易の究極「占わずして吉凶を知る」
易は「変化の書」なので、64の卦がストーリになって更に1つの卦に色々な解釈があり、易の受講生さんには、岩波新書から出ている、『易経』の上下を事前に購入して、講座を受けて頂きます。例えば「乾為天」には6つ爻があり、6つのストーリーになっています。ここの解釈も、本によっていろいろな解釈があるので、取り敢えず原文を読むことから初めてもらいます。
易も、周易、断易、梅花心易などがあり、そのどれも素晴らしいのですが、
荀子の「善く易を為(おさ)むる者は占わず」という言葉があります。なので荘子も「占わずして吉凶を知る」と言っています。
変化の原理を知り・学べば、感じれば、おのずと察する事ができるという事なんです。
先日、料理での季節の先取りや、織路先生が良く言う起った事には何か理由がある~は、ここに繋がるのです。
昔の人は今の様に便利なものがなかったので、そういう感覚がもっと敏感だったと思います。色んな事に落ち込んだり、テンションを上げるのも在りだと思いますが、ちょっと考え方を変えて、
この現象は何を告げているのだろう??
と、身近なものだと夢とかもその一つだし、何も植えていない場所で、突然にょきにょきと植物が伸びだしたり、又は枯れ出したり、大事なモノが無くなったり、壊れたり…etc
スピリチュアルの感覚ってどう伸ばしていくのかよくわからないですが、意外と身近な事に細かに目をやると、現実的に見える事があるので、私はどっちかって言うとこういう感覚の方が役に立つんじゃない??って思うんですが?
どうでしょ??
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?