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もう充分に自由に生きさせて貰ったと思う。

尊敬する人に言われた、「頼れる人が自分だけの状況になった時に、いかに生きるか」という言葉がわたしの背筋を伸ばす。
どうしたって心のどこかで両親が居るからと安心していたり、学校に行かせて貰っていることを忘れてしまったりしたときに、わたしの背筋を伸ばす。

やりたいことなんて沢山あって当たり前で、それをこなしていくことも大切だけれどわたしは先にやるべきことをちゃんと、やりたい。

怖がって前に進めなかったころよりも、いま立つべき場所にまっすぐ立てないことの方が不安だと思うようになったのだ。

ちゃんと今まなぶものを。こなすことを。ひとつひとつが、与えて貰っている。我儘に任せて放り投げたら、ぜったい後悔する日が来るだろう。

どんな物事でも、深く知った方がたのしいでしょ。

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