カルチャー2

占星術基礎講座の時に伝える、占い士としての姿勢

 初期の頃のレジュメには書いていませんが、今は最後に私の思いを伝えています。

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占いの仕事をしていて、一番うれしいのは、暗い顔をしていたクライアントさんが笑顔になった時です。

運勢を当てていくのではありません。

クライアントさんに聞かれた内容について答える事が仕事です。

ある程度星が読めると陥るのが、『全能感』です。人のコンプレックスや、傷つきやすい場所を知る事ができるから、世の中にはそこを利用して、占いやスピリチュアルのクライアントにしていく人達がいますが、星は常に動き、時間は戻りません。

学びを『一時の高揚感』に使うよりも、

真摯にクライアントと向き合う事で、『笑顔にできた』という『達成感』と

占星術を学んで良かったという『充実感』も味わえる筈です。

少なくとも私はそうです。

・高性能の望遠鏡でより確実に星は観え、スペースシャトルが飛び、宇宙は身近なものになりました。星の軌道は、昔より正確にわかります。つまりは、私たちが今学んでいることは、常に古くなっているという事です。そして、『命卜相』の1つの手段でしかありません。

・地球上には沢山の占術があります。多角的に学んでも、ただの当てに行く占いにするのか、自分の生き方にプラスして、自分自身も周りも豊にするのかは、『あなた次第』です。

星の動きは止められません、しかし動く星の力を使うことはできます。悪い方にも良い方にも。   

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後悔先に立たず…。


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