5月11日　蠍座の満月

　蠍座は水の固定で「人（情）にしがみつく」とか言われます。その反対側の太陽は「モノにしがみつく」牡牛座の土の固定に太陽があります。

　満月が近づくにつれ、人間の体にも様々な変化が起こるので、満月よりも少し前から自分以外にも変化が起こります。テンションが上がり易いので、先日鑑定させていただいたクライアントさんにも早速衝撃の展開がありましたし、同じクライアントさんから、矢継ぎ早に鑑定が入るのは、満月までの事が多いです。

　今回起こる満月は、蠍座の21度、「自らの良心に従い、兵士が規律に抵抗する」と言う場所で起こります。

21度は２＋１＝３で、絶えず動き回る創造性の3になり、蠍座のサインの中で最も勢いのある場所なのです。そこを照らす太陽に冥王星は120度、月には60度で山羊座で土の活動の冥王星が関わって来ます。煽る太陽と煽られて勢い余って発砲しそうなる兵士に、8ハウスにある最も力のある冥王星が「待て待て」と双方を宥めるように間に入って、うまく回していこうとします。

　いつも満月になると手放しネタが多くなりますが、今回はどうでしょう？？

牡牛座は（感じて積み重ねていく）感覚・感性の場所であるし、蠍座は人の情と深く結びついてくっ付いていく場所、山羊座は（無駄を省いた）社会性とか社会的普遍性なのでそこに「極限を知る」冥王星があるので、どうせ手放すならば、現実社会でしっかり地に足をつけて結果を出す為に、不必要な物や感情を捨てては如何でしょうか？？？

スマートにより夢の実現を近づけるのは、お守りやオイルを大量に持って安心したり、何十万もする高いお金を払ってセミナーに行くよりも「どうするべきか？？と考えて行動する事」だと私は思います。

　世の中的には今年の秋、木星が蠍座に入るので、「ビリオネアイヤー」とかで大騒ぎのようです。しかし、蠍座には「生死」や「パラサイト」「支配」の意味があるので、そう言うところもクローズアップされても良いと思います。

明るく堅実に生きるためにも、情報弱者になってはいけないかな…と私は思います。