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LOCUST+

批評観光誌『LOCUST』の有料マガジンです。 毎月、LOCUST編集部を中心とした執筆人が、コラム・エッセイ・マンガ・小説などを寄稿します。 豪華ゲストによる寄稿、著名人へのイ…
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#伏見瞬

今週のLOCUST vol.9

購入後に全編(47:15)を視聴することができます。

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特別座談会・ご招待のお知らせ

LOCUST+購読者の皆様 いつもLOCUST+を応援いただき、誠にありがとうございます。 この度、LOCUST+購読者さま限定で、オンラインイベントを開催する運びとなりました。 以下の要領で開催いたしますので、ご興味おありの方はぜひお越しくださいませ。 LOCUST+購読者限定イベント②〜『スピッツ論』を批評する~概要: LOCUST編集長の伏見瞬が昨年に刊行した『スピッツ論』。バンド・スピッツの魅力に多角的な視点から迫り、大きな話題を呼びました。このたび、LOCUST

LOCUST vol.5 刊行のお知らせ &旅行記の掲載について

みなさん、こんにちは。LOCUST編集長の伏見です。 Twitterでもお知らせした通り、LOCUSTの最新号、Vol.5が刊行されます!

伏見瞬の何らかの連載(第3回) 〜スピッツ論とフィールドの不在〜

『スピッツ論(仮)』を相変わらず書き進めています。全部で12章に渡る予定の、7章まで書き終えました。2週間に1度1章分を書くというペースが(数日遅れながらも)守れているので、自分の仕事のスピード感にはそこそこ満足しています、しかし、最後まで書き終えた後で加筆・修正を沢山加えなくてはいけないのが目に見えて明白です。その修正がどれくらい必要か、まったく使えない章も出てくるんではないかと、気が気でありません。「これだ!」という立ち位置が見えないまま、ずっと書き続けている感じがしま

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伏見瞬の「何らかの連載」

前々からロカストプラスで連載を持ちたいと思っていたのだけど、テーマが決まらなかった。浮かばないというより、いくつか候補があってどれにしようか決めかねていたのだった。 多くの人もそうなのかもしれないが、とにかく性格は気まぐれであるし、生活は忙しいからいつ書けるかわからない。考えるのも面倒だ。だるい。寝たい。みたいな感じで連載はずっと先延ばしになっていたのだが、何かしらの基準を高めに設定してしまうといつまで経っても書けないことに気づいた。 この際だ。このままテーマは決めないで

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名もなきボイス第10回 ~"おもしろい"話ってなんだろう

マガジンを購入すると全編(31:55)を視聴することができます。

名もなきボイス第9回

購入後に全編(32:22)を視聴することができます。

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名もなきボイス 第8回

購入後に全編(32:18)を視聴することができます。

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名もなきボイス第6回

購入後に全編(32:40)を視聴することができます。

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名もなきボイス 第2回

購入後に全編(34:34)を視聴することができます。

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名もなきボイス 第1回

購入後に全編(32:29)を視聴することができます。

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LOCUST コンテンツガイド(音声3) Adrianne Lenker『Songs』 『Instruments』 伏見 瞬

知ってる人には釈迦に説法だが、The Big Thiefが昨年立て続けに発表した二作のアルバム『U.F.O.F』『Two Hands』は大いに評価されたし、個人的にも最高だった。2015年にニューヨーク、ブルックリンで結成されたこの4人組は、2000年代後半のブルックリンのインディーシーンの盛り上がりが収束した後の無風の状況において、例外的な成功を収めた(ただ、外からの盛り上がりを欠いているとはいえ、当時のシーンにいたミュージシャンたちは今も優れた作品を残し続けている)。

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LOCUSTコンテンツガイド(映像4)黒沢清『スパイの妻』 伏見 瞬

『スパイの妻』が物足りなかった理由を考えている。 いや、普通に考えれば「周りの人間の評価がめっちゃ高かった分、期待値上がりすぎてた」が理由だしそれで間違いないのだが、それだけではない。 黒沢清が監督した映画には、常に理解不能さがつきまとう。何故主人公はこの行動を取ったのか、何故急にあの男が現れたのかといった因果が説明されないことが多々ある。観客はそれを受け入れて映画を観続けるしかない。不親切で、物語への移入を許さないのが黒沢清だ。そして、理解不能さと映像的強度が掛け合わされる

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LOCUST コンテンツガイド(音声2) Homecomings『Whale Living』(2018)  伏見瞬

今や音楽レビューと言えば誰かの最新作の最新レビューであり、一瞬話題になって「大傑作!」などという言葉が無償で費やされてからすぐに通り過ぎていくことが繰り返される。そのような環境が、さも当然のような顔をして幅を利かせている。 かと思えば、超安価ライブラリと化したリスニング状況の到来によって、星の数ほど存在する録音芸術音源が毎日のように掘り起こされ、深ーくてチーープな聴取体験が「音楽」を特権視する生物群の日々に埋め込まれている、と言った事象もまた、幅を利かせまくっている。

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