料理を注文。

「焼きそば」「玉子焼き」

正直言うと「どうせ焼きそばもソースがヒタヒタなんでしょ?スープかと思うくらいあるんでしょ?」と下心丸出しで注文してしまった。

しかし、実際に来たのは全然ヒタヒタじゃないノーマルな焼きそばが!!!

厨房から自分の所に配膳してくれるまで青のりをかけ続けて持って来てくれた事にはもはや驚きなど無かった。
それよりも今、目の前にある焼きそばがあまりにもノーマルだった事に感動していた。

「印象が悪い人がちょっと良い事をすると感動が普段の2乗する」と言うアレと似た感覚。おじいちゃんの印象はめちゃくちゃ良いのだけれど。めちゃくちゃ嬉しくなった。

第5弾目にしてようやく美味しいご飯が食べれる。。。
ありがとう。。。おじいちゃん。。。麺系が得意なのね。。。言ってよ。。。

いつもの様に重箱のスミを突く様なマネはやめよう。。ちょっとくらい丼物のツユがヒタヒタで出汁茶漬けになっててもいいじゃないか!
椎茸が直前まで塩漬けされてたんか?くらい塩辛くてもいいじゃないか!!

過去のそう言った自らの過ちを反省していたのも束の間、次に運ばれて来た「玉子焼き」を見て反省するのを辞めた。

「漢字って玉子焼き?卵焼き?」とか「甘い卵焼き派?醤油の卵焼き派?」とか議論する次元じゃ無い。

「重箱のスミを突くのをやめよう」と言ったがそもそも重箱にも入ってない。サッカーしようと言ったのに野球ボール持ってきたみたいな。同じ玉やけど!

えっ!?「玉子焼き」の表記だとこれで卵焼きは普通想像するアレで、、、そんな区別があるのか?知らないだけ?とか考えていたら脳みそが処理出来なくなった。

紛れもなく「卵焼き」では無く「卵を焼いた物」なのだ。

やはりこのお店には「普通」等は通用しない。いや、むしろ自分自身が思ってる「普通」が「普通」では無いのかもしれない。これは試されているのか。。。

そんな事を考えている内に完食してしまった。「ヤマザキ春のパン祭り」で貰えるフクロウのお皿の柄がこちらを見ていた。

あれ?焼きそばと玉子焼きの味どんなのだったっけ?

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